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「結婚相手は抽選で」とは?
2018年10月6日から11月24日まで放送されたドラマ「結婚相手は抽選で」。
このドラマは垣谷美雨の小説が原作となっており、野村周平主演でテレビドラマ化されました。
この作品は原作とは少し異なっており、抽選見合い結婚法に振り回されるというだけではなく、法律の問題点に気づいてレジスタンス活動を行う姿も描かれています。
少子高齢化に歯止めがかからない日本。政府はついに、苦肉の策に出ます。「抽選見合い結婚法」を制定。そう、まさに“結婚相手は抽選で”。対象は25歳から39歳までの男女。本人の年齢プラスマイナス5歳の範囲内で国が無作為に相手を抽選で選びます。相手が気に入らなければ2人までは断ることが出来ますが、3人断った際は、「テロ対策活動後方支援隊」に2年間従事しなければなりません…。この法律制定をきっかけに、対象となる若者たちが振り回され、翻弄されていきます。そして、「強制見合い」を通じ現代社会の様々な問題が浮き彫りになり…。
人は何故結婚するのでしょう?結婚して夫婦になり、子供が生まれ家族になる。それは本当に当たり前のことなのでしょうか。このドラマは様々な問題を抱える現代の若者を通じ、「結婚は本当に必要か?」「人と向き合うことの大切さとは?」を全ての人に問いかける、社会派ヒューマン作品です。
主人公・宮坂龍彦を演じるのは、フジテレビ系連続ドラマ初主演の野村周平。内気でオタクで潔癖症、全く女性にモテない独身男というこれまでのイメージを覆すキャラクターに挑戦。また、ヒロイン・冬村奈々には高梨臨。自分を見失って流されている現代女性を熱演します。
“もしも”の世界が生んだ“リアリティー”。
現代のリアルな社会問題を視聴者の皆さんと考えていきます!
コンピューターソフト会社のSE・宮坂龍彦(野村周平)は、オタクで過度の潔癖症であり、女性と会話もまともにできず全くモテない。今日も行きつけの定食屋にマイ箸を持参して食事する龍彦は、偶然目が合った同僚の女性社員に思い切り避けられてしまう。
そんな龍彦が、新調したスーツで身を固め、区役所の大会議室へとやってきた。そこには20代から30代の男女がひしめきあっている。龍彦が緊張の面持ちでいると、そこに、関西弁で喋る地味な服装の・鈴掛好美(佐津川愛美)、超イケメンの銀林嵐望(大谷亮平)が入ってくる。そして最後に会場に来たのは、派手な出で立ちの美人、冬村奈々(高梨臨)。奈々はトイレから戻る龍彦とすれ違うと、イライラとした様子で大会議室の場所を尋ね、礼も言わず去っていった。「何故あんな美人がこの会場に……」と疑問を抱く龍彦。
そこは「日本政府主催 抽選見合い 実施会場」————
時は三ヶ月ほど遡る。衆議院議員の小野寺友紀子(若村麻由美)は、官房長官から内閣府特命担当大臣に任命される。担当するのは「抽選見合い結婚法」。少子化対策とはいえ承服しがたい法案だったが、政治家としてステップアップするチャンスと捉え、受託する。
その頃、龍彦は女性社員にドン引きされ続け、オタク仲間の鯨井(加藤雅人)、北風(松本享恭)に慰められながら、一度は自分も恋愛をしたい……ともがいていた。
奈々はコネ入社したラジオ局でハガキ整理など雑用ばかりを任せられる日々。
そんな奈々の彼氏である嵐望は広告代理店社員で、テキパキと会議を仕切っている。
好美は関西の田舎の看護師で、何かと自分にかまう母親の過干渉に少し辟易していた。
そんな若者たちの前に、ネット動画で政府より新重要法案が発表された。
「抽選見合い結婚法」————小野寺によって説明されたその法案は、25歳から39歳までの各自治体内の男女を無作為に抽選で組み合わせてお見合いをさせた上、どうしても気にいらずに3人断った場合は、テロ対策活動後方支援隊に2年間従事しなければならないという、前代未聞のものだった。法案は日本中を大混乱に陥れる。
