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「セレブと貧乏太郎」とは?
2008年10月14日から12月23日まで放送されていたドラマ「セレブと貧乏太郎」。
このドラマは、世界のホテル王の父親と女優の母親を持つセレブお嬢様と、5年前に妻と死別し、3人の子供を養いながら極貧生活を送るも、前向きに生きるワーキングプアの青年の価値観も正反対で住む世界も違う2人のラブコメディです。
この作品で、上戸彩が主演を務め、相手役に上地雄輔が共演しています。
10月スタート・火曜夜9時枠のドラマは、数々の映画、ドラマ、CMに出演し、幅広い層から支持されている女優・上戸彩と『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系毎週水曜夜7時)から生まれた大人気アイドルグループ「羞恥心」の上地雄輔が初共演してお送りする、『セレブと貧乏太郎』。
上戸彩が演じるのは、父は世界のホテル王で、母は女優。欲しいものは何でも手に入る超金持ちで、世間知らずなセレブお嬢様。自由奔放で、わがまま放題の史上最強のお騒がせ女。上戸は「主人公は、きっと私とは、正反対の価値観の女の子だと思うので、その感覚をお芝居の中で、楽しみたい。自分でも想像のできないくらいの、ぶっ飛びセレブを目指します! 社会勉強が必要になるのかな? 上地さんに、色々教えてもらいたいです。」と意気込む。上戸を起用した理由について、企画の後藤博幸(フジテレビ)は「大富豪の娘として生まれ自由奔放に生きる、お騒がせセレブお嬢様。日本には実在しない今回のキャラクターを上戸さんなら魅力的に演じていただけると思いお願いしました。」と語る。
そして、上地雄輔は、超ビンボーなワーキングプアで、5年前に亡くした妻が残した幼い3人の子供の面倒を見ながら、何とか食いつなぎ、今を生き抜くことに一生懸命な青年を演じる。上地は「等身大の自分に近いようで遠いキャラ設定なので、逆に難しい所もあるかもしれませんが、一生懸命頑張ります。上戸さんとは、今回初めて共演するので、楽しみです。」と早くもやる気満々だ。企画の後藤は、「羞恥心、自伝出版、ブログランキングと話題に事欠かず、国民に愛されている上地さんこそ、ビンボー生活でも明るく前向きに生きるキャラクターがベストマッチすると思いました」と、語る。
地位も価値観も全く違う2人。‘持つ者’と‘持たざる者’。そんな2人が出会い、次第に惹かれ合っていく。二人の「格差」故に起こる信じられない大騒動もあれば、「格差」故に起こる事件を気持ちよく解決することもあるラブコメディーだ。
企画には、平均視聴率17.3%で、最終回の2時間スペシャルでは21.0%を記録したフジテレビ大ヒット連続ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(2007年7月~9月放送)をプロデュースした後藤博幸。そして同ドラマを演出した松田秀知が今回も監督を務めるとあって、こちらも注目だ。
この秋、笑えて、ちょっと泣けて、そして爽快な気持ちになれる、超セレブなお嬢様と超ビンボーな青年。全く違うふたりのラブコメディーにご期待ください。
美田園アリス(上戸彩)<23歳>は世界的なホテル王の娘。子供の頃から、欲しいものは何でも与えられてきた。さらに、アリスのセンスは、注目を浴び、早くからデビューした社交界でのボーイフレンドは数知れず。いつのまにか、ファッションリーダーとなったアリスは「ラブ・アリス」というブランドを立ち上げ、ファッション・プロデューサーとして世界を飛び回る。住まいは最高級ホテルのスイートルーム。秘書の郡司康夫(風間杜夫)、世話係の大野緑(三浦理恵子)に囲まれ何不自由なく暮らしている。しかし、女優だった母は、アリスが5歳の時に他界。多忙を極める父と、新しい母、真紀子(若村麻由美)との間に家族だんらんの思い出はない。
そんなアリスと対照的な生活をしているのが佐藤太郎(上地雄輔)<30歳>。短期雇用などの劣悪な条件下で働く、いわゆる“ワーキングプア”。幼い頃からの貧乏育ちで、お金に苦労した思い出しかない。それでも、太郎は高校生の時に出会った女性・優希と結婚。一郎(清水優哉)、花子(北村燦來)、二郎(小林海人)という3人の子供に恵まれた。しかし、二郎が生まれた直後に愛する優希を亡くし、一時は人生のどん底を経験するが、相変わらずぜいたくとお金に縁はないものの、3人の子供とそれなりに幸せに暮らしている。
自由奔放に生きるアリスは、常にパパラッチに狙われている。その日も、パパラッチの公文晃(宅間孝行)たちの囲みをかいくぐり、F1ドライバーとクラブでデート。そこに、F1ドライバーの女が乗り込んできた。面倒くさいのは嫌だとばかりに、ドライバーに別れを告げるアリス。しかし、女はアリスを許さず大げんかになってしまう。アリスは逃げるが、路上で女に追いつかれ、再びつかみ合いに。ちょうどその時、道路工事の作業をしていた太郎が、2人を止めに入る。だが、女の振ったバッグに顔面を直撃された太郎は、工事用の穴に落ちてしまった。アリスは、穴に落ちた太郎に手を差し伸べる。しかし、太郎の泥だらけの手にちゅうちょしたアリスは、一緒に穴に落ちてしまう。そんな2人に、パパラッチたちのフラッシュが。これが、アリスと太郎の最初の出会い。
