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「無痛 ~診える眼~」とは?

2015年10月7日から12月16日まで放送されていたドラマ「無痛 ~診える眼~」。
このドラマは、久坂部羊の「無痛」という小説が原作となっており、「無痛 ~診える眼~」というタイトルでテレビドラマ化されました。
このドラマでは西島秀俊が主演を務めています。
その人の外見を見るだけで病気や犯罪の兆候を見抜くことができる能力を持つ医者が、その力を武器に事件を解決していくという物語です。
医療ドラマの中にもサスペンス要素が融合されたスリリングな展開に目が離せない作品に仕上がっています。

原作小説は、現代の医療制度の矛盾を突きながら、責任能力の有無によって心神喪失者・心神耗弱者の罪を、罰しない、あるいは軽減することを定めた刑法39条の是非をも問う社会派ミステリー。主人公の為頼英介(ためより・えいすけ)は、一見うだつの上がらない中年の開業医だが、実は医師として驚くべき能力を持っている。人間を外側から見て、医学的徴候の診断だけで、その人間の健康状態や病気の進行状況を読み取ることができるのだ。ある事件をきっかけに警察に協力するようになった為頼は、天才的な観察眼と経験の蓄積によって事件を解決に導く、いわば医者版探偵とも言える人物だ。今回の連続ドラマ化にあたっては、原作の魅力はそのままに、ドラマオリジナルのストーリーで、1話完結の事件解決物語を描き出していく。
タイトルの「無痛」とは、身体的にも精神的にも「痛みを感じない」ということ。一見無敵にも思える状態であるが、痛みを感じないということは、自分の身に差し迫った危険を察知することもできず、身を守ることもできないということであり、きわめて危険な諸刃の剣とも言える。「痛み」をひとつのキーワードに、「神の診察眼」をもつ為頼の活躍を描く!

住宅街の片隅で小さな診療所を営む為頼英介(西島秀俊)は、患者の病気を外観から見ただけで判断出来る特殊な能力を持つ。それは一見、素晴らしい能力なのだが、為頼には手の施しようがない患者までわかってしまう。そのため、為頼は自身から見れば無駄な治療を施す医学界の一線から退いていた。その研ぎ澄まされた診察眼は、為頼に犯罪者特有の兆候“犯因症”をも見せてしまう。
為頼は診療所の看護師で義姉の井上和枝(浅田美代子)と町を歩いていた。その間も道行く人々の病状が見えてしまいむなしく思う為頼。重症の人に声をかけても怪しまれるだけなのだ。そんな為頼が和枝と別れた直後、犯因症の兆候を持つ男(小久保寿人)とすれ違う。男が和枝の去った方に行くのを確認した為頼は、和枝の身を案じ警察に通報した後、自身もその男を追う。和枝に危険を報せて付近の人々を安全な店に誘導しようとした矢先、男が暴れ出した。為頼は傷ついた人たちに素早く治療を施し始める。そこに、報告を受けた早瀬順一郎刑事(伊藤淳史)が到着して男に発砲、取り押さえた。
通り魔によるけが人たちは白神陽児(伊藤英明)が経営する病院に運び込まれる。救急隊員から現場での為頼の迅速な処置の様子を聞いた白神も為頼に関心を持った。白神はけがをした和枝のオペを開始。だが、なぜかオペの見学を掃除係のイバラ(中村蒼)にも許した。
事件現場で聞き込みをしていた早瀬は、為頼からの通報が事件発生前だったことを知る。なぜ事件が起きることを為頼が知る事が出来たのか?興味を抱いた早瀬は…。