しかし「抽選見合い結婚法」は衆参両院であっさり可決され、実施されることとなった。そこから、龍彦、奈々、嵐望、好美の人生は、大きなうねりに巻き込まれていく。
政府が施行した「抽選見合い結婚法」は、内閣府特命担当大臣の小野寺(若村麻由美)からマスコミを通して詳細が明らかになっていき、提出書類を前に龍彦(野村周平)は、“見合い相手に対して一つだけ、希望条件の記入ができる”という項目に何を書くべきか悩んでいた。好美(佐津川愛美)は、酒乱の父親に苦しんできた母・あき恵(山口美也子)を反面教師に、“飲酒をしない人”と記入、嵐望(大谷亮平)は「母性の強い人」と書き込んだ。さらに恋人の嵐望にふられた奈々(高梨臨)は、祖母・紅子(冨田恵子)から、できるだけ難しい条件を書いて無効に持ち込む作戦を取るべきだと言われていた。その頃、「抽選見合い」対象者でもあるフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)は、この新法律に懐疑的で、その問題点を記事にしてネットニュースに配信していた。
抽選見合いの当日、最初の見合い相手を前に心臓が高鳴る龍彦。しかし相手は、龍彦のスマホのアニメの待ち受け画面を見るなり引き気味。突然、お腹を押さえて体調不良を訴えると、足早に帰ってしまった。案の定、抽選見合い事務局を通じその相手から、“性格の不一致”と断られた龍彦は、喋ってもいないのに…と落ち込むのだった。また奈々は、相手が希望条件に合わないと無効を訴えるが、事務局から条件が抽象的すぎることを理由に「拒否」と判定されてしまう。
約2週間後、龍彦は抽選見合い推奨喫茶店の店内で、2人目のお見合い相手、不動怜子(富山えり子)と名刺交換をしていた。龍彦より5歳年上の怜子は一流企業の主任と肩書きはエリート、しかしデブで見た目はお世辞にも良いとは言えない。その怜子からも断られた龍彦は、少し話しただけで断りたくなるぐらい自分はキモい奴なのか…と落ち込むが、断られた理由を聞きたいと思い切って怜子の名刺の携帯番号に連絡する。そして後日、怜子に会った龍彦は意外な理由を彼女から聞くことになり…。
2度のお見合いを経験した龍彦(野村周平)は、『抽選見合い結婚法に思うこと』というタイトルでブログに日記を打ち込んでいた。「人を傷つける法律なんて、本当にあっていいのだろうか…?」と次第に疑問を抱く龍彦の元に、“人を傷つける法律なんて、あっていいわけないよね!”と一件のメッセージが届く。そのメッセージの主は、フリージャーナリストのひかり(大西礼芳)だった。さらに職場の先輩が、抽選見合いを避けるために電撃結婚したものの後悔しているという話を聞いて、「抽選見合い結婚法」の被害者が山ほどいるのではという思いに至るのだった。
ひかりは、「テロ対策活動後方支援隊」(テロ撲滅隊)に関する情報をネット配信しようとするが、あっという間に削除されてしまう。官邸の指示により公安が徹底して情報漏えいを防ぐさまに嘆く小野寺(若村麻由美)。しかも入隊者の急増により予算オーバーの心配までしなければならず、悩みは尽きない。
その頃奈々(高梨臨)は、2回目のお見合い相手に気に入られてしまい、食事をすることに。元彼の嵐望(大谷亮平)とよく会っていた店で、一番高いシャンパンや料理を頼み、高くつく女を演じて見合いを断られるように仕向ける作戦に出たが、あまり効果はない様子。さらに偶然、嵐望が店を訪れて…。好美(佐津川愛美)も2回目のお見合いで出逢った男性と食事に行くが、相手との微妙な価値観の違いに戸惑っていた。
そして龍彦は3度目のお見合い相手、花村早苗(平岩紙)と会っていた。今度も年上で予備校の事務員をしているごく普通の女性だ。結婚に必然性を感じないという龍彦に対し、「じゃ、どうなったら必然性を感じるんですかね?」と問う早苗。龍彦の「子どもが欲しいと思ったらでしょうか?」という答えを聞いた早苗は龍彦を飲みに誘う。ついにチャンス到来か?と意気込む龍彦に、早苗から衝撃の告白が…。
