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「グランメゾン東京」あらすじ
舞台はパリ。フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生をかけてフランスにきていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が“実技テスト”で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイディアを出して、代わりに作ろうとする。聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。その矢先に、男は、借金取りに追いかけられて、去っていく。
その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。
その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。
そこで、尾花が作った料理のあまりの美味しさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼした。
その時、尾花は倫子に突然、一緒に店をつくらないかと提案する。
オープンに向けて準備を進める「グランメゾン東京」。だが早速大きな壁にぶちあたっていた。開店に必要な資金5000万を用意しなくてはいけなかったのだ。倫子(鈴木京香)と京野(沢村一樹)は銀行にかけあうが、断られ続ける。
一方で、尾花(木村拓哉)はそんなことお構いなしにメニュー開発に没頭していた。
そんな彼らの動向を掴んだ「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)は冷笑するが、過去の尾花を知る丹後(尾上菊之助)だけは警戒を強めていた。
尾花たちは、次の作戦として、名声のある相沢(及川光博)に手を借りにいくが、シングルファザーで娘を育てていることもあり、オファーを断られてしまう。窮地の中、京野はある秘策を思いつく。それは、「gaku」の時に懇意にしていた城西信用金庫の融資担当・汐瀬(春風亭昇太)に相談すること。そこで、無担保で5000万円の融資を5年で完済することを条件に事業計画を説明する倫子だが、汐瀬から原価率の高さを理由に計画書の改善を求められてしまう―。
それを聞いた尾花は汐瀬に最高の一品を作るから食べてくれと直談判する。
はたして汐瀬が納得する一皿はできるのか?
尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)は、「グランメゾン東京」のメインディッシュになる肉料理に挑んでいた。しかし、納得できる食材でメニューを作り出せずに悩んでいた。
そんな折、京野(沢村一樹)は、パリにいる編集長のリンダ(冨永愛)から参加店の選定を任されたというフードライター・栞奈(中村アン)の紹介で、農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボ企画による鹿肉を使ったジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決める。
最初は乗り気ではない尾花だったが、丹後(尾上菊之助)率いる「gaku」が参加することを聞き、やる気になる。ついに直接対決か?と思われたが、「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)が、メイン食材となる鹿の上質な部位であるロースを市場から買い占めてしまい、尾花たちは絶体絶命のピンチに陥る。
そんな中、相沢(及川光博)から、伝説のジビエ猟師・峰岸(石丸幹二)の存在を聞かされた尾花と倫子。上質な肉を求め、早速彼のもとへと向かうが、頑固な職人の峰岸に門前払いされてしまう。
「gaku」とは雲泥の差の食材を使い、どう料理を作るか…尾花は必死に向き合う。
しかし、迫り来る期日…ついにコンクールの日を迎えてしまう。
不利な状況でも「グランメゾン東京」は「gaku」に勝つことができるのか!?
いよいよプレオープンを迎えることになったグランメゾン東京。だがそこに急遽、「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダ(冨永愛)がくることに。彼女は世界的にも名声が高く、彼女の評価一つで店の今後が決まってしまうほどの影響力があった。やる気を燃やす尾花(木村拓哉)に対し、緊張と不安が高まる倫子(鈴木京香)。そんな中、尾花は突然、デザートを作り直すと言い出す。
コースの最後を締め括るデザートはとても重要で、リンダを納得させるためには完璧なものを目指さなくてはいけない。さっそく尾花と京野(沢村一樹)は、祥平(玉森裕太)の働くホテルに向かう。
そこで尾花がスカウトしたのは、萌絵(吉谷彩子)だった。
萌絵はさっそく試作品を作るが、尾花と倫子は却下する。萌絵と尾花はそれぞれ栗を使ったデザートを作り、どちらがおいしいか対決することに。その話を聞いた祥平は、萌絵のデザート作りを手伝う…。
刻々と近づくプレオープン。尾花たちはリンダが認めるデザートを完成させることができるのか?