為頼英介(西島秀俊)は、通り魔事件で負傷して白神メディカルセンターで治療を受けた義姉、井上和枝(浅田美代子)の退院を手伝いに行く。するとセンターの院長、白神陽児(伊藤英明)が為頼に院内を案内したいと伝えてきた。ためらう為頼だが和枝の勧めもあり、白神のもとへ。
白神は為頼を歓迎し、最新設備が整った施設を案内。為頼が驚いたのは診療を待つ患者が少ないことだ。白神は裕福な患者に医療保険外のオプションサービスで特別料金を取り、その分、医師の数を増やすことなどで質の高いサービスに務めると言う。為頼は、これからも自分の診療所では手に負えない患者に白神の病院を紹介すると告げた。
一方、早瀬順一郎刑事(伊藤淳史)は為頼の能力に高い関心を寄せ、ネットなどで調べていた。そんな時、管内で殺人事件が発生。被害者は山田輝久(ジジ・ぶぅ)というアパートの住人で、自室で腹部を刺されて死んでいた。しばらくすると、工藤一尊(有薗芳記)という男が挙動不審で逮捕される。工藤は自ら山田殺しを告白するが、取り調べた早瀬は何か腑に落ちない。早瀬は取り調べを同僚に任せて出かける。
早瀬が向かったのは、診断学の権威で為頼の恩師、久留米実(津嘉山正種)の家。早瀬は久留米から、為頼には殺人を犯す人間に顕れる犯因症が見えると教えられた。
果たして工藤は、本当に山田を殺したのか?早瀬は為頼に、工藤の面通しを頼む。早瀬に従い、工藤を診た為頼は…。

為頼英介(西島秀俊)は井上和枝(浅田美代子)と亡き妻、倫子(相築あきこ)の墓参り。暗くなりそうな為頼を和枝が陽気にサポートする。
その頃、早瀬順一郎(伊藤淳史)を県警本部の元同僚が訪ねて来た。彼は3年前に早瀬が逮捕した篠崎(松下洸平)の退院を知らせる。篠崎には殺人容疑がかけられたが、妄想型統合失調症と診断され無罪となり、精神科病院に入院していた。すぐさま早瀬が病院へと向かうと、母親に付き添われた篠崎が出てきた。かつて、息子を逮捕した早瀬の姿を見た篠崎の母親は、病気が治った息子を刺激するなと言い放つ。
そんなある日、早瀬に太田武司(馬場徹)が深夜に発生した殺人未遂事件について話す。20代の女性が男に顔を殴られ、首を絞められたというのだ。早瀬は被害者の指の爪が剥がされていなかったかと聞くが…。
為頼が診療所で診察していると、早瀬がやって来た。太田から聞いた殺人未遂事件について話す早瀬は、よく似た事件が3年前にも発生したと言う。その時は、被害者は殺害され薬指の爪を剥がされていた。犯人は篠崎。早瀬は、無罪となった篠崎は病気を装っていたのではないかと疑っている。そして、為頼に篠崎を診て欲しいと詰め寄る。
早瀬に付き合い篠崎を診た為頼は、犯因症を確認。すると、即座に早瀬は篠崎の尾行を開始する。
一方、白神陽児(伊藤英明)の病院では問題が発生していた。南サトミ(浜辺美波)が病室からいなくなったのだ。焦って探し回る高島菜見子(石橋杏奈)。さらに、菜見子に迫る謎の影が…。

為頼英介(西島秀俊)は、早瀬順一郎(伊藤淳史)から犯因症の治療を頼まれる。しかし、為頼は自分には症状が見えるだけで、直すことは出来ないと答えた。精神的なアドバイスを与えようとする為頼だが、刑事として常に犯罪と対峙する早瀬はあきらめられない。早瀬は治癒不能な患者に寄り添うというのは、為頼の自己満足だと罵ってしまう。その後、久留米実(津嘉山正種)を往診した為頼は早瀬とのやりとりを話す。すると、久留米から早瀬には為頼の助けが必要だと諭された。
そんな時、早瀬は野々村涼(奥野瑛太)殺害事件を担当。石で頭部を何度も殴られた惨殺だった。ニュースで事件を知った高島菜見子(石橋杏奈)は驚く。野々村は菜見子がよく行くコンビニの店員で、昨夜も仕事帰りに立ち寄っていたからだ。すると、菜見子の携帯が佐田要造(加藤虎ノ介)からのメールを着信。コンビニでの菜見子と野々村の写真が添付されたメールのテキストは“天罰が下った”。凍りつく菜見子。
佐田は2年前に菜見子が瀬野愛莉という少女のカウンセリングを担当していた頃に交際していた。愛莉は快方に向かったが、佐田は次第に菜見子への独占欲を露わにしだす。ついに暴力までふるわれるようになった菜見子は佐田のもとを去った。
一方、白神陽児(伊藤英明)は、病院内で騒ぎを起こした南サトミ(浜辺美波)のカルテを取り寄せて会いに行く。白神はサトミに自分のメールアドレスを教えた。