政府に対する憤りが高まった龍彦は、『抽選見合い結婚法の被害者たち』というブログを書き始める。すると、“私も被害者のひとりです”と一通のコメントが届いた。それを読んだ龍彦の中で、封じ込めた魂がまた蘇ってきたのだった。
龍彦(野村周平)は、ここまでの自身の経験、会社の先輩の話や投稿を受け、起ち上げたブログ「抽選見合い結婚法の被害者たち」に積極的に書き込みを始めた。
そんな中4度目のお見合いに臨んだ龍彦は、相手の女性に会って1時間で潔癖症を理由に断られしまう。「カスくじ!」…これまで何度かお見合いで断られてきたとはいえ、やっぱり気持ちが沈み、いつにも増して激しく手を丁寧に洗う龍彦だった……。
一方、内閣府特命担当大臣 抽選見合い結婚法担当の小野寺(若村麻由美)から、該当者が自力で結婚相手を見つけた場合はこの法律から除外するという改定案が発表され、奈々(高梨臨)は、一か八かで嵐望(大谷亮平)に連絡し、馴染みの店で再会する。嵐望が見合い相手に断られ続けているという意外な事実を知った奈々は、「私と……結婚してください」と意を決して告白したが、「俺が求めるのは、母性の強い人。奈々には感じられない」とやはり嵐望に断られてしまう。自暴自棄になり泥酔した奈々は、すっぽかすはずだった見合い相手との待ち合わせ場所へ……。
その夜、同じくお見合いを終えた北風(松本享恭)が龍彦の自宅にやってきた。部屋で偶然、龍彦が書いたブログを見た北風は、「匿名でも、もっと自分のこともさらけ出してくれたら、共感してもらえるんじゃないかな」と龍彦を励ました。勇気をもらった龍彦は、潔癖症の原因となった中学時代の出来事をブログに綴り始めたのだった。
好美(佐津川愛美)は、お互いの理想の家族像の相違からお見合い相手と別れ、新たなお見合いに臨んでいた。緊張している彼女の隣に座ったのは…。そして、龍彦の5回目のお見合いの相手は、集合時間に30分以上遅れて会場にやって来た。いかにも無理目な感じの服装をした彼女が、けだるそうにサングラスを外すと…。
龍彦(野村周平)の5度目のお見合いの相手は奈々(高梨臨)だった。すでに2回お見合いを断り、テロ撲滅隊行きにリーチの奈々は、ブランドバッグにダイヤのアクセサリー、派手目な服装で無理目な女を演じ、料理がまるでできない事をアピールするなど、即見合いを断られるよう振る舞う。しかし、当の龍彦は美人の奈々を前に恐縮し、こんな僕をどうぞ断って下さい等と言い出す始末。自分に執着せずあっさり身を引こうとする龍彦に調子を崩された奈々は、引くに引けず自ら見合いを続行し、連絡先を交換して次回も会う約束までしてしまう。
その夜、龍彦は友人の鯨井(加藤雅人)や北風(松本享恭)に状況を話す。北風は「その女、明らかにリーチだね」と断言。テロ撲滅隊行きリーチになった女性が被害にあった刑事事件が多数起きている状況を話す。奈々のような美人が何故、「抽選見合い結婚法」に振り回されているのか…。恋愛とはどこか違う気持ちのように思うものの、奈々のことが気になっていく龍彦だった。
一方、好美(佐津川愛美)はイケメンで好条件の嵐望(大谷亮平)とお見合いで出会ったことに驚きと緊張を隠せない。さらに好美が出した「飲酒をしない人」という条件に合致しないことを知った嵐望から、「ノーカウントにしないで欲しい、僕ともう一度会っていただけませんか」と真剣な眼差しでアプローチされる。嵐望は好美に母性の強さを感じていたのだった。そして2度目の食事でさらに二人の距離は近づいていき…。
数日後、龍彦と奈々は前回と同じ喫茶店で会っていた。緊張している龍彦に対し、男のくせにみっともない等とあれこれアドバイスする奈々。奈々は龍彦の前では、徐々に本音を出せるようになっていく。料理ができないと言う奈々をお好み焼き屋に誘った龍彦は、強引な奈々によって“マイヘラ“を奪われ、潔癖症を乗り越えるよう促されて……。