そしてグランメゾン東京は無事オープンを迎えることができるのか!?
3年前のナッツ混入事件について、リンダ(冨永愛)が書いた記事がもとで、記者からの直撃取材を受ける尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)。記事は、尾花の過去についても大々的に書かれて、炎上してしまう。
そして、ついに迎えた『グランメゾン東京』オープン当日。
しかし、前日までいっぱいだった予約はすべてキャンセルという最悪の滑り出しに。
オープンして、すぐに閉店の危機。
そんな中、尾花は余った食材でフードフェスに出店することを提案する。店に人が来ないのであれば、自ら外に売り出しにいくことで、お客さん誘導に繋げようと考えたのだ。
そして、そこに強力な助っ人が加わった。祥平(玉森裕太)だ。
祥平は、美優(朝倉あき)の父・西堂(岩下尚史)から、「グランメゾン東京」に融資した際のことを咎められたこともあり、尾花のもとを訪ねていたのだ。
全員で、力を合わせてフェスに向けた料理開発に挑む。
はたして、尾花たちは失った信用を取り戻し、顧客を獲得することが出来るのか…?!
祥平(玉森裕太)が丹後(尾上菊之助)のいるgakuに入ったことを知り、戸惑う京野(沢村一樹)と相沢(及川光博)。しかし、尾花(木村拓哉)は強力なライバルの出現を楽しんでいるかのようだった。そんな中、今年度のトップレストラン50の表彰式が東京で行われることに決定。それを聞いた尾花は、日本が誇る食資源の代表格である“魚”の料理を開発し直すことを決めた。その頃、丹後と祥平も魚料理の新メニューに取り組んでいた。
一方、グランメゾン東京のスタッフに栞奈(中村アン)が志願し加わることに。着々とチームが出来上がる中、江藤(手塚とおる)から金を受け取って内部情報を流していた芹田(寛
一 郎)はただ一人、取り残された気持ちになっていた。いつまでも料理を作らせてもらえない怒りから、芹田は店を辞めると告げる。
暗雲漂う中、グランメゾン東京は、果たして新メニューを完成させることができるのか!?
ついに幕を開けたトップレストラン50の発表セレモニー。
相沢(及川光博)は並々ならぬ覚悟で迎えていた。
というのも、発表の一週間前に、失踪していた妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が突然『グランメゾン東京』を訪れ、娘のアメリー(マノン)をパリに連れて帰ると言い出したのだ。アメリーを引き止める条件は、グランメゾン東京がトップ10を超えること。
尾花(木村拓哉)も気合が入っていた。なぜなら、10位はかつてエスコフィユが獲得した最高ランクだったからだ。そんな中、尾花は、相沢のためにあることを思いつく。
一方、丹後(尾上菊之助)と祥平(玉森裕太)も日本トップを取るために、力を尽くしていた。
こうして、それぞれの料理人が想いを込めて挑んだ戦いに、いよいよ決着の瞬間が訪れようとしていた。壇上のリンダ(冨永愛)によって次々と読み上げられていくランキング。
果たして『グランメゾン東京』の順位は?!