アリスの醜態は早速、週刊誌に掲載された。郡司にたしなめられるアリスだが、どこ吹く風。それより、今のアリスの関心事は新しい運転手探し。いつも郡司が決める運転手はすぐに辞めてしまうからと、アリスは自ら選ぶと言い出した。
同じころ、太郎は子供たちを送りがてら、仕事探しに行く。佐藤一家に声をかけたのは大衆食堂「だるま」の主人、安田啓一(山下真司)と娘の幸子(国仲涼子)。太郎と、その亡き妻とも友達だった幸子は、父の啓一とともに佐藤家を温かく見守っていた。幸子たちに励まされて、職探しに出かけた太郎だが、仕事にはありつけない。
出社したアリスは間近に迫ったコレクションへの作業を、河田陽子(キムラ緑子)、江原まなみ(中山恵)、市井静(上野なつひ)たち社員にテキパキと指示。陽子は、幸子に過去のデザインをまとめるよう要求する。実は、幸子はデザイナーの卵。派遣社員として「ラブ・アリス」で働いていたのだ。そんな、幸子をスタッフの津田智彦(是近敦之)が呼ぶ。
その夜も、「だるま」には太郎をはじめ、常連の面々が集う。津田もその中の1人。昼間、幸子を呼んだのはアリスの運転手募集広告を発見したから。アリスが何者か知らない太郎は、仲間たちの無理だと言う声を振り切って、面接を受けに行く事に。
郡司と陽子の面接を受けた太郎だが、転職を繰り返しているため、悪印象を与えてしまう。もちろん、郡司たちの採点は×。太郎自身もあきらめていたのだが、約束どおり自身で応募者たちの履歴書に目を通したアリスは…。
「だるま」では、太郎が仲間たちの祝福を受けていた。なんと運転手への就職がかなったのだ。太郎は、次は幸子の番だと告げる。幸子の派遣期間は切れようとしていて「ラブ・アリス」に残るには、正社員への昇格しか残されていなかったのだ。幸子が描いたデザインを見た太郎は、なんだか分からないけど良いと思うと励ました。
運転手の制服を着た太郎は、子供たちに見送られて緊張の初出社。郡司に迎えられた太郎は、その日、初めてアリスに会ったはずだが、どこか見覚えがある。早速、アリスの高額で大量の買い物につき合わされた太郎は目を見張るばかり。そんな時、店から出たアリスを強引なパパラッチ、公文のカメラが至近距離で狙ってきた。アリスの腕を取ってカメラに顔を向けようとする公文を止めた太郎は倒されてしまう。そんな太郎に手を伸ばしたアリス。その時、太郎は工事現場での出会いを思い出す。太郎は、その話をアリスにするが、答えはなかった。
会社に戻ったアリスは、太郎が履歴書に書いた特技“卵料理”のベストワンは何かと尋ねてきた。当然のように“たまごかけご飯”と答える太郎は、自宅で飼っている朝子というニワトリの産みたて卵が最高だと続ける。
次の朝、太郎の携帯がアリスの電話を着信。すぐに、迎えに来いと命令するアリス。迎えに行った太郎に、アリスが告げた目的地は佐藤家。アリスは、太郎や子供たちが見つめる中、おいしそうに“たまごかけご飯”をたいらげる。
アリスは、たいそう“たまごかけご飯”が気に入った様子。郡司に命令してニワトリを集めるが、どれも太郎の家で食べた朝子の卵にはかなわない。アリスは、好きな値段で引き取ると切り出すが、太郎は朝子も家族の一員と断る。
そんな時、派遣契約が切れた幸子は、願いもむなしく「ラブ・アリス」を解雇されてしまった。太郎は、アリスに幸子のことを頼もうとする。だが、コレクションに没頭するアリスに、その声が届いているのかどうか…。
「ラブ・アリス」のコレクションが開催された。舞台裏は、太郎まで借り出されるほどの忙しさ。会場には、マスコミに注目される人物が現れる。後藤田ファンド代表の後藤田司(柏原崇)だ。海外で大成功を収めた後藤田が、なぜ日本に戻り、しかも、この会場へ…。さて、コレクションも大詰め。舞台にはアリスが現れた。太郎は、アリスのファッションを見て驚く。それは、解雇された幸子がデザインしたものだったのだ。太郎は、舞台をさっそうと歩くアリスに詰め寄って…。
“たまごかけご飯”が気に入った、超セレブの美田園アリス(上戸彩)は、お金に縁のない佐藤太郎(上地雄輔)の家で朝ごはん。一郎(清水優哉)、花子(北村燦來)、二郎(小林海人)ら子供たちもいる前で、アリスは自分の恋人になって欲しいと太郎に持ちかけた。突然の告白に、訳の分からない太郎。アリスは、彼氏になってくれたら訳を話すと言うのだが…。
実は、その頃、アリスはニューヨークにいる継母、真紀子(若村麻由美)からの電話やファックスでの連絡を、世話係の大野緑(三浦理恵子)にも頼んで、ことごとく無視していた。そんな時、運転中の太郎は再び、アリスから“彼氏話”を迫られる。太郎が動揺していると、後方からサイレン。なんと太郎は、白バイにつかまり、スピード違反で罰金と免停を食らってしまった。
会社に戻った太郎は、郡司康夫(風間杜夫)にたしなめられる。しかも、免停明けまでの停職を言い渡され、その間の給料も支給されないことに。今月すら家計のやり繰りに苦労する太郎は、給料の先払いを頼むのだが、郡司には相手にされない。そんな太郎に、アリスは“私の彼になれば”と囁く。
借金取りに追われ、電気も止められ、ただでもらったパンの耳でしのごうとする休職中の太郎。それでも、アリスの誘いに乗ろうとはしない。当のアリスは、相変わらず真紀子を避け、太郎からの連絡を待っていた。だが、ある日、アリスは他人を装ってかけてきた真紀子の電話を受けてしまう。真紀子は、アリスが会うべき人との待ち合わせ時間が決まったと告げ、これも美田園グループのためだと言って電話を切ってしまった。