そんな中、3回目のお見合いを終え限界を感じた北風は龍彦にある告白をする。
友人の北風(松本享恭)からゲイであることを打ち明けられた龍彦(野村周平)は、LGBTについて真剣に調べはじめる。北風のゲイの友人である劇団の主催者・広瀬(内田健司)にも会い、性的マイノリティの社会的現状について教えられる龍彦。それは、「抽選見合い結婚法」での被害者をこれ以上増やさないよう、「抽選見合い結婚法 改定案 上申書」を作成するためだった。さらに龍彦は出来上がった上申書を見てもらうため、以前からその政権批判の記事に感心していたフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)に会った。ひかりは内容に共感し、会話するうちに、龍彦が自分の愛読するブログの主宰「たっちゃん」であることに気付く。テレビの討論番組を見て、失言する大臣の小野寺(若村麻由美)を苦々しく思っていたひかりは、龍彦の作成した上申書を持って、ある行動に出たのだった……。
そんな中、奈々(高梨臨)は、龍彦と最後に会ってから、一週間以上連絡がないことにどこか苛立っていた。そして、幼い頃に亡くなった母親との思い出が詰まった自宅をリフォームするという祖母・紅子(冨田恵子)の言葉に激しく動揺する。
一方、嵐望(大谷亮平)から、「お母さんに、紹介して欲しい」と告げられた好美(佐津川愛美)は一抹の不安を感じながらも、母・あき恵(山口美也子)を東京に呼び寄せた。嵐望を交えた食事会の日、「好美さんとの結婚、許していただけませんでしょうか」と言った嵐望に、その場では承諾したあき恵。しかし好美には、「あの男は信用できん」と、好美から結婚を断るようにと言うのだった。
そんな中、緊張しつつも龍彦は奈々にようやく連絡し、龍彦が決めた居酒屋で再会していた。いつものようにマイ箸を使おうとすると、強引に店の箸で食べさせる奈々に感謝する龍彦。そんな奈々も龍彦に自然と家族の話をし、悩みを打ち明けて涙を流す。変わりたいのに変われない。テロ撲滅隊にも行きたくない…。リーチ女であることを告白した奈々は、龍彦に…。
奈々(高梨臨)に龍彦(野村周平)の方からお見合いを断って欲しいと頼まれ、抽選見合い事務局に断りの電話を入れた龍彦の気持ちはどこか冴えない。しかし、ひかり(大西礼芳)から、上申書を小野寺大臣(若村麻由美)宛に提出したというメールが届き、「抽選見合い結婚法」改正に真剣に取り組む気持ちに切り替えていた。ひかりは、自分が小野寺の娘であり、直談判したことを龍彦に話す。そして龍彦はレジスタンスの団体「ASBE」(アズビー)を一緒に起ち上げた、広瀬(内田健司)や北風(松本享恭)をひかりに紹介する。
数日後、小野寺が会見を開き、「該当者が現在なんらかの病気、疾病を患っている場合は即時中断事項とする」と、「抽選見合い結婚法」の改定事項を発表した。喜ぶ龍彦たち。さらに新たな情報交換の場として、【抽選見合い結婚法目安箱】のSNSアカウントを起ち上げることを皆に熱く報告する龍彦の手は、マジックペンで汚れていた。龍彦は、すでに潔癖症を克服しつつあった。そして、龍彦たちの活動に勇気をもらったひかりは、母である小野寺に、ある告白をするが…。
一方、好美(佐津川愛美)は嵐望(大谷亮平)から「大事な話がある」と切り出される。
嵐望から伝えられた告白の内容に、好美は驚き、絶望的に落ち込む。それは好美には到底受け入れる事の出来ない、嵐望の真実だった…。
そんな折、龍彦が起ち上げたSNSアカウント【抽選見合い結婚法 目安箱】が世間で反響を呼び、次第にマスコミに取り上げられるようになっていた。ひかりの計らいもあり、龍彦たち、「ASBE」のメンバーと小野寺の面会が実現する。
