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◆アンサング・シンデレラ
◆竜の道
◆東京ラブストーリー2020
◆ラジエーションハウス
◆ラストシンデレラ
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ストロベリーナイトSP
2010年11月13日に放送された『ストロベリーナイトドラマスペシャル』。2009年日本ミステリー界NO.1話題作と言われる誉田哲也原作の「ストロベリーナイト」をテレビドラマ化した作品。
あらすじ
捜査一課の姫川玲子警部補(竹内結子)が監察医の國奥定之助(津川雅彦)に相談をしていると、姫川の携帯が鳴った。現場の元水公園に直行すると、部下の菊田和男巡査部長(西島秀俊)や大塚真二(桐谷健太)らがいた。植え込みの上にブルーシートの包みがあり、遺体が入っており、ヒモで6カ所、ガッチリ結んであった。「玲子ちゃん!」という声が聞こえ、振り向くと、かつて世田谷の帳場でコンビを組んだ井岡博満巡査長(生瀬勝久)がいた。井岡は所轄の亀有西署に異動となっていた。井岡と同じ署の北見昇(林遣都)も姫川にあいさつをする。
捜査本部会議室。今泉春男係長(髙嶋政宏)によると、被害者の死亡推定時刻は一昨日の午後7時から10時で、切創は下顎骨左下から咽頭上部に抜ける形で一直線、胸には食い込むように多数のガラスの破片が刺さっており、みぞおちから股関節に達する切創は死後につけられたものだという。
班長の姫川は菊田がデスクになると、今泉係長から告げられ、不満を爆発させる。夜、姫川が居酒屋で部下たちと飲んでいると、北見が東大出のキャリアで、新米にして警部補、父親は第三方面本部長の北見克好だという話で盛り上がる。大塚は北見がキャリアだと知らず、タメ口をきいていたことを恥じる。
翌日。被害者が歯形から、事務機器リース会社、大上商会社員の金原太一(山本浩司)(34)と判明する。大上商会の部下の小沢によると、金原は普通は相手にされないような大企業に次から次へと営業をかけ、むちゃをするようになったという。金原の妻によると、金原は先月の第2日曜日より前から、毎月第2日曜日の夕刻から深夜近くにかけて外出をしていたそうだ。
姫川は橋爪管理官(渡辺いっけい)に「ホシが殺害後に腹部を切り裂いた理由がわかりました」と詰め寄る。遺体を遺棄現場近くの内溜に沈めるためだというのだ。ただ沈めただけでは、体内にガスがたまって浮力となり、時間が経てば水面に浮かぶが、腹部を切り裂けば、ガスはたまらず確実に沈められると力説する。さらに、姫川は、植え込みは遺体の受け渡し場所で、誰かが夜中に遺体を運び、別の誰かが明るくなる前に内溜に投棄する・・・と推理を披露する。そして、監察医の國奥から送ってもらった深沢康之という男の死体検案書を見せる。深沢は先月7月17日にネグレリアフォーレリという珍しい寄生アメーバに感染し死亡していた。感染したのは死亡の約1週間前で、7月の10日前後、第二日曜日も含まれている。深沢は保護観察中で、あの内溜で感染したことが濃厚だ。姫川は、深沢があえて内溜に入る必要があり、感染した、そして、内溜には腹部を切り裂かれた別の遺体が沈んでいるはずだと主張する。
内溜を捜索するとブルーシートの包みが見つかった。首と腹部の切創は金原のものと同じだった。だが、姫川の推測が正しかったことに異を唱えるものが現われた。姫川の天敵、“ガンテツ”こと、勝俣健作警部補(武田鉄矢)だ。勝俣は姫川の手法を非難し、姫川の忘れられない過去の傷に触れる。