為頼英介(西島秀俊)の診療所に、頭痛を訴えてある男がやってくる。佐田要造(加藤虎ノ介)というその男は、自分が高島菜見子(石橋杏奈)の婚約者だと話す。井上和枝(浅田美代子)は半ば信用していなかったが、為頼は祝辞を述べ、いつものように診察した。
為頼は白神陽児(伊藤英明)からの申し出を受け、白神メディカルセンターで患者の診察を行うことになった。その初日、為頼は病院内で早瀬順一郎(伊藤淳史)を発見。石川家一家惨殺事件の真相を追う早瀬は、病院内でよく絵を描いている患者はいないかと為頼に尋ねる。為頼には思い当たる人物がいた。南サトミ(浜辺美波)だ。絵を描いた人物から話を聞きたいと訴える早瀬に、為頼はサトミの名を伏せたまま協力することに。
早速、為頼は菜見子を訪ねた。菜見子によると、サトミは自分が絵に描いた家族を殺害したと思っているらしい。しかし、サトミに殺人など出来るはずがないと菜見子は否定する。そんな菜見子に為頼は、思い出したように、自分の診療所へ彼女の婚約者だと佐田が来たことを伝える。為頼はここでも祝辞を述べるが、菜見子は戦慄を覚えていた。
為頼は早瀬に絵の件を報告。為頼は事件とは関係ないと言うが、中学生の女子と聞いた早瀬には思い当たることがあった。現場に残された遺留品の中に、金髪の毛が付着した、子供か女性用の帽子があったのだ。また、早瀬は病院で金髪の少女…サトミとすれ違っていた。
そんな折、菜見子は為頼の診療所を訪ね、佐田にストーキングされていることを打ち明ける。菜見子を送る為頼の姿を、背後で佐田が見つめていた…。

為頼英介(西島秀俊)は、かかってきた電話に高島菜見子(石橋杏奈)のストーカー・佐田要造(加藤虎ノ介)の気配を感じ、菜見子のマンションへ急いだ。室内に入ると、ビニール袋を被せられた菜見子が倒れていた。為頼がビニール袋を取ると菜見子は頭部から血を流していたのだった。
為頼は搬送される菜見子に付き添い、白神メディカルセンターへ。パニック状態ながらも、出迎えた白神陽児(伊藤英明)に菜見子の症状を伝える為頼。白神は為頼を落ち着かせ、菜見子の緊急オペを始めた。
通報を受けた早瀬順一郎(伊藤淳史)は太田武司(馬場徹)とともに菜見子のマンションを検証する。頭に被せられたビニール袋、残されたプリンの容器…未解決の一家殺害事件の現場との酷似に、早瀬は憤る。
為頼が菜見子の手術の無事を祈りながら待っていると早瀬が現れた。早瀬は為頼に佐田との面識がありながら野放しにしていたことを責める。為頼なら佐田の犯因症を診てとれたはず。今回の事件と一家殺害の酷似を早瀬に知らされた為頼は、佐田に犯因症が見えなかったことにショックを受ける。
科学捜査を進めると、菜見子のマンションに残された佐田の足跡が、一家殺害現場のものと一致。さらに、一家殺害事件の現場に落ちていた毛髪が、南サトミ(浜辺美波)のものであることを知る早瀬は、関連性を追おうと意気込むが、暴走を案じた上司によって捜査から外されてしまう。
サトミは菜見子の体を心配してメールを打つが、返事は来ない。菜見子の携帯は事件で紛失していた。イバラ(中村蒼)も菜見子の身を案じていて…。