「抽選見合い結婚法」の施行から1年あまりが経過した。そんな中、龍彦(野村周平)たちの反対活動団体「ASBE」はマスコミからも注目され、若者を中心に人気が沸騰しており、一部の反発を撥ね退けホールでの反対集会を計画していた。龍彦は裏方だが中心メンバーとして、目安箱に届いた法律による被害者の言葉を集約し、小野寺大臣(若村麻由美)に提出していた。そんな龍彦に、リーダー・広瀬(内田健司)が集会でのスピーチを薦める。しかし、「思い切って自己表現をしてもらいたい」という広瀬の言葉も空しく、苦しい表情で断る龍彦だった。
そんな折、広瀬が番組に出演することを知り、欠勤していたラジオ局に久々に赴いた奈々(高梨臨)は、付添いで来ていた龍彦と再会する。以前行ったお好み焼き屋で近況を話す2人。いつの間にか料理慣れし、手際よくお好み焼きを焼く奈々を優しい表情で見つめる龍彦。奈々が料理を始めたことや、ヴァイオリンをもう一度弾こうかと思っていると話す一方、龍彦はお見合いでの様々な出会いによって、徐々に女性とコミュニケーションが可能になり、実はこの法律も悪いことばかりではなかったと告げた。「ASBE」での活動によって潔癖症からも脱しつつあるという。しかし奈々は、龍彦が人間不信の根本とまだ向き合っていないことを察知する。そして、自ら「ASBE」を立ち上げたにも関わらず集会で壇上に立ち自己主張をしない龍彦を、「ヒーロー気取りの似非ヒーロー、いつまで逃げてるのよ!」と突き放した。それは“変わりたい”と願う、自分自身への思いを龍彦に託すかのようでもあったが、2人は決別してしまう。
一方、見合いを3回断った罰則で東京を離れ、山村の小さな診療所で働いている好美(佐津川愛美)は、好美への思いを断ち切れずにいる嵐望(大谷亮平)からのメールに、未だ返信することができない。好美はある重大な決断をしていた。
宮坂龍彦 – 野村周平
冬村奈々 – 高梨臨
銀林嵐望 – 大谷亮平
鈴掛好美 – 佐津川愛美
小野寺友紀子 – 若村麻由美
山口一朗太 – 平山祐介
ひかり – 大西礼芳
北風祐輔 – 松本享恭
鯨井浩樹 – 加藤雅人
鈴掛あき恵 – 山口美也子
冬村紅子 – 冨田恵子
冬村洋平 – 久ヶ沢徹
奈々の母 – 加治友理
宮坂千鶴 – 森澤早苗
永岡創 – 松本大志
安藤加代 – 森下ひさえ
間宮 – 岡慶悟
事務局員 – 田中貴裕
アナウンサー – 榎並大二郎
「結婚相手は抽選で」配信状況
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TSUTAYA DISCAS | × | 30日間 |
Paravi | × | 2週間 |
Amazonプライム | × | 30日間 |
※本ページは2022年10月時点の情報になります。
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感想
この作品はまず設定がとても面白いと思った。
そしてお見合いであっても恋愛であっても、自分が幸せになりたいというだけの出会いはいずれ難しい結末を迎えやすいのだなあと感じる。
紆余曲折を経ての結末にはとても感動させられた。
「抽選見合い結婚法」とだけ聞けばギャグみたいに聞こえるし、ありえない世界の話ではあるけれど、内容はとても社会派ドラマになっていて素敵だった。
「法」と聞けば政治関係のややこしいことなどが出てくるのかと思うけれど、そうではなくて法律に振り回されている若者たちの葛藤と成長が描かれていたので、素敵なドラマだと思う。
この作品を見ながら主人公たちが成長していく姿を最後の最後まで見届けたくなるような話だった。
そして法律のことは置いといて、人生を変えるのは人との出会いなんだと思った。
法案はありえないものだけれど、見ているうちにもし現実になったらどうするんだろうなんて想像するのも楽しかった。
まとめ
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