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「ビューティフルレイン」とは?
2012年放送ドラマ「ビューティフルレイン」。
若年性アルツハイマー病の診断を受けた父親役に豊川悦司、父親の娘役として芦田愛菜が出演。
二人の親子愛が描かれています。
キャッチコピーは「すべてを忘れてしまう、その前に」。
2012年7月からスタートする<ドラマチック・サンデー>『ビューティフルレイン』は、ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描くドラマです。
今回ダブル主演を務めるのは、1999年『危険な関係』以来、約13年ぶりにフジテレビの連続ドラマ出演となる豊川悦司さんと、ドラマチック・サンデー『マルモのおきて』(2011年4月期)以来のフジテレビ連続ドラマ出演となる芦田愛菜さんです。豊川さん演じる木下圭介(きのした けいすけ)は、妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘とふたり暮らし。下町の金属加工工場を支える腕のいい職人であり、少年野球チームの監督も務める明るい男です。圭介は、人情あふれる下町の仲間に囲まれて、娘と一緒に楽しく暮らしてきましたが、ここ最近物忘れが激しくなり、ある日突然、その原因は“若年性アルツハイマー”だと診断されてしまいます。一方、芦田さん演じる木下美雨(きのした みう)は、しっかりしていますが、中身はまだまだ子ども。母を亡くした寂しさを父ゆずりの明るい性格ではね除けていました。しかし、父と仲良く2人3脚で過ごしてきた日々が、彼の突然の病によって一変することに…。
幼い娘をずっと守りながら育ててきた父と、お母さんがいなくてもお父さんと一緒なら大丈夫と信じてきた娘――強い絆で結ばれた父娘は、この現実とどのように向き合い、どう乗り越えていくのでしょうか?
木下圭介(豊川悦司)とひとり娘の美雨(芦田愛菜)は、東京の下町にある小さな金属加工工場『中村産業』の離れで暮らしている。圭介の妻・妙子は8年前、美雨の命と引きかえにこの世を去っていた。大手建設会社に勤務していた圭介は、会社を辞めて中村産業に転職していた。美雨を小学校に送り出した圭介は、彼女の忘れ物に気づき、学校まで届ける。中村産業社長の中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)、後輩工員の勝田秋生(三浦翔平)らは、過保護過ぎる、と圭介をからかいつつも、この父娘を温かく見守っていた。そんな折、思わぬ事態が起きる。先輩工員の宗田清(でんでん)に頼まれた秋生が工場内の荷物を動かしたところ、バランスが崩れ、圭介の頭に当たってしまったのだ。意識を失った圭介は病院に運ばれるが、すぐに意識を取り戻した。
あくる朝、圭介は、遠足に行く美雨の弁当を用意し忘れ、慌てて作り始める。約束していた水筒も買い忘れていることを知った美雨の姿を見た圭介は、金物店に無理を聞いてもらって水筒を購入する。嬉しさとともに遠足に出かけた美雨は、バスの中で友だちの新井小太郎(高木星来)から“口裂けオヤジ”の都市伝説を聞く。
圭介は、時おり物忘れをしていたが、一時的なものだったため気に留めずにいた。そんな中、圭介は工場を覗きこんでいる女性の姿に気づく。それは、富美夫の娘で、結婚して家を出た西脇アカネ(中谷美紀)だった。
木下圭介(豊川悦司)は、若年性アルツハイマー病と診断されたことを、娘の美雨(芦田愛菜)をはじめ、誰にも言えずにいた。美雨は圭介の様子を友達の新井小太郎(高木星来)に相談する。同じ頃、「中村産業」では社長の中村富美夫(蟹江敬三)が圭介に、翌日行われる大事な取引先との打ち合わせで使う資料を手渡しするついでに、娘の西脇アカネ(中谷美紀)の事情を聞いてないか探りを入れる。しかし妻の千恵子(丘みつ子)にせっつかれて、アカネ本人から聞き出そうと富美夫は声をかけるが、結局、何も聞けずに終わった。アカネが本屋にいると、仕事を終えた圭介が入ってきた。圭介はアカネの存在に気付かず、アルツハイマーの本を手にレジへ向かう。