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「魔女裁判」とは?
2009年4月25日から7月11日まで放送されていたドラマ「魔女裁判」。
このドラマは2009年5月21日より導入されている裁判員制度がテーマとなったクライムサスペンスドラマとなっています。
このドラマで生田斗真が連続ドラマ単独初主演を務めました。
「この世には女と悪女と魔女がいる」というキャッチコピーとなっています。
来る5月21日から始まる「裁判員制度」。この制度の焦点は、心象に惑わされずに一市民が冷静に一市民を裁けるかにあります。
フジテレビではこの春、土曜ドラマ枠で、この「裁判員制度」をテーマにしたドラマに挑戦します。
このドラマは、社会的なことにほとんど関心のないフリーターである一人の若者が、裁判員に選ばれたことをきっかけに稀有な事件に次々と巻き込まれていくという設定。裁判員制度が始まることで起こり得るかもしれない近未来を描いたクライムサスペンスフィクションです。
巨額の遺産金をめぐる殺人事件で起訴された“魔女”と呼ばれる一人の女性。有罪確実と思われたこの事件、なぜか、次々と裁判員の票が無罪へと翻り…そこには評決の買収を仕掛ける謎の集団の暗躍があったのです。さらに若者の周りでは不可解な事件が起こり始め、また、一人の主婦が脅迫されるようになります。そして若者は彼女を救うため、孤独な闘いに挑みはじめます。そんな二人の関係に、新聞記者でもある青年の恋人が不信を抱きはじめ…。
果たして謎の集団とは? 事件に仕組まれた巧妙なトリックとは? そして“魔女”という異名を持つ被告とは?… 謎とスリルに満ちた心理サスペンスドラマが展開します。刻々と変わる罪状の中、一人の若者が挑む“真実の壁”とは? 裁判の行方は…?
裁判員に選ばれたことで事件に巻き込まれていく若者役の主演には、2007年フジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』の中津秀一役でブレイク、昨年夏、TBS系ドラマ『魔王』では大野智とダブル主演を果たし、現在はフジテレビ系ドラマ『ヴォイス~命なき者の声~』に出演中、ドラマのみならず舞台でも活躍し、演技には定評のある生田斗真。生田は、フジテレビ系連続ドラマ初主演、そして初の単独主演となります。
同じく、裁判員に選ばれたことで幸せな家庭生活から一変、脅迫され、危険に巻き込まれる主婦には加藤あい。これまで幅広い役を演じてきた加藤が初の主婦役に挑戦します。フジテレビ系連続ドラマ出演は2005年の『海猿』以来となります。
そして生田の恋人で、駆け出しの新聞記者には、2007年NHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』で鮮烈デビューを果たし、昨年夏『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも好演を見せた比嘉愛未。
事件の被告人で“魔女”という異名を持つ女性には石田ゆり子。フジテレビ系ドラマ『はだしのゲン』や現在公開中の映画「誰も守ってくれない」などに見られる清楚でいちずな役の多い石田が、今回はミステリアスな役に挑みます。
また脚本は、『OUT』『人間の証明』『魔王』など、丁寧な人物描写と骨格の太い台本には定評のある、前川洋一が手掛けます。
裁判員候補者に選ばれた、自称ストリートデザイナーの吉岡徹(生田斗真)は、質問手続きを受けるため南関東地方裁判所に向かっていた。裁判所前は、マスコミが騒いでいる事件の初公判が始まる日とあって大勢の報道陣でごった返していた。そんな騒ぎを横目に候補者待機室に向かう徹。