京野(沢村一樹)が、倫子(鈴木京香)に告白した翌日、尾花(木村拓哉)が音信不通になってしまう。周りの心配をよそに、夕方に戻ってきた尾花が連れてきたのは、彼の料理の師匠・潮卓(木場勝己)だった。彼の娘の凪子(伊藤歩)に頼まれ、退院する潮を迎えに行っていたのだという。
尾花は、潮に店の料理を食べてもらおうとするが、ほとんど手をつけず途中で怒って帰ってしまう。帰り際に、一番の問題は京野にある、とだけ言い残して…。
倫子たちは原因を探るべく潮の店に行く。そこでお店定番のビーフシチューの美味しさに衝撃を受ける。そんな中、尾花は潮の様子に異変を感じ……
栞奈(中村アン)が「グランメゾン東京」を辞め、再びフードライターに戻るという。
そんな中、尾花(木村拓哉)は彼女の履歴書にある違和感を抱く。
一方、ミシュランの審査開始時期まであと1ヶ月。倫子(鈴木京香)は、コース料理をリニューアルすることを決める。同時に、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案し、栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する。
その頃、「gaku」で働く祥平(玉森裕太)のもとに、フランス大使館のフェルナン・文則・ベルナール(マイケル富岡)が訪ねてくる。3年前のアレルギー事件について、真犯人を見つけたという。
そんな中、「グランメゾン東京」で開かれたワインの試飲会で、萌絵(吉谷彩子)が突然体調を崩し、病院に運ばれてしまう…。
尾花(木村拓哉)はリンダ(冨永愛)の告発によって「gaku」を去ることになった祥平(玉森裕太)を「グランメゾン東京」に誘う。店に迷惑がかかるからと断る祥平だったが、京野をはじめとした店のメンバーは、ある方法を思いつく。
一方、丹後(尾上菊之助)は、まもなく始まるミシュランの審査のプレッシャーからメニュー開発に行き詰まる。そんな丹後を見て、江藤(手塚とおる)はある計画を推し進めるのだった。
それぞれの店で大きな変化を迎える中で、迫るミシュランの審査。
着々と新メニュー開発に取り組む尾花は、ある大きな決断を下す!
はたして三つ星を取れるメニューは完成するのか!?
ミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理を作るため、フレンチにとって禁断の食材である”マグロ”に挑んでいる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。
一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう…
そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。
果たして「グランメゾン東京」は、三つ星を獲得する事はできるのか!?
(TBSサイトより引用)
「グランメゾン東京」キャスト
尾花夏樹:木村拓哉
早見倫子:鈴木京香
平古祥平:玉森裕太
芹田公一:寛一郎
松井萌絵:吉谷彩子
岩城淳:池岡亮介
金井勝也:池田航
久住栞奈:中村アン
相沢瓶人:及川光博
京野陸太郎:沢村一樹
丹後学:尾上菊之助
結月聡:馬場徹
柿谷光:大貫勇輔
江藤不三男:手塚とおる
相沢百江:木野花
相沢アメリー:マノン
蛯名美優:朝倉あき
リンダ・真知子・リシャール:冨永愛
相関図
スピンオフ「グラグラメゾン東京~平古祥平の揺れる思い~」あらすじ
平古翔平は悩みを抱えていた。しかし、彼女・蛯名美優はそれに気づかない。そんな中、職場の後輩・松井萌絵が翔平の異変に気づき…。
美優の父で政治家の蛯名西堂からの会食の誘いに気が乗らない祥平。そんな折、翔平は萌絵と飲みに行くこととなり…。
機嫌が悪い美優に動揺する祥平。どうすれば機嫌を直せるか考える中、祥平は美優との出会いを思い出していた。それは、運命的な出会いで…。
不機嫌な美優を祥平は高級レストランへ連れ出す。最高のデートを送っていたはずだったが、そこで萌絵たちと鉢合わせする。
西堂との約束を破ったため、ホテルを辞めることになった祥平は、美優とも別れろと告げられる。そんな中、祥平はある決意を固め…。
「gaku」で働き始めた祥平は仕事に没頭し、美優と会えずにいた。そんな中、飲みの席で、萌絵は祥平に酔った勢いで!?
トップレストラン50の会場で、偶然会ってしまった祥平と萌絵。先日のキスの意図を聞き出そうとする祥平
。そこで萌絵が語った本音とは!?
グラグラメゾン東京へけじめをつけに行った祥平。そんな彼を栞奈が追いかけてくる。祥平に近づこうとする彼女の目的とは!?