そんな朝、ついに金が底をついた太郎がアリスを頼ってやってきた。すると、アリスは“彼氏のフリ”をしていれば良いと言う。アリスは、真紀子が持ち込んだお見合いを断るために太郎を利用したかったのだ。少しがっかりの太郎だが、生活のためと引き受け、給料を前借り。その代わり、アリスの呼び出しにはいつでも応じると請け負う。アリスは、借金を返済してやっても良いとまで言うのだが、太郎は前借りだけでよいと固辞。このことを他人には絶対にもらさないことを条件に、太郎はアリスと“彼氏のフリ”契約を結んだ。
太郎は、アリスの指示で大変身。髪を切り、服をそろえ、エステに行って、最後は香水でフィニッシュ。その足で、アリスは太郎を従え、真紀子から教えられた待ち合わせのホテルへ。場違いな場所に、戸惑う太郎が見合い相手を尋ねるが、アリスも知らされていなかった。そこに、ホテルマンが近づき、アリスを確認。待ち合わせの人とアリスに引き合わせたのは、後藤田司(柏原崇)だった。親しげにアリスに話しかける後藤田。だが、アリスは話そうともしない。そこで太郎は、後藤田にアリスと交際中と自己紹介。太郎の出自を根掘り葉掘り聞く後藤田は、答えにしどろもどろの太郎の職業をピアニストと決め付ける。と、黙っていたアリスが突然、話を切り上げさせ、太郎の腕を取ってその場を去った。
帰り道、太郎は後藤田との経緯を尋ねるのだが、アリスは余計なことを聞くなと答えなかった。アリスと別れた太郎は、大衆食堂『だるま』へ。変身したままの太郎の姿に、主人の安田啓一(山下真司)や常連客たちは怪訝な表情。しかし、太郎はアリスとの契約上、訳を話すことは出来ない。もちろん、幸子(国仲涼子)にも。太郎は『ラブ・アリス』の正社員通知を受けたのに、店で働く幸子が心配。幸子は、じっくり考えたいと太郎に告げた。
『ラブ・アリス』には、学校の制服デザイン依頼が理事長自ら持ち込まれる。居合わせたアリスは理事長に挨拶。すると、理事長は後藤田に『ラブ・アリス』を紹介されたと言う。後日、アリスのもとに送られた学校のチャリティー・パーティーの招待状には、発起人として後藤田の名も記されていた。
アリスは、高級レストランで太郎に“彼氏のフリ”を指導。しかし、太郎はなかなか慣れることが出来ず、やることなすこと失敗ばかり。自信をなくす太郎は、この契約の期限を聞くが、アリスは答えてくれない。
突然のアリスからの呼び出しに、太郎は夜も子供たちだけを家に残すことが多くなっていく。そんな時、転がり落ちた10円玉を拾おうとタンスを持ち上げると古い週刊誌が出てきた。太郎は、雑誌にアリスと後藤田の交際破局の記事を見つける。その頃、アリスは飼いライオンのライオン丸に“忘れたい思い出ってある?”と、つぶやいていた。
そんなとき、またアリスからの呼び出し。すぐに来て欲しいと言われて、慌ててアリスの元へ向かった太郎。するとそこには後藤田の姿があった。後藤田は、太郎を挑発するような態度を取り、太郎が何かを言おうとすると、アリスが太郎に突然のキスをした…!
美田園アリス(上戸彩)が、宝石関連の授賞式で佐藤太郎(上地雄輔)にキスをした。後藤田司(柏原崇)を遠ざけるためだったのだが、このキスが週刊誌などに掲載されたため、アリスと太郎は一躍注目を集めてしまう。
相変わらずマスコミに追い回されるアリスに浴びせられる質問は太郎との関係。工事現場で働く太郎にも、レポーターが迫る始末。安田啓一(山下真司)、幸子(国仲涼子)親子の大衆食堂『だるま』の常連たちや、アリスの会社『ラブ・アリス』の社員たちも興味津々だ。
そんなある日、アリスが秘書の郡司康夫(風間杜夫)と一緒に、自宅であるホテルのスイートルームに戻ると、世話係の大野緑(三浦理恵子)が緊張の面持ちで出迎えた。なんと、アリスの継母、真紀子(若村麻由美)がいるではないか。NYで暮らす真紀子の突然の帰国に驚くアリス。そんなアリスに、真紀子は今、話題になっている太郎との関係をただす。しかし、反りの会わないアリスと真紀子の会話が成立するはずもない。
太郎に一度会ってみたいと言う真紀子に、必要ないとアリス。ちょうどその時、太郎が部屋に入って来た。マスコミや仲間たちの追及にへきえきした太郎が、アリスに助けを求めてきたのだ。太郎との関係を真紀子に悟られたくないアリスは、必死に誤魔化そうとする。しかし、太郎が日雇い派遣の仕事をしていると口走ると、真紀子は即座に別れるようアリスに命令。アリスと太郎では住む世界が違うと真紀子。すると、アリスはそんなこと関係ないと猛反発。さらにアリスは、太郎と暮らしてみろという真紀子の言葉に乗ってしまい…。
真紀子に追い出されるようにして、アリスが佐藤家に転がり込んで来た。なんで、こうなってしまうのか?と、混乱する太郎の横で、アリスは佐藤家のあまりの貧乏生活にギャップを感じる。テレビも冷蔵庫もなく、夕食はパンの耳。それでも、アリスは帰ることも出来ずに眠りにつく。
翌朝、目覚めたアリス。太郎や子供たちは出払っていた。佐藤家に食べ物はなく、アリスは商店街に出向く。だが、アリスは現金の持ち合わせがない。カードで支払おうとするが、この商店街でカードが使える店はなかった。そんなアリスを、パパラッチの公文晃(宅間孝行)がしつこく付け狙う。腹を空かせたまま佐藤家に戻ったアリスが室内を物色していると、引き出しの中に封筒を見つける。