30人ほどの候補者が集まる中、徹は渡部いずみ(加藤あい)の隣りに着席。やがて入ってきた裁判官の北村武彦(野元学二)から、担当するのが東条ホールディングス会長・東条総一郎(早川純一)の殺人事件であることが告げられた。容疑者である被害者の愛人、柏木鏡子(石田ゆり子)が10年前にも夫を亡くして保険金を手にしたことから、世間では“魔女”と呼ばれ注目を集めている事件だけに驚く候補者たち。
裁判長や裁判官、検事、弁護士により質問手続きが終わると、抽選により裁判員6名、補充裁判員2名が発表される。嬉しそうな人、困惑する人、様々な反応を示す裁判員のなか、日当が手に入るという理由で喜ぶ徹。とある場所では、得体の知れない男・黒川竜一(鈴木亮平)が隠しカメラから送られてくるその一部始終を見て不気味な笑顔を浮かべていた…。
評議室に移り、裁判の流れの説明を受けた8人はお互いの素性がわからないよう色で呼び合うことになり、徹はオレンジ、いずみはホワイトに決まった。昼食になり、自分が話題の魔女裁判の裁判員になったことを恋人で新聞記者の本宮香織(比嘉愛未)に電話しようとした徹だが、同じ裁判員でブルーと呼ばれる相馬卓(平方元基)に注意される。物知り顔の相馬にムッとしながらも、徹は裁判員になったことに戸惑いを隠せず沈んでいるいずみに明るく声をかける。
そして裁判が始まった。法廷に入ってきた鏡子の美しさに思わず見とれる徹。鏡子は起訴事実を全面否定、無罪を訴える。検事・大沢陽子(宍戸美和公)による冒頭陳述が行われていると、傍聴席に取材でやってきた香織が入ってきた。顔を見合わせ驚く徹と香織の様子を、鏡子と弁護士・進藤亮介(渡邉紘平)は見逃さなかった。
裁判が終わり、評議室に戻ってきた6人は裁判長・美濃部学(岸博之)の進行に従い意見を交わしていく。すると、急に部屋の電気が消え火災報知機が鳴り響いた…。
吉岡徹(生田斗真)が裁判員になって2日目を迎えた。自宅から幼稚園への道が記された謎の手紙が送られてきた渡部いずみ(加藤あい)は、娘にGPS機能の付いた携帯電話を持たせ幼稚園に送り届ける。そしてわいせつ行為の写真を撮られ脅されていた田所英雄(中村靖日)は、黒川竜一(鈴木亮平)の部下にされるがままに隠しカメラや小型イヤホンを体に取り付けられ評議室に向かう。
2日目の公判では、検事の大沢陽子(宍戸美和公)から被害者・東条総一郎(早川純一)の血痕が残るレンガが証拠品として提出された。レンガで殴ったと指摘する大沢に柏木鏡子(石田ゆり子)は、血痕は総一郎が自ら酔って転倒した際にぶつけたもので、すべてが事故だと主張した。評議室に戻ってきた徹たちで話し合いが行われると、田所はイヤホン越しの黒川の指示に従い、無実を訴え始めた。急に鏡子をかばうような発言をする田所をいぶかしげに見つめる徹。
翌日、本宮香織(比嘉愛未)は鏡子の指名を受けて取材をするために拘置所に来ていた。指名した理由を訪ねる香織に鏡子は自分と似ていると感じたと話す。同じ頃、徹の元にセレクトショップから電話が入る。注文を受けて大量発注したばかりのTシャツがキャンセルになったという。あわてて発注を取り消そうとするも商品は出来ていて、徹は100万円の負債を背負うことに。いずみの家でも冷蔵庫に入れて置いたケーキが無くなるという出来事が起きていた。拘置所で鏡子の口から”魔女”と呼ばれるゆえんになった幼い頃から身の回りで起きた不幸な出来事の話に聞き入っていた香織。鏡子は最後に娘の遥(忽那汐里)に会って欲しいとお願いする。その日、奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)の元にもそれぞれの弱みをネタに無罪を訴える封書が届く。そして、足取り重く家に帰ってきた徹の部屋にも一通の封書が…。
吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、GPSを頼りに幼稚園からいなくなったいずみの娘・舞(磯野光沙)を探してホテルへやってきた。ホテルに舞の姿はなく、携帯を拾ったという柏木遥(忽那汐里)がフロントに届けようとしているところだった。携帯を受け取ったいずみの元に黒川竜一(鈴木亮平)から無罪にするようにとの電話が入った。いずみはそれまでの経緯は自分の勘違いだったとごまかし、徹にも誰にも言わないで欲しいと口止めをする。遥に話を聞くためにホテルにやって来た本宮香織(比嘉愛未)はそんな2人の様子を目撃してしまう。部屋に移った香織は、遥から鏡子(石田ゆり子)と総一郎(早川純一)とは本当の親子のように楽しく暮らしていたかを聞く。
家に戻り、キャンセルになった大量のTシャツと100万円の請求書を前にため息をつく徹の携帯に黒川から電話が入る。無罪に転じれば報酬として100万円払うとだけ告げて切れた電話に苛立ちを募らせる徹。
翌日、香織が書いた新聞記事がマスコミで大きく扱われ騒ぎになっていた。紙面には鏡子を擁護するような記事が飾っていた。評議室で裁判員たちが囲んでいた新聞を見て、香織の元へ向かった徹は記事の内容を非難するが、反対にいずみとホテルで会っていたことを責められる。脅迫されていることを口止めされているため理由を話せず口ごもる徹にますます不信感を募らせる香織は、しばらく会わないと一方的に告げて去っていく。
3日目の公判が始まった。検察側の証人として東条家の主治医・西山(唐木ちえみ)が証言台に立った。西山は自殺した総一郎の妻が、生前に鏡子にはめられたとこぼしていたと涙ながらに証言。すると、傍聴席にいた1人の男が鏡子を罵倒しながら柵を乗り越えてきた…!
吉岡徹(生田斗真)に荷物を届けたのは黒川竜一(鈴木亮平)だった。その中身は…。
翌日、徹は評議室に集まった裁判員たちに自己紹介を提案する。名前を名乗ることで互いを信頼し、結束を固めて正々堂々と審判しようと説得を試みるが、相馬卓(平方元基)や田所秀雄(中村靖日)に反対される。直後に田所がトイレに立つとそれを怪しんだ徹は後をつけるのだが…。
第5回公判が始まった。検事側の証人として被害者の弟で東条ホールディングス社長の東条英彦(浜田晃)が証言台に立った。英彦は、遺言書の存在は警察に言われるまで知らなかったと言い、柏木鏡子(石田ゆり子)が遺産目当てに殺したと思うと言い切る。その証言の様子をモニターで黒川が観察していた。
一方、東西新聞社では、本宮香織(比嘉愛未)が鏡子の独占インタビュー記事のおかげで売り上げが伸びたと同僚からもてはやされていた。そこに弁護士の進藤亮介(渡邉紘平)から香織に連絡が入った。鏡子がもう一度香織に会いたいと言う。喜んで引き受ける香織。
評議を終えた裁判員たちが帰宅準備をしていると、徹がおもむろに電話で話しだした。徹は電話を切ると新聞記者の恋人が、鏡子について有力な情報を得たらしいと言い、部屋を飛び出して行った。
吉岡徹(生田斗真)と渡部いずみ(加藤あい)は、黒川竜一(鈴木亮平)が無罪から有罪へ指示をひるがえしたことに戸惑う。そんな矢先、柏木鏡子(石田ゆり子)が自殺したとの知らせが入った。接見中だった進藤弁護士(渡邉紘平)が席を外したわずかな隙をみての行動だった。塚田裁判官(堀ひろこ)から報告を受け騒然とする裁判員たち。帰社したばかりの本宮香織(比嘉愛未)も鏡子自殺の一報を受け、再び会社を飛び出していく。
鏡子の状態がわからないため戸惑いを隠せない裁判員の面々。急展開の連続に頭を悩ませる徹の脇でしばらく沈黙していたいずみは、意味深な発言をする。
一方、2人の会話をアジトで黒川と盗聴していた総一郎(早川純一)の弟・英彦(浜田晃)は、自分が黒川と手を組んでいたことがバレるのではないかと気が気ではない。一方、相変わらず冷静な黒川だったが、鏡子の行動の真意を探りかねていた。