内溜の遺体の身元が割れた。大手広告代理店・白広堂クリエイティブディレクター、滑川幸男(山崎直樹)(38)。滑川の後輩によると、一昨年にCM大賞をとった後、スランプ状態になっていたが、今年になってハイテンションになっていたという。さらには、今年に入って、滑川が毎月第2日曜日の夜、どこかに出かけていたことが判明する。
大塚は、滑川の大学時代の友人から、今年4月に会った滑川が「ストロベリーナイト」がどうのこうのと言っていたのを思い出したと聞く。大塚が怪しげな掲示板の書き込みを見ると、普通の検索では見つからない「ストロベリーナイト」という隠れたサイトがあって、実際に人が殺されているように見える映像の後に、血文字で「ストロベリーナイト」と現われる・・・と書かれてあった。
「ストロベリーナイト」の意味とは?そして、「ストロベリーナイト」を巡り、さらなる被害者が・・・。「ストロベリーナイト」の真相に向け、火花を散らす姫川玲子と“ガンテツ”勝俣警部補。果たして、姫川は「ストロベリーナイト」の謎に迫り、事件を解決できるのか。そして、姫川が刑事となるきっかけとなった心の傷とは・・・?(FOD公式サイトより)
キャスト
竹内結子/西島秀俊/武田鉄矢/桐谷健太/生瀬勝久/遠藤憲一/髙嶋政宏/国仲涼子/渡辺いっけい/林遣都/谷村美月/佐藤祐基 他
連続ドラマ『ストロベリーナイト』
2012年に続編が連続ドラマとして放送。新たなキャストも加え、姫川玲子シリーズ『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』を原作に物語が描かれています。
第1話 「シンメトリー」
刑事・姫川玲子(竹内結子)率いる捜査一課姫川班の活躍を描く。ある日、レール上で列車に真っ二つにひかれた遺体が発見される。遺体は10年前に飲酒運転で列車転覆事故を起こした米田(北上史欧)と判明。さらに生前米田が、事故の遺族会から高額の賠償金を請求されていたと分かる。
第2話「右では殴らない」
劇症肝炎で死亡した3人の体内から、同じ違法薬物が検出された。一度は覚せい剤取締法違反として処理されるが、玲子(竹内結子)は何者かが薬物を意図的にばらまいたと推理し、連続変死事件として捜査する。結果、3人が会員同士がチャットできる、同じネットゲームの会員だったと分かる。
第3話「右では殴らない」
玲子(竹内結子)らは、ネットゲームのアクセス履歴から違法薬物で死亡した3人の男性と接触した共通の人物を探っていた。そんな中、下坂(北見敏之)という医師にたどり着くが、下坂にはアリバイがあった。さらに、何者かが下坂に成り済まし、ゲームに不正登録をしていたことが判明する。
第4話 「過ぎた正義」
刑法や少年法の規定で、無罪や軽い刑で済んだ二人の男が続けて死亡する。それぞれ事故とされるが、事件性を疑う玲子(竹内結子)らは捜査を開始。そんな中、3年前に監禁殺人を犯すも、少年法の適用で2年で出所した安井(TOMO)の遺体が見つかる。玲子は死亡した3人の共通点を探る。
5話 「過ぎた正義」
玲子(竹内結子)は元刑事の倉田(杉本哲太)が殺人罪で服役中の息子・英樹(石黒英雄)を出所後に殺害しようとしていると気付く。前科のある者が立て続けに死亡した事件にも倉田が関与していると考え、捜査を再開。そんな中、玲子は英樹が殺害した元交際相手がストーカー被害に遭っていたと知る。
第6話 「感染遊戯」
大手製薬会社社員・長塚(窪寺昭)が刺殺される。成城南署の刑事・真弓(加藤あい)とコンビを組むことになった玲子(竹内結子)は、長塚が胸部を数カ所刺されていたことを知り、怨恨の線で捜査を進める。そんな中、菊田(西島秀俊)はいつも以上に捜査に積極的な葉山(小出恵介)に違和感を覚える。
第7話 「悪しき実」