太郎や子供たちが帰ってくると、室内の有様にビックリ。なんと、部屋はアリス好みのピンクで統一され、大型テレビや豪華なソファーまでそろっているではないか。アリスは、買ったと言うのだが…。
太郎は、風呂に入りたいというアリスを連れて銭湯に行く。しかし、他人と一緒の入浴経験がないアリスには無理。仕方なく、太郎は幸子の家の風呂を借りてあげることに。『だるま』には、商店街の仲間たちが集まって、お祭りの資金繰り。寄付だけでは足りず、会計係の太郎は募金箱を設置したのだが、思わしくない。それでも、太郎たちは思い出の詰まった祭りをなんとか実行しようと意気込むのだった。
次の日、太郎は引き出しに入れておいた寄付金の封筒を確認するが、無くなっている。すると、アリスが部屋の備品を揃えるために借りたと言うではないか。怒る太郎に、アリスはすぐに返すといきり立つ。ところがアリスは、カードはおろか、携帯電話まで使用不能になっていた。それは、真紀子の差し金だった。それでも、太郎や『だるま』の仲間たちに金は返すと言い張るアリスは、商店街の手伝いを始めるのだが…。
美田園アリス(上戸彩)の知らないうちに、継母の真紀子(若村麻由美)と後藤田司(柏原崇)が手を組んで、佐藤太郎(上地雄輔)や仲間たちが暮らす商店街を“アリスタウン”と名づけて再開発しようとしていることが発覚。
アリスは、ようやく仲良くなれそうになっていた商店街の住人たちから裏切り者扱いされて去り、そのまま姿を消してしまった。
一方、太郎は商店街の仲間たちを集めて、野球の練習を始める。仲間たちは、商店街の救世主として太郎をあがめるのだが…。
アリスは単身、後藤田の会社に乗り込む。そして“アリスタウン”建設計画を即刻中止するよう迫った。すると、後藤田は自分との婚約を承知するなら中止すると言う。だが、5年前、全てを捨ててニューヨークへいくつもりで空港まで追ったが姿を消してしまった後藤田が許せずにいるアリスに、そんな条件が飲めるはずもない。後藤田は、アリスが来る前に太郎が来たと話題を変える。太郎は、後藤田のチームに商店街チームが野球で勝ったら、計画を中止するよう申し込んでいたのだ。
ちょうどその頃、商店街の仲間も太郎からその話を聞いていた。太郎がアリスのフィアンセのため、無条件で計画が中止されたと思っていた仲間たちは落胆。太郎の励ましで、仲間たちは野球対決を決意する。
アリスは、真紀子に呼び出された。2人の溝は“アリスタウン”を巡ってさらに深くなっていく。
野球の練習はしているものの仕事のない太郎の家は、とうとう食べるものも底をつきそう。そんな太郎に、郡司康夫(風間杜夫)から運転手に復帰するよう連絡が入った。太郎は“アリスタウン”のこともあり、復職をためらうのだが、アリスは気にしていない様子。また、アリスが佐藤家に残した荷物を好きにして良いと言われて太郎の機嫌も良くなってくる。そんな太郎に、アリスは後藤田と本当に野球対決をするつもりかと尋ねる。自信たっぷりに、やる、しかも勝つと答える太郎にアリスは新聞記事を見せる。記事は、メジャーの大リーガーの緊急来日を知らせていた。後藤田が呼んだと言うアリスは、それが太郎たちの対戦相手だとも…。
太郎から話を聞いた仲間たちは大落胆。一方、アリスが会社に戻るとスタッフが特別編成チームを作っている。それは、真紀子に促されて来日するメジャーリーガーのユニフォームをデザインするチームだった。アリスは、このチームに安田幸子(国仲涼子)を加えるように命じた。
アリスがロビーに出ると、公文晃(宅間孝行)がいた。“アリスタウン”や真紀子のことを執拗に尋ねる公文に辟易するアリス。すると、公文はアリスの亡くなった母は素晴らしい女優だったと語り始める。自分に付きまとう理由を尋ねられた公文は、アリスが亡き母に似ているからだと言う。
太郎は、野球の練習を続けようとするのだが、みんなやる気を無くしてしまっている。そんな時“アリスタウン”建設計画に絡む、地上げ屋が商店街の仲間たちに近づいていた。
アリスは、大切なものを太郎の家に置いて来てしまったことに気づく。しかし、アリスの荷物はすでに太郎が処分して、野球用具に変わっていて…。
美田園アリス(上戸彩)は、佐藤太郎(上地雄輔)らの商店街に計画された“アリスタウン”建設を阻止するため、後藤田司(柏原崇)との婚約を受諾。それが早くも号外などで大々的に報じられ、アリスの部屋には知人、友人からの祝電や花束が舞い込む。ところが、当のアリスはご機嫌斜め。後藤田への返事は、ただの勢いだったのだ。
一方、『だるま』に集まった商店街の仲間たちは、計画が阻止されたとアリスに感謝しながら大盛り上がり。しかし、太郎と安田幸子(国仲涼子)の心中は複雑。2人は、アリスの真意を測りかねていた。
そんな中、後藤田はアリスとの婚約記者会見をすることを発表。アリスは、姿を消そうとするのだが、部屋の前には継母・真紀子(若村麻由美)が送り込んだSPがいる。郡司康夫(風間杜夫)は、記者会見までアリスが逃げ出さないようにと後藤田との婚約を推奨する真紀子が派遣したSPだと説明。追い詰められたアリスは、FBIにいる幼馴染に連絡して…。
夕食を食べようとしている佐藤家に、宅配便が届く。中身は、ポータブルプレーヤーと1枚のDVD。太郎が、DVDを再生するとアリスからのメッセージ。アリスは次の朝、自分を住まいのホテルから美田園専用空港に午後3時までに送るよう太郎に命令。SPに包囲されていることを明かし、商店街のメンバーの協力を得るよう指示していた。