そんな中、病院に運ばれてきた鏡子の緊急手術が始まろうとしていた。
病院へ駆けつけた香織は、自分が母をひとりにするきっかけを作ったと責任を感じて涙を流していた遥(忽那汐里)を優しく励ます。同じ頃、進藤の携帯にはある人物から連絡が入り…。
吉岡徹(生田斗真)の前に姿を現した黒川竜一(鈴木亮平)。有罪に入れればすべての問題は解決すると冷静に告げる黒川に徹は…。一方、自殺未遂以降、昏睡状態が続いていた柏木鏡子(石田ゆり子)が目を覚ました。心配して付き添っていた本宮香織(比嘉愛未)が自殺の理由をたずねると鏡子は裁判で争っているのが虚しく感じたと話す。
そして黒川の元には、香織が柏木遥(忽那汐里)から聞いた話から東西新聞が東条英彦(浜田晃)を調べているとの情報が届く。
徹は香織に電話をして大事な話があるから連絡が欲しいと伝言を残すが、その直後に…。
その頃、いずみ(加藤あい)の元には舞(磯野光沙)を預けている義母・あさ子(児玉美智子)から電話が入った。あさ子は舞に有名私立小学校の受験を勧め、戸惑ういずみを半ば強引に説得する。
そんな中、裁判所からの呼び出しを受けて裁判員たちが集まった。美濃部裁判長(岸博之)から裁判の再開は鏡子が回復してからになると告げられ、スケジュールの確認をされるが全員が大丈夫だと答え、その場は解散になった。その後、徹は内海信恵(松本じゅん)と奥寺梨華(末永遥)の元をたずねる。
吉岡徹(生田斗真)は、危機迫る様子で「助けて!」と電話をかけてきた本宮香織(比嘉愛未)の部屋へ慌てて駆けつける。すると、そこには…。香織にまで被害が及んだことに怒りがこみあげる徹の元に、今度は渡部いずみ(加藤あい)からも「助けてください!」との電話が入った。いずみの家に行く徹。これらの出来事が、黒川竜一(鈴木亮平)の仕業なのか、それとも誰かほかの者の仕業なのかがわからず苛立つ徹。
柏木鏡子(石田ゆり子)の病状も回復し、12日ぶりに公判が再開されることになった。裁判員席には辞退した奥寺梨華(末永遥)と逮捕された内海信恵(松本じゅん)に代わり、井筒肇(山谷初男)と根津芳子(中村果生莉)が座る。嬉しそうな井筒とは反対に根津は相変わらず沈んだ表情だ。徹は、鏡子が話した「香織さんを大切にしてあげてください」という言葉や、黒川の「すべては魔女の計算」という言葉を思い返しながら、何かを探るように被告人席に座る鏡子をジッと見つめる。公判が終わり評議室に戻ってきた徹といずみは、根津の持ち物にあるものを発見する。
吉岡徹(生田斗真)は、狂言誘拐をするほど本宮香織(比嘉愛未)を追い詰めていたことを悔やみつつ、それが柏木鏡子(石田ゆり子)の差し金ではないかと疑う。一方、渡部いずみ(加藤あい)の家には海外赴任中だった夫が帰ってきた。夫とは黒川竜一(鈴木亮平)だった。しかし、何も知らないいずみは喜んで迎え入れる。
部屋に戻ってきた徹が料理をしていると、テーブルに置いていた携帯に着信が入った。相手がいずみだとわかると徹は、バイト先からだと誤魔化して電話をするため表に出ていく。夫の帰宅を告げるいずみに、徹は部屋を荒らした犯人は香織だったことを話し謝る。そして、香織のそばにいてあげたいと裁判員を辞めると言い出した。奥寺梨華(末永遥)や内海信恵(松本じゅん)のこともあり、徹や香織の身の安全を心配するいずみ。徹が戻ってくると、なぜか香織は引き止めるのも聞かずに帰ると部屋を出て行く。
いずみは夫の黒川にこれまで起こった出来事を報告していた。話を聞いた黒川は買収組織に憤慨するふりをして、自分が守ると預けていた舞(磯野光沙)を迎えに行くと言う。いずみは素直に喜ぶが…。翌日、思いつめた表情の香織が向かった場所は…。