アカネに声をかけられた圭介は人に頼まれたと言いながら本を隠すように持って足早に去っていく。その夜、美雨が寝たのを確認した圭介は、買ってきた本やパソコンで病気の症状や介護施設について、いろいろ調べるのだった。翌日、病気のことが頭から離れない圭介を、勝田秋生(三浦翔平)がからかってきた。そんな中、圭介が打ち合わせ時間を過ぎても来ないと取引先から連絡が入る。思い出せずに呆然とするが、ようやく思い出し慌てて先方の会社へ。その帰り道、昨晩調べた介護施設に立ち寄るが、入居者の現状を見て愕然とする。帰ってきても車から降りずに考え事をしていた圭介は、秋生から美雨の誕生日パーティーが始まると聞かされ、慌ててプレゼントを買いに急ぐ。
病気と向き合うことを決意した木下圭介(豊川悦司)は、医師の古賀豊(安田顕)から受け取った生活の心構えや注意すべき点などが書かれた冊子に従い、禁煙や苦手なカボチャを食べたり、予定をメモに残すなどの行動を始めた。いつもと違う行動をする圭介に何か隠していると勘ぐる美雨(芦田愛菜)の追及に、隠し事はしていないとごまかす圭介。
小学校で美雨や新井小太郎(高木星来)ら生徒たちに作文書きの宿題が出された。『私の宝物』という題で、翌日に行われる授業参観で発表する作文と聞いて、美雨は何を書けばいいのか困惑する。同じ頃、「中村産業」に、数日前に圭介が打ち合わせをすっぽかしてしまった取引先から注文が入った。ただし、翌朝までに大量に納品しなくてはならず、全員気合いを入れてのハイペースな作業が続く。途中、工場に西脇アカネ(中谷美紀)あてに、夫の西脇拓哉からの荷物が届いた。受け取ったアカネはさっさと自分の部屋に戻ってしまい、何も聞けない中村富美夫(蟹江敬三)と千恵子(丘みつ子)は、心配をする。
作業の合間で美雨と夕食を食べていた圭介は、翌日の授業参観はスーツで決めて行くと宣言しつつ、今夜は仕事が遅くなるから先に眠っているように話す。素直にうなずいた美雨だが、宿題の作文がいまだに書けず、自分の部屋に戻ると白紙の原稿用紙を前に頭を悩ませる。一方、荷物を開封したアカネの手には圭介と同じアルツハイマーの本があり…。
木下圭介(豊川悦司)は、病気のことを愛娘の美雨(芦田愛菜)に打ち明けた。しかし、治らない病気だとはどうしても言うことができず、薬を飲んでいればすぐに治ると嘘をついてしまう。小学校が夏休みに入った。圭介は、夏休み中も規則正しい生活を送るよう美雨に話した。その際、圭介は、病気のことは中村富美夫(蟹江敬三)や千恵子(丘みつ子)らに言わないよう口止めをする。
ラジオ体操に出かけた美雨は、友だちの新井小太郎(高木星来)から四葉のクローバーのキーホルダーを見せられる。四葉のクローバーは“魔法の葉っぱ”で、4つ集めて願い事を書いた紙にはさんでおけばどんな願い事も叶う、と聞かされ驚く美雨。
家に戻った美雨は、図鑑で四葉のクローバーを調べ、そのページに「父ちゃんのびょうきが早くなおりますように」と書いた紙を挟んで、探しに出かける。圭介は、富美夫には腹痛だと言って病院へと向かう。診察の後、圭介は、主治医の古賀豊(安田顕)に仕事のことを相談した。古賀は、初期段階である現在は仕事を続けることも十分可能としながらも、このまま続けていくためには職場の理解と協力が必要だと告げる。
一方、アカネ(中谷美紀)は、炎天下の中で四葉のクローバー探しに夢中になっている美雨を見かける。美雨から事情を聞き、一緒に探し始めるアカネ。そのころ、中村産業に、アカネの夫である西脇拓哉から電話が入っていた。拓哉から話を聞いた富美夫は、アカネに連絡して、いますぐ戻るよう命じた。美雨は、アカネと別れたあとも、必死で四葉のクローバーを探し続けていた。が、風に飛ばされた帽子を追いかけようとした美雨は、急にめまいを起こし…。