久留米実(津嘉山正種)の往診に出かけた為頼英介(西島秀俊)は、白神陽児(伊藤英明)の無痛治療の新薬研究に携わるつもりだと話す。もし新薬が出来ても服用しないと首をふる久留米は、痛みは私だ、孫の手が一番の癒しだと為頼に告げた。
『白神メディカルセンター』では、高島菜見子(石橋杏奈)のロッカーから切断された手首が発見されたことで騒然としている。駆けつけた早瀬順一郎(伊藤淳史)に心当たりを尋ねられた菜見子は、怯えながら佐田要造(加藤虎ノ介)の名を答える。
手首と佐田の指紋が一致。港中央署刑事課では、早瀬が仁川康男(兵動大樹)、太田武司(馬場徹)と捜査方針の打ち合わせ。石川一家殺害事件の重要参考人だった佐田が殺されたとしたら、犯人は一家殺害と関係があるのではないかと意気込む早瀬。しかし、早瀬は一家殺害の捜査本部からは外されていた。仁川に釘を刺されている早瀬は、あくまで佐田殺しの捜査だと飛び出して行く。
白神は秘書の横井清美(宮本真希)から、佐田と手首の件の報告を受ける。続けて菜見子の解雇を申し出る横井。すると白神は、横井に疑いの眼差しを向ける…。白神は横井の今までの行動を全て話すよう促し、なぜか手術器具の管理状況も調べるよう命令した。
その頃、『白神メディカルセンター』に出勤して来た為頼は、イバラ(中村蒼)とぶつかる。その時、為頼はイバラの右手に異常を診てとる。

為頼英介(西島秀俊)は、イバラ(中村蒼)が佐田要造(加藤虎ノ介)を殺害したことに疑問を感じる。イバラに犯因症は出ていなかったからだ。しかし、逮捕直前のイバラには突然、犯因症が現れていた。為頼は『白神メディカルセンター』への出勤も見合わせ、必死に何かを調べ始める。
白神陽児(伊藤英明)はイバラの事件に少なからず動揺していたが、病院のイメージ失墜を防ごうと事態の収拾に努めていた。一方、職場復帰した高島菜見子(石橋杏奈)は南サトミ(浜辺美波)に、ある提案をする。
為頼の診療所に早瀬順一郎(伊藤淳史)が来た。早瀬によると、イバラは殺害時のことを覚えていないのだという。このままでは精神鑑定に持ち込まれると焦る早瀬に、為頼はイバラとの面会を求める。
為頼の面会に、イバラは佐田のオペをしたと認めるが殺害は覚えていないと言う。為頼は続けてイバラに、服用していた薬について尋ねた。強くなれる薬だと答えるイバラだが、大量摂取した後のことは覚えていない。反対にイバラは、為頼に白神の様子を聞く。イバラにとって白神は“大切な人”。さらにイバラは“大切な人、大切な場所…”とつぶやく。
次の日、菜見子がサトミを連れて為頼を訪ねてくる。菜見子はサトミに温かい家庭を見せたいと井上和枝(浅田美代子)に頼んでいたのだ。和枝の機転で料理を手伝ったり、一緒に食事をするうちにサトミの表情が少し和らいでいった。料理を食べ終えた頃、菜見子はサトミに、刑事が話を聞きに来ると告げ、為頼にも同席を求めた。