仲間たちを『だるま』に集めた太郎は事情を説明。今や商店街の救世主として崇められているアリスの頼みに仲間たちは大乗り気。かくして、太郎と仲間たちの“アリス救出大作戦”が決行されることとなった。
翌朝、午前9時。太郎たちは、今一度作戦を確認して、それぞれの持ち場へと散る。まずは、太郎が運転手の制服に身を包み、SPには記者会見会場に荷物を運ぶためと偽ってアリスの部屋へと潜入。待ち構えていたアリスの世話係、大野緑(三浦理恵子)は、太郎に大きなスーツケースを任せた。どうやら、この中にアリスが隠れている様子。太郎が部屋を出ようとすると郡司に出くわしてしまう。事態に気づいた郡司に緑が詫びる。だが、郡司はアリスが上手く逃げ延びれば良いと意外な返事を口にした。
無事に部屋を出た太郎とスーツケースのアリスだが、早々とSPの尋問を受けることに。しかし、このピンチは幸子が偽アリスに扮してSPや報道陣を引き付けて無事に切り抜けた。さらに、商店街の仲間たちが様々な作戦を駆使して“アリス救出大作戦”は成功したかに思われたが…。
なんと、太郎たちの行動は警察からアリスの誘拐とみなされてしまう。『だるま』に着いて、トランクから出たアリスは超不機嫌。助けたつもりが誘拐犯扱いされてしまった商店街の仲間たちは大慌て。不機嫌なアリスと対立状態になってしまう。アリスが店を出ようとすると、いきなりカメラのフラッシュが。現れたのは公文晃(宅間孝行)だった。
商店街はすでに警察官だらけだとアリスたちに告げる公文は敵か味方か? アリスは警察に保護されて後藤田との婚約会見に臨むことになってしまうのか? アリスが、空港に急ぐ理由とは?
父の總一郎が倒れたと知り、ニューヨークへ旅立った美田園アリス(上戸彩)。だが、出迎えたのは継母の真紀子(若村麻由美)だけだった。真紀子によると、總一郎は風呂で倒れただけで、すでにロシアに発ったとのこと。肩透かしを食らったアリスに、真紀子は總一郎が引退を決めたと告げ、美田園ホールディングスの実権は自分が掌握したと宣言した。
真紀子の発言に腹立たしさを感じるアリスは、帰国の機内で日本のファッション界に異変が起きていることを知る。アリスさながらのセレブ界からのファッションリーダー、ジェシカ(村川絵梨)の登場だ。
ジェシカが率いる『ラブ・ジェシカ』ブランドは、日本で空前のブームをもたらしていた。アリスは佐藤太郎(上地雄輔)に空港で迎えられるが、偶然にもジェシカと鉢合わせ。しかも、その背後には後藤田司(柏原崇)が控えているではないか。ジェシカは、後藤田は渡さないとアリスを挑発して去っていく。
マスコミでももてはやされるジェシカ人気に不機嫌なアリス。そんなアリスにアルム公国大使館から連絡が入った。早速、大使館に向かったアリス。出迎えた大臣(市川勇)は、アリスに公国のプリンセス、クララ(アヤカ・ウィルソン)の社交界デビュー用のドレスをデザインして欲しいと依頼。大臣の側にいた雑誌編集長は、デザイン決定までの流れを自分の雑誌で特集すると言う。つまり、ドレスはデザインコンペによって決定されるのだ。コンペの相手はジェシカ。現れたジェシカは、またもアリスを挑発。コンペに参加することとなる。
ジェシカの過激な挑発は続く。なんと『ラブ・アリス』の主力社員の引き抜きにかかったのだ。情けないことに、優遇を提示された社員たちは次々とジェシカの下に行ってしまう。
大使館では、大臣によるドレスコンペのオリエンテーションが行われる。ヨーロッパの貴族らしい気品あるドレスを希望する大臣にジェシカは大乗り気。アリスは居合わせたプリンセス、クララの希望を尋ねる。しかし、クララはアリスのどんな問いかけにも答えようとしない。
一方、太郎はジェシカの背後にいる後藤田に、どうしてアリスを守らないのかと迫っていた。だが、後藤田は自分とアリスの関係は太郎には理解できないと答える。そして、気になるのならば太郎がアリスを守れば良いと言い放った。
『だるま』に行った太郎は、安田幸子(国仲涼子)にアリスと後藤田の関係が分からないと愚痴る。すると幸子は、2人の間に何かのすれ違いがあったのではないかと推測。太郎は幸子の勘の鋭さを褒め、経験でもあるのかと聞く。だが、幸子が答えられるはずもない。そんなやりとりを見ていた啓一(山下真司)は、呆れ顔。
アリスとジェシカのコンペ対決は、記者発表も行われて本格化。すでにデザインの構想を得た様子のジェシカに対して、アリスは一歩遅れてしまう。雑誌が行う人気投票やテレビの街頭インタビューでもジェシカがリードしていく。社員を奪われたアリスは、ひとりでデザインを進めるしかなく、着想もなかなか浮かばない。そんな時、太郎は商店街の仲間たちとアリスの応援に駆けつける。だが、イライラするアリスは仲間たちにひどい言葉を浴びせてしまった。太郎はアリスに、素直に喜べば良いとたしなめる。ほっといて欲しいと突っぱねるアリスだが、その心には5年前後藤田に言われた同じ言葉が響いていた。
構想に戸惑うアリスは、もう一度クララを訪ねた。そこで、大人しそうなクララの意外な一面を知る。アリスが会社に戻ると幸子がやって来た。手伝いなら断ろうとするアリスに、幸子は社員として仕事に来たと言う。2人でデザインを進めていると、幸子は太郎の子供たちの服を繕っていることをアリスに話す。幸子の話と、クララの意外な面から、アリスはようやくデザインの着想を得て…。