木下圭介(豊川悦司)は、中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)と妻の千恵子(丘みつ子)に、病気のことを打ち明ける。解雇もやむを得ない、と覚悟してのことだった。若年性アルツハイマー病について詳しく知らなかった富美夫は、困ったときはお互い様だ、と言って圭介を励ました。しかしアカネ(中谷美紀)は、富美夫たちは病気を楽観視している、と指摘し、アルツハイマーのことをしっかり理解して接していかなければダメだと告げる。一方、千恵子やアカネと一緒に商店街の福引に挑戦した美雨(芦田愛菜)は、伊豆大島1泊2日のペア旅行券を引き当てる。美雨は、夏休みを利用して旅行に行くという友だちの話を聞いて寂しい思いをしていたが、圭介のことを気遣って喜べなかった。そんな美雨の思いを知った富美夫と千恵子は、旅行には行けるのか、と圭介に尋ねた。
すると圭介は、大丈夫だと言って笑顔を見せる。圭介は、主治医の古賀豊(安田顕)に旅行の件を相談する。古賀は、それを許可し、緊急時の連絡先や自分の名刺を手渡して、常に身につけておくよう圭介に指示した。その夜、富美夫は、勝田秋生(三浦翔平)や宗田清(でんでん)を誘って、新井春子(国生さゆり)の店に飲みに行く。しかし富美夫は、秋生たちに圭介のことを切り出せなかった。旅行前日、圭介と美雨は、買い物に出かけ、旅行の準備をするが…。
木下美雨(芦田愛菜)は、自分がいい子にしていれば父・圭介(豊川悦司)の病気が治ると信じる。一方、社長の中村富美夫(蟹江敬三)と圭介のようすがおかしいことに不審を抱いていた宗田清(でんでん)は、何故打ち明けてくれないのか、と怒り出す。宗田は、圭介が手帳ばかり見ていることから、借金に苦しみ、返済日を気にしているものと思い込んでいた。圭介は、そんな宗田に病気のことを打ち明ける。同じ日、中村産業に、アカネ(中谷美紀)の夫・西脇拓哉(山中聡)が突然やってくる。拓哉は、アカネや同席した富美夫、千恵子(丘みつ子)に、離婚するつもりはない、と告げる。アカネとふたりだけで話した拓哉は、アカネが書いた離婚届を破り、明日また来るからそのときに気持ちを聞かせてほしい、と伝える。同じころ、美雨は、少しでも圭介の役に立とうと家事を手伝い始める。が、失敗ばかりで落ち込む美雨。圭介は、美雨の気持ちを尊重しながらも、しっかり勉強して、しっかり遊ぶことが美雨の仕事だ、と話す。
その夜、ベランダでアカネと話した圭介は、拓哉との話し合いは上手くいったのか、と尋ねる。圭介は、心配している富美夫たちのことに触れ、親はどんなときでも子どもの幸せを願っている、とアカネに告げた。するとアカネは、心配をかけたくないから言いたくても言えないこともある、と返し、美雨も圭介が想像している以上に心配しているかもしれない、と続け…。
木下圭介(豊川悦司)の義父母、上原一夫(浜田晃)と愛子(岩本多代)が沼津から上京してくることになった。美雨(芦田愛菜)は、一緒にママのお墓参りや遊園地に行く、と大はしゃぎだ。圭介は、義父母たちに病気のことをどう伝えればいいか悩んでいた。相談を受けた中村産業社長の富美夫(蟹江敬三)と妻の千恵子(丘みつ子)は、まだ言わなくてもいいのではないか、と助言する。圭介親子のことを心配している先輩工員の宗田清(でんでん)も同じ意見だった。それに対して富美夫の娘・アカネ(中谷美紀)は、病状を正確に伝えて、今後のこともきちんと話し合っておいた方がいい、と主張する。さらにアカネは、何かが起きてからでは遅いのだから美雨と別居するなら早い方が良い、と付け加えた。するとそこに、勝田秋生(三浦翔平)が血相を変えて飛び込んでくる。秋生がやりかけのままにしておいた仕事の材料が破棄されていたのだ。捨ててしまったのは圭介だった。作業の途中で納品に出掛けなければならなかった秋生は、戻ったら作業を再開するのでこのままにしておいてほしい、と圭介に頼んでいた。秋生から責められる圭介の姿を見かねた富美夫は、秋生を母屋に連れていき、圭介の病気のことを打ち明けた。あくる日、圭介と美雨は、一夫たちと出掛ける。同じころ、富美夫、宗田、秋生の3人は、圭介の主治医・古賀豊(安田顕)を訪ね…。
どうか、悩んでいた。義父母の一夫(浜田晃)と愛子(岩本多代)は、圭介と美雨が一緒に沼津に引っ越して来ることを望んでいた。圭介は、そのことを社長の中村富美夫(蟹江敬三)、千恵子(丘みつ子)夫妻やアカネ(中谷美紀)に報告する。