アパートの一室で変死体が見つかる。捜査を始めた玲子(竹内結子)らは、通報した女性が姿を消していることを知る。さらに、遺体は村田と名乗っていた暴力団構成員・岸谷(松田賢二)のものであり、行方不明の女性は岸谷の同居人であると判明。玲子らは他殺の線で捜査を進め、女性の行方を追う。
8話 「悪しき実」
死亡した暴力団構成員・岸谷(松田賢二)が利用していた私書箱から、11枚の写真が見つかる。さらに、写っている人物が全員射殺され、いまだに犯人が逮捕されていないことが判明。玲子(竹内結子)は岸谷が殺し屋であると推理し、菊田(西島秀俊)と共に同居人の美津代(木村多江)を捜しに行く。
第9話 「ソウルケイジ」
自動車の下から、成人男性の左手首が見つかる。バラバラ殺人事件として、玲子(竹内結子)と日下(遠藤憲一)の班が合同捜査を行うことに。だが、捜査方針をめぐって玲子と日下は対立する。そんな中、玲子の母・瑞江(手塚理美)が心筋梗塞で倒れたと父・忠幸(大和田獏)から連絡が入る。
最終話 「ソウルケイジ」
殺害された高岡(石黒賢)は13年前に“本物の高岡”から戸籍を奪った“偽者”だった。玲子(竹内結子)らは13年前のことを調べ始める。そんな中、高岡工務店の従業員・耕介(濱田岳)の父親が生前勤めていた会社の保険業務担当・戸部(池田鉄洋)が、高岡殺害の翌日から姿を消していることが判明する。
キャスト
竹内結子、西島秀俊、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平、津川雅彦、渡辺いっけい、遠藤憲一、高嶋政宏、生瀬勝久、武田鉄矢 他
ストロベリーナイト(映画)
姫川玲子シリーズ『インビジブルレイン』を原作とし2013年に映画化。姫川・菊田の恋愛関係に牧田を加えた3人による三角関係を前面に出して脚色された物語となっている。
あらすじ
直感と行動力を武器に、数々の難事件の真相に迫り、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課・姫川玲子。その姫川玲子率いる姫川班の管轄で発生した殺人事件。左目が縦に切り裂かれる4つの死体。手口も一致していることから、警察は連続殺人事件とみて、合同特別捜査本部を設置。そんな折り、「犯人は柳井健斗」という不審な電話を受けた玲子。そして「柳井健斗には触れるな」という上層部からの指示。納得のいかない玲子は、部下の菊田に姫川班を託し、単独捜査を始める。たどり着いた「柳井健斗」のアパートで、マキタという男と出会うが・・・。
キャスト
竹内結子 西島秀俊 大沢たかお 小出恵介 宇梶剛士 丸山隆平 津川雅彦 渡辺いっけい 他
監督:佐藤祐市
『ストロベリーナイト~アフター・ザ・インビジブルレイン』
2013年1月26日放送。姫川玲子(竹内結子)、姫川が強い信頼を抱いている捜査十係(=姫川班)刑事の菊田和男(西島秀俊)、姫川の部下・葉山則之(小出恵介)、姫川のライバルである日下班を率いる日下守(遠藤憲一)と井岡博満(生瀬勝久)、姫川の「天敵」である五係主任・通称「ガンテツ」こと勝俣健作(武田鉄矢)がそれぞれ主人公となり、それぞれの人物にフォーカスを当てたオムニバス形式のドラマ。互いに絡まり合う人間関係、事件から目が離せない。
あらすじ
◆「アンダーカヴァー」
(出演:竹内結子 岡田義徳 光石研 他)
ド派手な格好の女ブローカーが怪しい関西弁を振りかざす…。姫川玲子(竹内)は、関西のバイヤーに変装し、ブローカー仲間を渡り歩いて、詐欺集団の情報を集めていた。冷徹に獲物を定めると容赦なくだまし、大金をむさぼり取る詐欺集団。だが、殺人でもないのに刑事課である姫川がなぜ詐欺事件を追っているのか?