美田園アリス(上戸彩)は、思い出のレストランで会った後藤田司(柏原崇)に寄り添ってしまいラブラブムード。そんな2人を目撃してしまった佐藤太郎(上地雄輔)は、あんなに嫌っていたのになぜだと、アリスの心を計りかねてしまう。当のアリスも、なんであんな雰囲気にと自分の行動が分からない。
アリスの継母、真紀子(若村麻由美)は美田園グループを我が手中に収めるためと後藤田をせかせる。後藤田は、先日のこともあり、アリスが自分と婚約するのはもうすぐだと余裕を示した。
その頃、大衆食堂『だるま』の安田啓一(山下真司)は、娘の幸子(国仲涼子)の行く末を案じ、相手を探そうと結婚紹介のチラシを見ながら考えていた。複数の偽名を使って結婚詐欺を働くイケメン詐欺師が、ニュースで話題になっていることも知らずに…。
一方、アリスの下には2人の編集者(トータルテンボス)が訪ねて来た。郡司康夫(風間杜夫)は、アリスが1年前に自伝の出版を契約したと説明。面倒くさがるアリスだが、原稿はすでに用意してあると言う編集者の話に、サインをするだけならと承諾。だが、編集者がうっかり、これで真紀子も喜ぶと安心した言葉に反応。原稿を読んだアリスは、真紀子との関係が美化されていることに怒って、自分が執筆すると申し出てしまう。
アリスの筆は全く進まない。すると郡司が『13年型タイプライター売りたし』という新聞広告を見せる。郡司によると、この広告を掲載したのは世界中のセレブ御用達の凄腕ゴーストライター、ニシヤマとのこと。しかし、ニシヤマはコードネームで、その他詳細は全く不明。郡司は、このニシヤマとアポイントを取ったと、アリスを現場に向かわせる。
太郎を伴って、待ち合わせ場所のホテルロビーに来たアリスは受付でニシヤマを呼び出してもらう。ロビーのソファで、啓一の財産などを書いたメモを読んでいた男が呼び出しに答えた。自伝を書けと言われて慌てるニシヤマをアリスは半ば強引に連れ出してしまう。この3人と入れ違いに、ロビーに啓一が現れた。受付に行った啓一は、ニシヤマと名乗る初老の男と出合って…。
実は、2人のニシヤマは、アリス、啓一によって勘違いされていた。アリスと太郎が連れて行ったのは結婚詐欺師の西山辰雄(姜暢雄)。啓一と出合ったのが、凄腕ゴーストライターの仁志山達夫(佐戸井けん太)だったのだ。
真実を知らずに自伝を強要するアリスに戸惑う西山は、取材費用として用意された1億円を奪って逃げようと画策するが、どうも上手くいかない。仁志山も自分が何者かを語れぬうちに、啓一から幸子のことを聞かされ、商店街の仲間たちの人情に巻き込まれていってしまう。
なぜか佐藤家で執筆することになった西山は、逃げる算段としてアリスの過去に重要人物として後藤田を調べると言い出した。ひとりで出かけると言い張る西山だが、2人の関係が気になる太郎が同行して…。
その日は、美田園アリス(上戸彩)にとって久しぶりの休日。『ラブ・アリス』の社員旅行なのだが、アリスは参加せず、1人で過ごすと郡司康夫(風間杜夫)に宣言してゆったりと朝食をとっていた。そこに突然、継母の真紀子(若村麻由美)が現れ、美田園ホールディングスの経営が全て自分に委譲されたと宣言。もはや『ラブ・アリス』も自分の支配下にあり、アリスも雇用者のひとりに過ぎないと言い放つ。もちろん、アリスは面白くないのだが反論も出来ず、郡司を連れて社員旅行に出かけることに。部屋を出て行くアリスに向かい、真紀子は佐藤太郎(上地雄輔)も解雇すると追い討ちをかけた。
郡司とともに、集合場所に現れたアリスを見た社員たちは戸惑う。実は、この社員旅行には、参加したことのないアリスは知らない大きなイベントがあったのだ。イベントの内容を知る郡司は、アリスに社員旅行のルールは守るという誓約書を書かせる。
その頃、借金の取立てが厳しくなり、家財道具が差し押さえの紙だらけになった佐藤家で、この苦難を乗り越えようと太郎と子供たちが一丸となっているところに、真紀子がやって来る。2度とアリスの前に現れるなと、太郎の目の前に札束を置く真紀子。受け取れないと突っぱねる太郎に、真紀子は運転手も今日限りでクビだと伝える。さらに、真紀子は自分に逆らうと家も子供も町も…太郎に関わるもの全てを失うことになると脅して去って行った。
『ラブ・アリス』の面々は温泉旅館に到着。ゴージャスなリゾートホテルを想像していたアリスは早くもがっかり。そんなアリスや社員たちに、クジが配られた。当たったのは、アリス。このクジに当たったら、旅行の間中、みんなの召使いにならなくてはいけないのがルール。
太郎と子供たちが、パン屋で非常食のパンの耳をもらっていると、戸川誠一(酒井敏也)が血相を変えて飛んできた。なんと、佐藤家に火の手が。幸いボヤ程度で済んだのだが、家の中は水浸しで住める状況ではない。しかも、消防員の話によると放火の疑いもあると言う。『だるま』では、安田啓一(山下真司)がしばらく自分の家にいるよう勧めるのだが、太郎の脳裏には真紀子に言われた言葉がひっかかる。仲間たちに迷惑はかけられないと、太郎は子供たちを連れて公園で暮らすことにする。
一方、社員たちの召使いとなったアリスは、佐藤家のことを知るすべもなく、みんなの荷物運びや、食事の配膳までやらされる始末。風呂焚きもやらされていると、脱衣所から幸子(国仲涼子)の悲鳴が。慌てて駆けつけると、下着が盗まれたと言う。こんなところから、早く帰りたいと根を上げるアリスに、地元の駐在は熊が出るので夜はやたらに出歩くなと忠告。社員たちの宴会は、まさに無礼講。召使のアリスは、言われ放題。宴会場から裏庭に逃げ出したアリスの肩を叩く者が…。と、振り返ると熊だ。アリスは失神してしまう。