久々に萌絵と会った祥平。帰り道、京野と会った祥平は、リンダに事実を伝えにいく。そして、美優にも…。
美優に全てを打ち明けた祥平。そんな中、萌絵は倫子に祥平への気持ちを告白する。一方、柿谷が…。
「グラグラメゾン東京」が参加した、ミシュランの表彰式から数年後。祥平とその周りの人たちにはさまざまな変化が起きていた。
みんなの感想
グランメゾン東京は、グランメゾン東京というフレンチレストランを舞台にしておきる群像劇です。メインの登場人物で、物語の中心は、天才的な料理人でありながら、パリで修業をしていたときに起こした事件がきっかけで、色々と問題がある尾花夏樹の物語となっています。彼のパリの時代の同僚とともに、腕は悪くないが自信がたりないシェフ早見倫子の店・グランメゾン東京にミシュランで三ツ星を取ることを目標に腕のある料理人が揃います。一癖も二癖もある登場人物は、それぞれの人生に翻弄されます。尾花夏樹が話の中心にいますが、グランメゾン東京が星を取るまでの物語とみることもでき、グランメゾンをライバル視し、金、権力に物をいわせて蹴落とそうとする策略なども見どころの一つです。尾花のパリ時代に起こした事件がどのようにグランメゾン東京に後々影響をしていくのかも、後半カギとなっていき、グルメ雑誌の記者としてでてくるリンダリシャールこと富永愛の本場仕込みのフランス語をきくことができるのも魅力の1つです。画面に登場する時もモデルウォーキング張りの出方で、みていてかっこよく、回数が多くないのにインパクトあります。もう一人の主人公早見倫子を演じる鈴木京香は自信のない、おっちょこちょいな役は板についていて安心できます。
一流シェフとして活躍していた木村拓哉演じる尾花は、最高のメンバーとでレストランを二つ星にまで上り詰めていた。そして、名声はサミットの料理を任されるまでに。ところが、そのサミットで大変な失態をおかしてしまう。サミットに出席する大臣にアレルギー食材があり、予め確認していたにも関わらず、料理に混入させてアナフィラキシーショックを起こし、あろうことか、問い詰められ関係者に暴力をふるい業界から追い出されてしまう。そんな中、口にした料理の味付けや食材を見分けられながらも自身の店が傾きかけていた早見だったが、ひょんな事から尾花と出会い、住む所もない尾花は早見の状況から、手を組み三ツ星を取ることを夢みる。そんな中、実は、サミットでの不祥事には、重大な秘密があったのだった。
ほんの小さな名も知られてないレストラン。三ツ星だなんて、余りに唐突で大それた夢。それでありながら、レストランを作り上げて行く上でのひとつひとつの条件をクリアしていく様を観ているだけでもこ気味よく面白い。それと同時に、作り上げていく工程も迫力があり料理が美味しそうなのだ。料理とともに登場する食材を調理する様子から食材の焼ける香り、皿に盛り付けられた料理から薫りがするのごたまらない。
高級フレンチのレストランを経営するドラマです。主演のキムタクが演じるフレンチの料理人は、昔スキャンダルを起こしたことで仕事を失いましたが、再びフレンチのレストランで成功を収めようとします。ドラマの中で出てくる料理はどれも一級品で、とても美しく彩り豊かで美味しそうでした。周りの競合店とメニューやおもてなしを競い合い、上を目指す姿にはとても勇気を貰いました。様々な過程でトラブルは起こり、一筋縄では上手く行きませんが、最後の結果はとても納得のゆくものでした。またお話の中では登場人物たちが新メニュー作りに苦戦する姿も描かれ、思いも寄らない食材の組み合わせを試したり、幾つもの調理方法を試したりしていて、料理が出来上がるまでにはこんなにもの時間とアイデア、労力が必要なのかと感じました。また料理人によって得意分野が違い、お互いに厳しくありながらも協力し合う関係性がとても理想的だと思いました。中には彼らを良く思わず足を引っ張ろうとする人も出てきますが、最後には過去のスキャンダルの真相も見え、驚かされます。いくつもの見どころがある素適なドラマなので、ぜひ色々な人に見て欲しいです。見ればきっとフレンチ料理に興味がわくはずです。