裁判員たちが実況見分にやってきた別荘で、吉岡徹(生田斗真)を襲い窓から転落した本宮香織(比嘉愛未)。救急車で搬送された香織に付き添い病院へやってきた徹と渡部いずみ(加藤あい)が手術室の前にいると、香織の荷物を持った看護師がオペ室から出てきた。声をかけると、吉岡と名乗る人物に荷物を持ってくるように頼まれたという。身に覚えはないが、何かを感じてとっさに荷物を受け取る徹。すると香織の荷物から別荘のカードキーが出てきた。3つある別荘の鍵はすべて管理人の岡村(横山あきお)が持っていたことを思い出し、あるはずのない“4つ目の鍵”の存在に徹といずみは驚く。
柏木鏡子(石田ゆり子)は進藤弁護士(渡邉紘平)から実況見分での一件を聞き表情を強張らせる。一方、徹といずみは再び別荘にやってきてカードキーが本物であること確認する。さらに岡村に4つ目の鍵の存在を聞くが、知らないという返事が返ってきた。その矢先、徹の背後から何者かが近づいてきて…。
これまでの証言を一転させ、自分が殺したという柏木鏡子(石田ゆり子)の発言に騒然となる法廷内。吉岡徹(生田斗真)は立ち上がり鏡子の発言を否定。誰かをかばっているのではないかと叫ぶが裁判はそのまま閉廷となり、鏡子は徹を悲しい目で見ながら退廷させられていく。開いた扉の向こうに柏木遥(忽那汐里)の姿を見つけた徹はすぐに追いかけ声をかける。振り向いた遥は…。
接見室では進藤弁護士(渡邉紘平)が鏡子に発言の真意を問うが、鏡子はこれまでのお礼を告げるだけだった。一方、帰宅した渡部いずみ(加藤あい)から鏡子の証言を聞いた黒川(鈴木亮平)は、いずみの心が揺れているのを感じて舞(磯野光沙)のことを考えるべきだと訴える。黒川は徹にも電話をして本宮香織(比嘉愛未)の名前を出して有罪に入れるように告げる。徹は香織を心配して病院へ行くが、徹が脅されていることを知らない香織は、徹の過剰な心配ぶりをいぶかしむ。
裁判の最終日。評議室に集められた裁判員たちは最終評議に入った。次々と意見を述べていく裁判員たち。徹の意見で評決は午後に持ち越されることになり、休憩に入ると徹の携帯に香織からの着信が入った…。そして、評議が再開し、1人ずつ判決を発表していくことになり…!
吉岡 徹 … 生田斗真
渡部いずみ … 加藤あい
本宮香織 … 比嘉愛未
黒川竜一 … 鈴木亮平
柏木 遥 … 忽那汐里
田所秀雄 … 中村靖日
井筒 肇 … 山谷初男
相馬 卓 … 平方元基
根津芳子 … 中村果生莉
進藤亮介 … 渡邉紘平
水島真紀子 … 滝沢沙織
柏木鏡子 … 石田ゆり子
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配信状況 | 無料期間 | |
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感想
このドラマはちょうど裁判員制度が始まる頃に放送されていた。
このドラマを見ているとまずお二人に簡単に翻弄される裁判官の姿が見ていてとてもつらかった。
裁判員制度というものを逆手に取られたドラマになっていたと思う。
このドラマの最後のシーンが本当に強烈で見ていて背筋が寒くなってきた。
本当に秀逸の作品ではないかと思う。
このドラマが始まった当初は裁判員制度が始まるという頃。
だんだんと一般人が人を裁く場にいる事が身近になってくると思うけれど、このドラマを見ていた当時はいずれこの制度が定着して本当にあるのかもしれないと思わされるようなドラマになっていた。
そしていかに真実を見極めることが難しいかというテーマで、このドラマを見ていて実際に見極めることの難しさを痛感した。
まとめ
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