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◆シロでもクロでもない世界で、それでもパンダは笑わない。(前編・後編)
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「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」あらすじ
1話
囲碁棋士の川田レン(清野菜名)は、かつては天才囲碁少女と呼ばれるほどだったが、23歳になった今はネガティブな性格が災いし、負けてばかり。彼女はアルバイト先の囲碁喫茶で、上坂という国会議員が竹藪に吊るされた姿で発見されたというニュースを目にする。上坂を吊るした犯人は“ミスパンダ”の可能性が高かった。ミスパンダとは、裏で甘い汁を吸う悪人たちを懲らしめて世間を騒がせる謎の人物。上坂には、女性への性的暴行疑惑が持ち上がっていた。神出鬼没で自由奔放なミスパンダ。レンは、自分にはミスパンダのように生きることはできないと思うのだった。
精神科医・門田(山崎樹範)のカウンセリングを受けているレンにとって通院の楽しみは、医学生・森島直輝(横浜流星)と会うこと。時折、「パンケーキを食べに行こう」と誘ってくれる直輝に、レンはときめきを感じていた。
直輝は、テレビ局の報道記者として働く恋人の佐島あずさ(白石聖)に頼まれて、“メンタリストN”という名でバラエティ番組に出演する。彼は、出演者たちの思考を操るようなパフォーマンスを披露する。
番組収録後、直輝は、あずさから、IT企業に勤める女性・愛菜が飛び降り自殺した話を聞く。愛菜は自殺直前、顔に包帯を巻いた姿で「醜い私、さようなら」と言い残した遺書代わりの動画をインターネットにアップしていた。衝撃的な愛菜の死に、ネット上では“整形手術の失敗を苦にして自殺したのではないか?”など、さまざまな噂が広まる。
一方、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から指示を受けた直輝からレンのもとに、“これからパンケーキ食べに行かない?”とのメールが届く。レンは、パンケーキ店で直輝と会う。直輝がパンケーキにシロップをかける。流れ落ちるシロップを見ているうち、レンの意識は遠のく……。
その夜、ビルの屋上で「グオオォォーー!」と吠えるミスパンダが出現。彼女を操る飼育員さんとなった直輝が「さぁ出番だよ、ミスパンダ」と告げる。
ミスパンダは、愛菜の葬儀に現れる。騒然とする参列者に向かって「アタシがシロクロつけるから!」と言い放ち、ミスパンダは愛菜の死の真相を暴いていく――!
2話
レン(清野菜名)と直輝(横浜流星)は、東京誠立大学のキャンパスで学長の岸本がナイフを持った男に襲われる事件に遭遇。男は岸本を刺した後、レンに襲い掛かる…。
事件を受けて、東京誠立大学副学長の池渕が記者会見を開く。池渕は、岸本が意識不明の重体と発表。犯人は、赤嶺という3浪中の浪人生だった。
神代(要潤)は、犯人の動機について「あの告発が原因なのでは?」と質問。“あの告発”とは、世間で話題になっている不正入試疑惑のことだった。東京誠立大学に通う岸本の息子・俊一の入試の成績表がネットに流出。その得点が大学の合格基準に達していなかったため、俊一は父親の権力によって不正に入学したのではないかと疑われていた。赤嶺はその疑惑を知り、岸本への怒りから犯行に及んだとみられた。
池渕は神代の追及に対し、入試で不正があったことを認める。さらに、第三者委員会を設置して徹底的に調査すると宣言する。
直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、不正入試問題にシロクロをつけるようにと告げられる。
レンは直輝に呼び出され、パンケーキの店へ。パンケーキにかけられるシロップを見つめるうち、レンの意識は遠のいていく…。そして、ミスパンダが出現。直輝の指示を受けたミスパンダは行動を開始する。
全日テレビでは、神代とあずさ(白石聖)が東京誠立大学不正入試問題を番組で取り上げることを提案。しかし、チーフプロデューサーの飯田(福田転球)と、プロデューサーの田中(永山たかし)は、取り上げることを渋る。
そんな中、東京誠立大学で第三者委員会が開かれる。そこにミスパンダが駆け付け…。
3話
門田明宏(山崎樹範)の診察を受けた川田レン(清野菜名)は、表情が豊かになったと言われる。恋をしたからではないかと門田に指摘され、森島直輝(横浜流星)を思い浮かべるレン。彼女の精神状態は落ち着いているように見えたが、10年前に遭遇した火事の記憶のフラッシュバックも度々起こっていた。
そんな中、スピードクライミングの日本代表・宮澤沙奈恵がコーチの鹿野博史とともに緊急会見を開き、日本で近々開催予定の世界選手権を辞退すると発表。沙奈恵は金メダルを確実視される有望選手だったが、練習中に突然ロープが切れて転落し、大ケガを負ってしまった。彼女は会見で、誰かが故意にロープを切って自分を殺そうとしたと主張。