木村拓哉さんが演じる、どん底まで落ちたフランス料理のシェフ・尾花が、夢を諦めない女性シェフと出会ったことで再び三ツ星レストランを目指す物語ですが、周りに敵が多くて一筋縄では行かず、ハラハラしてしまいます。ライバルレストランのシェフやオーナーから目の敵にされるのはもちろんですが、一緒に始めるレストランの仲間たちにも、それぞれに尾花に対していろいろな感情があって、働くのを断られたり、裏切られたり、まとめるのが大変!若い頃に一度成功した人は、這い上がるのにとんでもなく苦労するんだなと思わされます。それから、尾花と倫子はどうなるの?と恋愛模様も気になりますが、倫子の三ツ星レストランへの夢が強すぎて、尾花の作る料理にしか眼中なさそうなのが少しもったいない。尾花の相棒的存在の相沢、ギャルソンの京野と、最高にイケメン揃いのレストランですが、最も若手の平古祥平にはもっともっと成長して、けっして尾花を見習うことなく、真面目に頑張って欲しいなと期待しています。それから女性陣も、冨永愛さんや中村アンさんの美しいビジュアルがドラマに華を添えていて、グランメゾン東京のちょっと庶民的ながら夢のような場所を輝かせていました!
『グランメゾン東京』は、毎回こだわりがあり、食べたくなるような料理が出てくる素晴らしい料理ドラマでした。
素材から調理法から、何から何まで、本当に毎回こんなに苦労してこだわるのかという感じで、凄かったです。
ああいう感じのフレンチ料理屋があったら、一度は行ってみたいと思いました。
そして、ミシュランの星をとることに情熱をかける感じが見ごたえがありました。
出演者もさすがは日曜劇場枠ということで、豪華で、実力派揃いという感じで良かったです。
まずは、主演の木村拓哉さんはいつもどおりの安定感抜群の木村節を炸裂させるという感じで、勝気な主人公を好演していたと思います。
そして、鈴木京香さんとのやり合い的な絡みが最高でした。
まさか、あの鈴木京香さんをおばさん呼びにするというのは衝撃的で驚きました。
木村さんも主演する「BG」で斎藤工さんにおっさん呼びされているので、流行っているのかなという気がしました。
また、最近は主役が多い沢村一樹さんも刑事役などで見せる、少し狂気的な感じとは違い、穏やかで良い人の役を流石という感じでこなしていると思いました。
そして、木村さんと玉森裕太さんとのジャニーズ共演もあり、見所がたくさんあり引き込まれました。
グランメゾン東京での見どころは尾花と倫子が組んだことから京野、相沢を仲間に入れていく場面だと思っています。スポーツマンガで部員を増やしていって大会に出るような感覚に似ていて気に入っている場面です。京野を引き込むために魅せた倫子の男らしさというのが格好良かったです。そんな倫子に惚れてしまう京野というのも無理はないなと感じました。そして予想以上に難敵だったのが相沢で子供のことが絡んでいるんで余計に難しい部分がありました。ただ最終的にはその子供の為に尾花がお弁当を作ったのが最大の決め手になったなと感じました。好きだったのが尾花が口下手というのでは済まされないほど言うべきことを言わないことです。ただそれを行動で示す尾花というのが不器用ですが昭和の男みたいだなと感じながら観ていました。もう一つ注目してもらいたいのが尾花がフランス時代に起こした事件の真相です。徐々に真相というのに辿り着いていくのも見どころだと思います。個人的に好きな場面は尾花に結構キツいことを言う吉谷彩子が演じる松井萌絵です。完全な年下ではありますがガンガン攻めていくのが好きな場面でした。吉谷彩子は大人しい感じの女優に見えていたんで演技が上手いなと感じました。
まとめ
今回はドラマ『グランメゾン東京』をご紹介しました。
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