為頼英介(西島秀俊)、早瀬順一郎(伊藤淳史)、高島菜見子(石橋杏奈)、白神陽児(伊藤英明)らが院長室に集まっていた。南サトミ(浜辺美波)が、病室に血の付いた携帯電話を残していなくなったのだ。早瀬は、イバラ(中村蒼)がサトミを誘拐したものと判断し、付近の緊急封鎖を要請。為頼と菜見子は、もう一度病院を探すが、2人の姿はない。
その夜、1人院長室に残った白神は、デスクに付着したイバラの血液に気づく。デスクの引き出しを開けると、保存していたUSBメモリーが消えていた。
イバラは一家殺害現場で自分を見たというサトミに、何を見たのか教えて欲しいと話す。イバラ自身には記憶がないからだ。2人はトラックの荷台に身を隠し、逃走して行く。
翌朝、診療所にいる為頼と菜見子のもとへ早瀬から連絡が入る。サトミの携帯電話に残された血液がイバラのものと判明したのだ。為頼と井上和枝(浅田美代子)は、やはりイバラがサトミを誘拐したのだろうと話すが、菜見子は疑う。サトミが描く一家殺害の絵と曖昧な記憶に、イバラが関係しているのではないかと菜見子。サトミは記憶を求め、自らイバラに同行したのでは…?と。
為頼は白神がなぜ無痛治療にこだわっているのかが気になり、早瀬を訪ねる。しかしちょうど同じころ、早瀬は白神に呼び出されたためにすれ違ってしまった。白神が早瀬に伝えようとしていることとは…。

診療所に戻った為頼英介(西島秀俊)は、早瀬順一郎(伊藤淳史)がイバラ(中村蒼)に拳銃で発砲したことを高島菜見子(石橋杏奈)、井上和枝(浅田美代子)に話す。イバラは川に転落したまま行方がわからない。和枝は発砲を焦った早瀬の方が危険ではないかと危惧。寝ていたはずの南サトミ(浜辺美波)が話を聞いてしまい、玄関から飛び出そうとするのを和枝は必死に抑えた。
翌日も警察はイバラの捜索を続ける。一方、信用を失った「白神メディカルクリニック」では患者の転院などの整理が進められていた。秘書の横井清美(宮本真希)は今後の相談をしようと院長室へ行くが、白神陽児(伊藤英明)の姿はなく、携帯電話もつながらない。
為頼の診療所には早瀬が姿を現す。イバラを撃ったことを責める為頼に、早瀬は彼を殺害するしかないと口走る。その発言を聞き、為頼は早瀬に白神から言われたのではないかと問う。為頼は、白神が早瀬にイバラを殺すようそそのかしたのでは、と思ったのだ。そして、為頼はイバラの治験データを早瀬に見せる。データはイバラが白神に処方された薬の影響で一家殺害時の記憶の喪失、薬による強暴性の増加を語っていた。早瀬は一家殺害に白神の関与がありそうなことに気づかされる。

為頼 英介 – 西島秀俊
早瀬 順一郎 – 伊藤淳史
高島 菜見子 – 石橋杏奈
白神 陽児 – 伊藤英明
井上 和枝 – 浅田美代子
久留米 実 – 津嘉山正種
久留米 大 – 須田瑛斗
久留米 真理子 – 高橋美津子
為頼 倫子 – 相築あきこ
仁川 康男 – 兵動大樹
太田 武司 – 馬場徹
涌井 – 戸田昌宏
伊原 忠輝 – 中村蒼
南 サトミ – 浜辺美波
橋本 広子 – 和泉佑三子
横井 清美 – 宮本真希

「無痛 ~診える眼~」配信状況

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鬼滅の刃
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感想

この作品は物語自体はすごく重たかったけれど、内容とは裏腹に制作現場の楽しさも伝わってきた。
西島秀俊の冷静な医師と、 伊藤淳史の刑事の熱さとのギャップが凄く面白かった。

このドラマはリアルタイムでも見ていたし、その後も何度も何度も見ている。
このドラマが放送されていた当時は中学生だったので、初めて刑法39条というものをこのドラマを通して知ることができた。
内容はすごく重たいけれど、西島秀俊の演技力が光っていた。

まとめ

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