◆「東京」
(出演:西島秀俊 國村隼 大野いと 他)
菊田和男(西島)は先輩刑事であった木暮利充(國村)の墓参りに来ていた。菊田はそこで多田美代子(大野)が先にお参りを済ませている姿を見かけ…。
◆「沈黙怨嗟/サイレントマ―ダー」
(出演:小出恵介 竜雷太 山本圭 他)
◆「左だけ見た場合」
(出演:生瀬勝久 遠藤憲一 大高洋夫 阿南健治 他)
◆「推定有罪/プロバブリィギルティ」
(出演:武田鉄矢 杉本哲太 平岡祐太 入江雅人 他)
キャスト
竹内結子/西島秀俊/小出恵介/遠藤憲一/生瀬勝久/武田鉄矢/國村隼/杉本哲太/光石研/竜雷太/山本圭/岡田義徳/平岡祐太/入江雅人/大高洋夫/阿南健治/大野いと 他
みんなの感想
原作小説も有名な作品で、小説も読んでいましたが、ドラマの方が独特の世界観感とリアルな描写が更に伝わってくる作品です。このドラマは普通の刑事物のミステリードラマとは違って、人間模様がとてもリアルに描かれており、警察の内部組織についても複雑な人間模様があって、その点がとても面白いです。俳優陣の演技も素晴らしくて、登場する刑事たちが個性的でありつつも実際にいそうな人物として演出されており、現実社会を上手く表現しているように感じました。まず印象的なのは主人公の姫川玲子です。殺人事件を担当する強い女性刑事の姿がありつつも、過去に性犯罪の被害に遭ったトラウマも抱えており、毎回複雑な葛藤をしながら時間に真摯に立ち向かう姿に感動を覚えます。この役を見事に演じている竹内結子さんの女優としての凄みを感じることができます。他の俳優陣の演技も素晴らしいのですが、中でも存在感抜群なのが武田鉄矢さんです。かなり個性的で無茶な操作をする刑事の役ですが、その雰囲気が絶妙で、彼が登場するだけで空気感が変わるのはさすがの演技力でした。ストーリーも単に犯人を捕まえる話ではなく、すっきりしないような終わり方もあるのですが、それがリアルに色々と考えさせられるので、私は個人的に好きです。世界観が素晴らしい名作ドラマです。
原作も読んだことがあります。ドラマを見てからですがほぼ沿った内容。竹内結子さんと二階堂ふみさん両方バージョンがありますが甲乙つけがたい。それぞれ良いとは思うのですがやはり先にやった竹内結子さんの姫川玲子が大人っぽく強い女性でも心のうちには弱い部分もある、それをしっかり表現できていました。話は一話完結がメインで、結構残酷な事件が多いのですがそれを和らげるためにかアニメーション的な再現VTRになってたんですけどそれはそれで恐ろしくて反対に怖かったです。とくにアシンメトリーの時はとても残虐でした。その話ではまだそこまで人気がなかった滝藤賢一さんの怪演は見ものです。怖いと言いつつも何度か見たくなる回。それもですがとくにお気に入りは最終話のソウルケイジ。前後編と分かれていましたが涙なしでは見られないです。個人的には生瀬さんと池田さんが別ドラマで警察コンビとしてやっていたのにこのドラマでは警察とヤクザという設定として共演していてあまり絡みはなかったのですが一緒に出てくれて嬉しかったです。姫川と菊田との関係もドキドキして見守りつつも番外編、映画化もされたので本当に面白いシリーズのドラマだった、このキャスティングでもっと他の時間も観たかったです。
書籍での発売からテレビドラマ化され更に人気を博したストロベリーナイト。
ついに待望の映画化。壮大なストーリーに秘められた真実とは…
近年類を見ないダークな刑事ドラマですが、上司や組織との考え方の違いに納得出来ず迷いながらも自分の考えに真っ直ぐ突き進む女刑事(姫川 玲子)。
周りと衝突しながらも正直に生きる姿は不器用ながらも美しく、目が離せません。
また、刑事仲間との強い絆や微かに見え隠れする恋愛など見どころ満載の映画です。
ストーリーは因果応報から始まる連続殺人事件。
暴力団の構成員の腐敗した死体が発見された事を皮切りに同様の事件が連続。
同じような傷を持つ死体、壁に飛び散った血痕。
それらの特徴はどのようなメッセージが込められているのか…全てが繋がった時きっと鳥肌が立ちます。
殺人事件解決を主ににしつつ過去をサブテーマとし、それぞれの辛い記憶との向き合い方、乗り越えるまでの苦悩に対してスポットを向けられていて考えられる場面が共感を呼びます。