アリスが目覚めたのはロビー。運び込んだのは、アリスを探して訪ねて来た後藤田司(柏原崇)だった。後藤田は、知らせたいことがあったと太郎と真紀子の経緯、佐藤家の火事のことを話す。話を聞いたアリスの顔が青ざめ…。
公園で暮らす佐藤家には限界がきていた。子供たちは、学校や保育園でホームレスと馬鹿にされ、二郎(小林海人)は発熱で倒れてしまう。そこに現れた真紀子。太郎は、子供たちを助けてもらうためと、ついに真紀子の提案に乗ってしまった。
美田園アリス(上戸彩)は、5年前に後藤田司(柏原崇)が自分の前からいなくなったのは、継母の真紀子(若村麻由美)の画策だったことを知る。さらに真紀子から、後藤田がその後の5年間、アリスを想い続けて努力して結果を出して帰国したことも知らされた。
それから1カ月後…アリスと後藤田の結婚式が3日後に迫ってきた。郡司康夫(風間杜夫)と大野緑(三浦理恵子)は、結婚式の準備や、挙式後に後藤田とニューヨークに住むことになるアリスの身の回りの準備に大忙し。一方、アリスの運転手、佐藤太郎(上地雄輔)の心境は複雑。安田幸子(国仲涼子)は、太郎の気持ちに気づいている。また、幸子はアリスのウエディングドレスの制作を任されていた。
結婚式の前日。太郎は、運転手として最後の日にもアリスの幸せを願わずにはいられなかった。買い物に出かけたアリスは、太郎と最後の思い出を作る。だが、リムジンと交換したバイクの持ち主が被害届を出したため、2人で警察に捕まってしまった。郡司と緑が迎えに来て、解放される。
幸子の作ったドレスは真紀子も認める出来栄え。帰り道、送ってもらった幸子は、後藤田からニューヨークでの出来事を聞かされる。
その頃、アリスたちの披露宴招待状を巡って、『ラブ・アリス』の社員と商店街の仲間たちが対立。たった1枚の招待状を賭けての争奪戦が『だるま』で繰り広げられていた。そこに、後藤田を伴った幸子が現れた。後藤田は、招待状が1枚でも複数の人間が行けることを説明。さらに、ご祝儀もいらないと言われ、一同の争いは丸く収まった。
スイートルームに帰ったアリスだが、ひとつだけやり残したことがあったことに思い当たる。次の日の結婚式の早朝、アリスが自ら車を運転して向かった先は佐藤家。そこで、アリスはニワトリの朝子の産みたて卵かけご飯を満喫した。しかし、あまりにも朝早かったため、アリスと太郎は寝てしまう。
気づいたときには陽が高くなっていた。太郎の運転で、式場に急ぐのだが、着いたのは別の場所。しかも、そこで結婚式を挙げようとしていたカップルの騒動に巻き込まれてしまう。アリスの説得で花嫁の心を癒すことに成功した2人は、先を急ぐ。そして、ようやく結婚式場にたどり着いた。太郎は、アリスの幸福をもう一度願って別れる。アリスも至福の時を噛みしめようとしていた。しかし、当の後藤田がいない。その時、挙式の準備が整った会場に巨大スクリーンが現れる。映っているのは後藤田。サプライズな演出に沸く招待客たち。だが…。
美田園アリス(上戸彩)と後藤田司(柏原崇)の結婚式は最悪の結末を見せる。後藤田は、5年前、真紀子(若村麻由美)にアリスと別れさせられた恨みを晴らしたのだ。挙式当日に美田園ホールディングスを買収し、経営権を奪った後藤田は、アリスとの結婚を破棄。アリスを真紀子ともども一文無しという奈落に突き落としたのだ。しかも、この買収劇は佐藤太郎(上地雄輔)の仲間たちの住む商店街にも及ぶ。商店街は、後藤田の手で解体、仲間たちは次々に店を手放してしまった。
もともとお金のない佐藤家の生活は変わらない。だが、子供たちは商店街の仲間たちがいなくなって寂しそう。そもそも、アリスはどこへ行ってしまったのだろうか。太郎と子供たちは、アリスのその後も心配。太郎は、アリスの姿を求めて住まいにしていたホテルのスイートルームへ行ってみる。と、窓に明かりが灯った。急いで部屋に行ってみると、そこにいたのは後藤田。後藤田は、アリスの部屋を私室としていた。さらに、太郎を驚かせたのは安田幸子(国仲涼子)が秘書として後藤田の側にいたことだった。
さて、アリスはというと…。あんなに仲が悪かった真紀子とペアを組んでキャバレーでデュエットをして小金を稼いでいた。郡司康夫(風間杜夫)と大野緑(三浦理恵子)も、相変わらず2人をサポートしている。しかし、アリスたちの生活は貧しく、真紀子と1杯のラーメンを分け合い、1枚の掛け布団を奪い合いながら眠る状況。2人の様子を見ていられない郡司は、ある決意を…。
後藤田を訪ねた郡司は、雇って欲しいと頭を下げる。だが、郡司の行動はアリスを救うための魂胆があるのではないかと後藤田に怪しまれる。否定する郡司に後藤田は、ならばと秘書の幸子の足元にひざまずくよう命令。屈辱の土下座をした郡司に、後藤田はアリスを裏切ったという証拠を見せろと迫った。郡司が帰ると、後藤田は幸子に美術品のコレクションを見せる。そして、人は嘘をつくが本物の美術品は裏切らないと言い放つのだった。
太郎は、後藤田の成敗を決意。バラバラになった仲間たちを訪ねて協力を求めるのだが、誰も賛同してくれない。疲れ果てて家に帰ると、部屋に矢文が射たてられる。文には、アリスの居場所が書かれていた。