バレエ発表会の日、美雨とともに会場に向かった圭介は、途中でカメラのフィルムを買い忘れたことに気づく。圭介は、美雨をその場に待たせて近くの店まで買いに行った。が、買い物を終えた圭介は、美雨を待たせていることを忘れてしまい、ひとりで会場に向かってしまう。そこで思わぬ事態が起きた。圭介を待ち続けていた美雨が、警察官を見つけて駆け寄ろうとした際に、自転車と接触して腰を打ってしまったのだ。騒ぎに気づいて美雨に駆け寄ったのは、一夫と愛子だった。
美雨は、幸い大きなケガはしていなかったが、念のためひと晩入院することになった。一夫たちから連絡を受けた圭介は、アカネ、千恵子とともに病院に駆けつけた。事情を知った一夫と愛子は、引っ越しの話を切り出し、仕事の都合ですぐ引っ越すことができないなら、とりあえず美雨だけでも先に来させてはどうかと提案した。愛子は、いま決断しなければ取り返しのつかないことが起こるかもしれない、と圭介に忠告し…。
木下美雨(芦田愛菜)は、沼津に住む祖父母のもとへと旅立った。父・圭介(豊川悦司)は、美雨がいない寂しさをかみしめながら、いつも通りの生活を続けた。中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)はもちろん、同僚の勝田秋生(三浦翔平)や宗田清(でんでん)も、そんな圭介の心情を察し、気遣っていた。圭介と美雨のことを家族同然に思っている千恵子は、このままふたりが離れてしまっていいのかと心配する。それを知ったアカネ(中谷美紀)や富美夫は、圭介が決めたことなのだから余計なことは言うな、と釘をさした。
数日後、主治医の古賀豊(安田顕)のもとを訪れて診察を受けた圭介は、病状が悪化していることを知る。このまま病気が進行すれば、5年ほどで家族の顔や名前もわからなくなってしまう可能性があるらしい。古賀は、美雨の将来のためにも、いまのうちからいろいろと準備をしておいた方がいい、と圭介に助言する。
そんなある日、千恵子は、事務所で昼食をとっていた秋生に、圭介親子は本当にこのままでいいと思うか、と話しかける。千恵子は、どんな理由があるにせよ親子が別々に暮らすのは間違っている、というと、もう一度美雨の顔を見れば圭介も考え直すのではないか、と続けた。
千恵子の言葉を考えていた秋生は、ある決意を固め、圭介をドライブに誘うが…。
木下圭介(豊川悦司)は、娘の美雨(芦田愛菜)を預けている沼津の義父母、一夫(浜田晃)と愛子(岩本多代)のもとへ、引越しや転校の手続きに必要な書類を送った。圭介は、その封筒の中に、美雨への手紙も同封した。手紙の中で圭介は、夏休みの最後の日に迎えに行くがそのときに大事な話があるから聞いてほしい、と綴っていた。
その矢先、圭介の携帯電話に一夫から連絡が入る。美雨が、東京に帰る、と書き置きをして、ひとりでバスに乗ってしまったのだという。前夜、美雨は、一夫と愛子が見ていた書類の中に自分の名前があることに気づき、それは何かと尋ねた。愛子は困惑しながらも、ウソを言うわけにもいかず、美雨はこのまま沼津に住むことを話してしまったらしい。
バスターミナルに駆けつけた圭介は、美雨を見つけ、とりあえず家に連れ帰る。圭介は、美雨に自分の病気のことを正直に打ち明け、明日の朝、バスで沼津まで送って行く、と告げた。そして、中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)と妻の千恵子(丘みつ子)に、美雨が落ち着くまで沼津にいたいから夏休みを取らせてほしい、と申し出る。
あくる朝、圭介は、美雨を起こそうとする。が、美雨は、部屋の入口にバリケードを作り、沼津行きを拒否した。それを知ったアカネ(中谷美紀)は、説得役を買って出て、美雨に声をかける。部屋に入れてもらったアカネは、圭介と同じ病気にかかった義母を看病していたときの話を美雨に聞かせた。美雨に辛い思いをさせたくないから沼津で暮らした方がいいと圭介は思ったのではないか、と諭すアカネ。すると美雨は、辛くて苦しいのは父ちゃんと離れて暮らすことだ、と返し…。
木下圭介(豊川悦司)は、娘の美雨(芦田愛菜)と一緒に暮らすことになった。中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)はもちろん、圭介親子が一緒に暮らすことに反対だったアカネ(中谷美紀)も、ふたりを支えていこうと決意していた。