そこに沙奈恵の前のコーチ・磯貝誠が現れる。釈明しようとする磯貝に対して沙奈恵は「あなたがロープを切ったんでしょ!?」と取り乱し、会見は大混乱に。磯貝は厳し過ぎる指導が問題視されるコーチで、沙奈恵からコーチを解任されたばかりだった。ロープを切ったのは解任を恨んだ磯貝の仕業なのか?それとも沙奈恵を引きずり下ろしたい別の人物なのか? 世間では憶測が飛び交い、沙奈恵の世界選手権辞退は大きなスキャンダルに発展する。
会見の模様をテレビで見ていたレンは、沙奈恵が中学時代の同級生だと思い出す。一方、直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、沙奈恵の件について調べるようにと告げられる。
沙奈恵に代わって日本代表に選ばれたのは、沙奈恵のライバルとされていた北里亜香里。亜香里の公開練習が行われることになり、神代(要潤)ら報道陣が集まる。そこに世界選手権に出場する海外の有力選手・コリーナとコーチのミルコビッチが訪れる。コリーナと対面した亜香里は平静を失い、公開練習は中止に。その時、ミスパンダが現れる。ミスパンダは亜香里に向かって「宮澤沙奈恵のロープを切ったでしょ?」と迫る。
レンは、入院中の沙奈恵を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶレンと沙奈恵。レンは沙奈恵から「リコちゃんが生きていたら…」と言われて動揺する。
レンは直輝と会い、沙奈恵と会ってきたことを伝える。レンの様子に異変を察した直輝は、悩みを聞こうとする。レンは直輝に、10年前の忌まわしいトラウマについて打ち明ける。その後、沙奈恵をめぐる一件に新たな事実が判明し…。
4話
直輝(横浜流星)は門田(山崎樹範)から、10年前の火事にまつわるレン(清野菜名)とリコの秘密を聞く。レンは、直輝に好きになってもらえるような自分になるため、日本一の囲碁棋士になると決意。彼女は春男(升毅)に、改めて指導してほしいと頼む。
そんな中、楓(吉田美月喜)が通う中学校で騒動が起こる。3年生の翔太が、同級生の涼介を人質にとって屋内プールに立てこもった。涼介は縛られた上に鉄アレイを括り付けられた姿で飛び込み台に座らされる。
涼介からのいじめを苦に自殺しようとした翔太に対し、涼介は翔太へのいじめを認めていなかった。翔太はミスパンダを呼んで、どちらが真実なのかシロクロつけてもらいたいと要求。ミスパンダが来なければ涼介をプールに沈めると脅迫する。
校長は記者会見を行い、いじめを否定。会見中、同席していたスクールカウンセラーの春香が学校側の嘘を指摘しようとするものの、制止される。会見後、学校側からマスコミに向けて取材自粛要請が出される。あずさ(白石聖)は学校側が何かを隠していると考え、取材することに。
時間が刻々と過ぎ、状況は緊迫する。涼介が助けを求めて声を上げると、翔太はいら立って今にも彼をプールに沈めようとする。その様子を見ていた楓は、ミスパンダの動画チャンネルに「早く来て!」とメッセージを送る。
直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)に、翔太がミスパンダを呼んでいることを伝える。しかし、Mr.ノーコンプライアンスはミスパンダの召喚を許可しない。一方、レンは門田から、直輝とは関わらないようにと忠告される。
ミスパンダが現れないまま、翔太が指定した期限が迫り…。
5話
7年前にショッピングモール爆破事件を起こした死刑囚・浜口が、護送中に連れ去られた。護送車のドライブレコーダーや現場に居合わせた人が撮影した映像には、ミスパンダと飼育員が護送車を襲撃する様子が映っていた。マスコミは、ミスパンダが浜口を連れ去った可能性が高いと報道。警察は、ミスパンダを追う。
7年前、あるショッピングモールで発生した爆破事件は、多くの死傷者を出す大惨事だった。犯人として浜口が逮捕された。しかし、浜口は死刑確定後に無罪を主張。近々、再審請求が認められる見通しだった。
ミスパンダへの疑惑が深まる中、パンダちゃんねるから動画が配信される。ミスパンダは、拘束された浜口を彼の顔を水槽に浸けて残酷に責め立てる。そして「パンダ国民投票を実施しまーす!」と宣言。48時間以内にインターネットを通じた投票の結果で浜口が“クロ”か“シロ”かを決めるという。もし“クロ”なら、ミスパンダは浜口を殺しかねない。そんな状況で“クロ”への票がどんどん増えていく――。
レン(清野菜名)は、門田(山崎樹範)の診察に行かなくなっていた。門田はレンを訪ね、なぜ病院に来なくなったのかと問い詰める。レンは門田から、10年前の火事の幻覚を見るようになって症状が悪化したのは直輝が原因と言われる。レンは門田に反発し、自分の気持ちを直輝に伝えたいと訴える。
一方、直輝は佐島(佐藤二朗)に、何者かがミスパンダになりすましていると知らせる。浜口を連れ去り、国民投票を募っているミスパンダは、偽者だったのだ。直輝は、偽のミスパンダが浜口を誘拐した手口が、あずさ(白石聖)がコアラ男に誘拐された8年前の事件に似ていると指摘する。
レンは初めて、自分から直輝を呼び出す。「直輝さんのことが…好きです!」レンは勇気を振り絞って、直輝に思いを伝える。レンの告白に、直輝は――? そして、偽ミスパンダと偽飼育員さんの正体は、一体誰なのか?