早速、アリスの住むアパートを訪ねる太郎。そして、後藤田成敗を告げるのだが、今のアリスには全くその気がなさそう。力なく家に戻ると、啓一(山下真司)がいた。後藤田成敗に力を貸すと言う啓一だが、太郎にはまだ成敗の方法を思いついていなかった。
ともかく行動をと、太郎は公文晃(宅間孝行)に頼んで、後藤田のスキャンダル写真を捏造しようとするが失敗。その様子は、監視カメラに収められ後藤田に知られてしまう。一方、後藤田への誠意を見せて、何とか懐に飛び込もうとする郡司は、アリスについての情報を漏らす。
後藤田の部屋に、アリスと真紀子が連れてこられる。後藤田は、郡司から得た情報で、キャバレーに手を回し2人に営業を持ちかけたのだ。さらに、太郎と啓一も引き立てられた。屈辱に耐えながらも、歌い舞うアリスと真紀子。しかも、この様子はインターネットで配信されてしまう。
帰り道、怒りに燃える太郎は、再び後藤田成敗をアリスに訴える。だが、アリスは歌うのも仕事だと平然とした様子。太郎の怒りは、気持ちを同じくすると思っていたアリスに、またもはねつけられてしまい…。
突如、佐藤家に現れた美田園アリス(上戸彩)は、佐藤太郎(上地雄輔)や集まっていた安田啓一(山下真司)ら商店街の仲間たち、『ラブ・アリス』の元社員たちに、後藤田司(柏原崇)への報復を宣言。しかも、アリスはすでにその方法も考えていた。10兆円は下らないとされるウラジミール・コレクションの偽オークションを開催して、後藤田を罠にはめようと言うのだ。すでに偽の招待状も送られている。そんな様子を見ていた郡司康夫(風間杜夫)は、そっとその場を抜け出す。
その頃、後藤田の元にオークションの招待状が届いていた。偽者とも知らずに幸子(国仲涼子)と、これで世界のセレブの仲間入りとほくそ笑む後藤田。そこに郡司がやって来た。郡司は、後藤田にアリスが世界中のセレブから借金をしてオークションに参加するらしいと告げる。後藤田は、アリスがいくら集めるつもりか探るようにと郡司に指示を出した。
偽オークション前日。会場は、太郎や仲間たちの手によって、着々と出来上がって来た。そんな時、アリスは真紀子(若村麻由美)から、本当に後藤田をやっつけてよいのかと問われていた。アリスは頷くが、何か他に問題がある様子。真紀子が、太郎のことなのかと重ねると、アリスは自分にとって何が大事なのかが分かったと言う 。だが、アリスは父と真紀子とロンドンでやり直すことが決まっていた。真紀子は、日本に残っても良いとアリスに告げる。
2人のやりとりを太郎が聞いてしまった。真紀子が去ると、太郎はアリスに何かを言いたげ。ついに告白? と、思いきや、太郎の口から出たのはロンドン行きを止めて欲しいという事。あきれて行ってしまったアリスを追いかけた太郎が、やっとつかまえた相手に告白するが、それはオークションの手続きに来ていた幸子。幸子もあきれ、自分も太郎に告白して欲しかったと去ってしまう。ここで太郎は、ようやく幸子の気持ちにも気づくのだった。
とにもかくにも、偽の宝飾品も用意され、オークションの準備は完了。一方、郡司は後藤田から自分の資金限度額が10兆円だとアリスに流すよう命じられていた。その夜、オークションの成功を誓い合うアリスと太郎。告白は出来なかった太郎だが、目前に迫ったクリスマスを自分の家で祝わないかとアリスに提案する。
オークションが始まった。セレブに扮した仲間たちは、次々と値を吊り上げていく。しかし、後藤田の限度額と思われる10兆円を誤ってオーバーしてしまう。これでは、後藤田も買わないのでは?と、思われた矢先、後藤田は13兆円をコール。後藤田をはめることに成功した。早速、部下に命じてオークションの口座に金を振り込むよう指示する後藤田。これで、完璧に勝ったと信じるアリスや太郎に、後藤田は不敵な笑いを向けた。どうやら、アリスの作戦は後藤田にバレていたようだ。
やはり、幸子、そして郡司までを利用した後藤田がアリスの上を行っていたのか? どうするアリス! 反撃の糸口はあるのだろうか?
美田園アリス … 上戸 彩
佐藤太郎 … 上地雄輔
安田幸子 … 国仲涼子
後藤田 司 … 柏原 崇
大野 緑 … 三浦理恵子
公文 晃 … 宅間孝行
江原まなみ … 中山 恵
市井 静 … 上野なつひ
坂本丈二 … 田村 裕
坂本和樹 … 黒木辰哉
美田園真紀子 … 若村麻由美
安田啓一 … 山下真司
郡司康夫 … 風間杜夫
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※本ページは2022年10月時点の情報になります。
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感想
このドラマが放送されていた当時、上地雄輔がヘキサゴンに出てすごく流行っていたときで、そんな彼の良さがドラマのキャラに合っていた。
物語は王道だけどすごく面白いドラマ。
このドラマの世界観がすごく可愛かった。
ドラマが放送されていた当時リアルタイムで観ていたけど、それからも何度観たか分からないくらい大好き。
このドラマは多少ツッコミどころはあるけど、すごく面白いドラマ。
個人的には何年経っても色あせない大好きなドラマで、もう何度も繰り返しみている。
まとめ
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