それぞれの忠誠と歪んだ愛情、またそれによって連鎖する悲劇。断ち切る事は出来るのか。
強くあるとはどういう事なのか。
自分にとっても正義とは。
仕事とはどうあるべきなのか。誰にでも当てはまる日常に潜む疑問に深く踏み込んだ作品です。
難事件を追う様子は見ごたえがあり、先の読めない展開を良い緊張感を持って楽しむことができた作品です。刑事ドラマは数多くありますが、このドラマは女刑事が主人公ということもあり女性も興味を持って見ることができると思います。主人公の姫川玲子役の竹内結子さんは明るく天真爛漫な印象が強かったですが、この作品では新たな一面を見せてくれました。クールだけど仲間想いの姫川がかっこよくて、赤のバッグが印象的なファッションも素敵で同性ながらその頼れる雰囲気に魅了されました。一方では辛い過去を持っている姫川が、時折見せる陰のある雰囲気は見逃せませんでした。竹内さんが演じる姫川がとても魅力的だったからこそ、どんどんストーリーに引き込まれていきました。姫川の部下である菊田和男役の西島秀俊さんも役柄に合っていて、いつも姫川のことを気に掛けてくれる菊田の存在に救われることも多かったです。勝俣健作役の武田鉄矢さんも作品に良いスパイスを与えてくれていて、天敵である勝俣がいたからこそ姫川班もより一致団結できたのではないかと感じます。予想外のストーリーに驚き、良いことばかりではない展開に感情が揺れぶられることも多かったです。仲間の絆も感じることができる満足度の高い刑事ドラマです。
竹内結子が主演を務めていた刑事ドラマ。竹内結子がまだ若いこともあってかかなり色気のある役だったなという印象でした。掲示をしながら極道の道を歩んでいる人たちと体の関係を築きながらも事件解決を目指し奮闘していました。本当の刑事ならこんなこと本当にするのか?!という展開でしたがドラマならではの設定に最終回は涙なしには見れなかった作品でした。竹内結子演じる女刑事はシンが強くしっかりした女性の役だったのですが同僚の刑事達とあーだこーだ言いながら仲睦まじいシーンも多く重さと軽さがいい塩梅のドラマだったようにも感じます。
毎回手に汗握るような思いで見ることができ、本当に楽しいドラマです。
また、原作も放送後に読んだのですが、ドラマでは原作よりもかなり上手い具合にグロさがなかったように感じました。
最終回のシーンでは最後犯人が銃撃されて竹内結子の目の前で死んでしまうのですがその前に抱き合うシーンやら何やらとあった後だったのでこの2人には本当に愛があったのかもしれないのにこんなところで死んでしまうなんて…と衝撃でした。泣き崩れながらも彼を抱きしめるシーンは美しくも自らの過ちを罰せられたようにも感じるシーンでした。
『ストロベリーナイト』は衝撃的な描写も多くて、実にスリリングな刑事ドラマでした。
そして、主人公の姫川は過去に事件に巻き込まれていて、酷い目に遭っていて心に深い傷を負っているというのもあり、闇も深くダークな世界観でした。
竹内結子さんは、姫川の心の奥に狂気を抱え込んでいる感じを良い感じで表現して演じていたという感じがします。
竹内さんは、それまでは天真爛漫な感じの役柄が多く、この作品での役柄はそれまでのイメージを一変させるようなインパクトがありました。
そして、この作品をきっかけにして、大人の出来る女性の役を演じることが多くなった感じがします。
共演者も個性豊かな俳優さんが多く、見ごたえも抜群という感じがしました。
まずは、西島秀俊さんが格闘アクションで、バリバリな感じでキレキレで最強の強さを見せつけていて格好良かったです。
この作品で初めて西島さんのことを知り、出演作品を見るようになりましたが、この作品での役柄が「MOZU」や「CRISIS」で見せる刑事の原点だという感じがします。
また、遠藤憲一さんや武田鉄矢さんが姫川のライバル役を個性豊かに演じているのも見ごたえがあります。
特に、武田さんは強烈キャラの役柄でインパクトが強いです。
まとめ
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