それを受け、千恵子は、圭介親子にさっそく新しいライフスタイルの提案をする。それは、朝昼晩の食事は中村家で一緒にとり、圭介たちの家の掃除や買い物も千恵子とアカネが分担する、というものだった。一方、後輩工員の勝田秋生(三浦翔平)は、圭介に黒板をプレゼントする。ここにその日の作業について書いておけば、圭介が一々手帳を見る必要がなくなるからだった。
夏休みも終わり、美雨は、始業式を迎える。が、帰宅するなり、早く頭が良くなる方法はないか、とアカネに尋ねる美雨。アカネは、毎日コツコツ勉強して本をたくさん読めばいい、と美雨にアドバイスした。どうやら美雨は、大学進学を考えているようだった。
そんなある日、圭介は、富美夫とともに得意先を訪ねる。先方から、取引価格の見直しを迫られたため、交渉に向かったのだ。が、その席で圭介は、先方からの質問に答えられないなどの失態を演じてしまい…。
木下圭介(豊川悦司)は、未来の美雨(芦田愛菜)のためにプレゼントを用意し、ボイスレコーダーに彼女へのメッセージを録音する。
そんなある朝、美雨は、父ちゃんの夢は何なのか、と圭介に問いかける。美雨が毎日元気に楽しく大きくなってくれること、と答える圭介。すると美雨は、父ちゃんが父ちゃんのためにしてみたいことはないのか、と返す。もし何かしたいことがあるなら、自分が叶えてあげたいのだという。美雨は、返答に困っている圭介に、今日中に考えておいてほしい、と告げた。
同じころ、中村家では、富美夫(蟹江敬三)と妻の千恵子(丘みつ子)がケンカをしていた。急病で入院してしまったお祭りの実行委員長の代役を、富美夫が勝手に引き受けてしまったのだ。千恵子は、ことしはバザーの当番なのだから飲食屋台を仕切ることになる実行委員長はできない、と主張する。しかし富美夫は、一度引き受けたものを断るわけにはいかない、と引かなかった。結局、富美夫は実行委員長を、千恵子はバザー当番を担当し、娘のアカネ(中谷美紀)が両方を手伝うということで何とか落ち着く。
そんな中、圭介は、一緒に旅行に行くことが夢だ、と美雨に話す。箱根で、どうしても美雨に見せたいものがあるらしい。圭介は、その話を富美夫らに伝え、もし可能なら今度の三連休に行きたいと相談する。富美夫や千恵子は、不安を抱きながらも、それを了承した。
あくる日、圭介は、工員仲間の宗田清(でんでん)や勝田秋生(三浦翔平)とともに、お祭りの屋台について打ち合わせをする。するとそこに、圭介の主治医・古賀豊(安田顕)がやってくる。
木下 圭介 – 豊川悦司
木下 美雨 – 芦田愛菜
木下 妙子 – 石橋けい
西脇 アカネ – 中谷美紀
中村 富美夫 – 蟹江敬三
中村 千恵子 – 丘みつ子
勝田 秋生 – 三浦翔平
宗田 清 – でんでん
新井 春子 – 国生さゆり
新井 小太郎 – 高木星来
古賀 豊 – 安田顕
ジミー・エヴァンズ – ランディ・ゴインズ
立花 健太 – 君嶋麻耶
小柴 佳子 – 畑野ひろ子
西脇 拓哉 – 山中聡
上原 一夫 – 浜田晃
上原 愛子 – 岩本多代
松山 昇 – 金時むすこ
松山 菜子 – 吉田里琴
「ビューティフルレイン」配信状況
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※本ページは2022年10月時点の情報になります。
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感想
このドラマが放送されていた当時毎週見るたびに泣いていた記憶がある。
回が進むごとにアルツハイマーも進行していてとてもじゃないけど見ていられなくなった。
なんでこんな世の中にはそんな残酷な病気が存在するのだろうと何度も思った。
でも本人も周りも頑張っているから報われてほしいなと思った。
そしてやっぱり家族の存在は偉大だなと思った!
このドラマのような親子関係がすごく羨ましいなあと思った。
とにかく素敵なふたり。
まとめ
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