6話
ミスパンダが浜口死刑囚を殺害した容疑で指名手配され、ミスパンダと行動を共にする飼育員さんも警察に追われる。何者かがミスパンダと飼育員さんになりすまし、殺人を犯した。直輝(横浜流星)は一刻も早く、偽のミスパンダと飼育員さんを突き止めなくてはならない状況に陥る。Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)は、今後の関係を断つと直輝に告げ、ミスパンダの殺処分を命じる。
門田(山崎樹範)が殺され、レン(清野菜名)は大きなショックを受けていた。春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)は、そんなレンが心配でならない。直輝はレンから、“助けてください”というメールを受け取る。
神代(要潤)は、7年前のショッピングモール爆破事件で弟を亡くした遺族・陽一(結木滉星)と恭子(三倉茉奈)を訪ねる。神代が「浜口が殺されてどう思いました?」と聞くと、陽一は「浜口を殺してくれたミスパンダには感謝しています」と答える。陽一と恭子には、浜口が殺害された時間にアリバイがなかった…。ミスパンダを正義の味方ともてはやしていた世間の声は一転し、ミスパンダへのバッシングが高まる。直輝は警察の追手を逃れながら、偽ミスパンダと偽飼育員さんが誰なのかを探っていた。
神代から情報を得た直輝は、陽一と恭子に対する疑惑を深め「人殺ししましたよね?」と彼らに迫る。
レンのもとに、あずさ(白石聖)が訪ねてくる。あずさはレンに直輝との関係を問い詰める。
そんな中、ミスパンダが逮捕されたというニュースが流れ――!
7話
ミスパンダが浜口死刑囚を殺害した容疑で指名手配され、ミスパンダと行動を共にする飼育員さんも警察に追われる。何者かがミスパンダと飼育員さんになりすまし、殺人を犯した。直輝(横浜流星)は一刻も早く、偽のミスパンダと飼育員さんを突き止めなくてはならない状況に陥る。Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)は、今後の関係を断つと直輝に告げ、ミスパンダの殺処分を命じる。
門田(山崎樹範)が殺され、レン(清野菜名)は大きなショックを受けていた。春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)は、そんなレンが心配でならない。直輝はレンから、“助けてください”というメールを受け取る。
神代(要潤)は、7年前のショッピングモール爆破事件で弟を亡くした遺族・陽一(結木滉星)と恭子(三倉茉奈)を訪ねる。神代が「浜口が殺されてどう思いました?」と聞くと、陽一は「浜口を殺してくれたミスパンダには感謝しています」と答える。陽一と恭子には、浜口が殺害された時間にアリバイがなかった…。ミスパンダを正義の味方ともてはやしていた世間の声は一転し、ミスパンダへのバッシングが高まる。直輝は警察の追手を逃れながら、偽ミスパンダと偽飼育員さんが誰なのかを探っていた。
神代から情報を得た直輝は、陽一と恭子に対する疑惑を深め「人殺ししましたよね?」と彼らに迫る。
レンのもとに、あずさ(白石聖)が訪ねてくる。あずさはレンに直輝との関係を問い詰める。
そんな中、ミスパンダが逮捕されたというニュースが流れ――!
8話
8年前のあずさ(白石聖)誘拐事件の犯人・コアラ男が哲也(田中圭)と断定する報道に激しく動揺する直輝(横浜流星)。その報道は、神代(要潤)によるスクープだった。直輝は、なぜガセネタを流したのかと神代に詰め寄る。すると神代は、佐島(佐藤二朗)から哲也がコアラ男である証言と証拠を得たと告げる。神代は、哲也が犯行を告白している遺書の文面を写した写真を佐島から預かっていた。
直輝は佐島に「あなたが父を殺したんじゃないですか?」と迫る。佐島は、自分でシロクロをつければいいと直輝を挑発。直輝は「承知しました、ミスターノーコンプライアンス」と受けて立つのだった。
麻衣子(山口紗弥加)が門田(山崎樹範)を殺したという信じたくない事実に直面し、苦しむレン(清野菜名)。彼女は、拘置所で麻衣子と対面。なぜ門田を殺したのかと尋ねようとすると「レンなの!?リコなの!?」と麻衣子に問われ、レンは戸惑う。麻衣子はレンに、今すぐ直輝を殺すようにと言う。
直輝は、哲也が遺したUSBの中の動画を見返していた。その中の1つにパスワードでロックのかかった動画があった。直輝は心当たりのある文字と数字をパスワードとして入力してみるが、動画は開かない。直輝は、そこに重要な証拠が隠されていると考え、パスワードを探すことに。
あずさは、直輝が自分に近付いたのは父を殺した犯人を突き止めるためだったのではないかと疑惑を抱く。彼女は、本当のことを確かめるために直輝を呼び出す。直輝は、あずさに、近付いたのは利用するためだったと言い切り、父を殺した犯人として佐島を追い詰めるつもりだと告げる。
父の汚名を晴らし、佐島が犯人だという証拠を見つけようと命がけで奔走する直輝。一方、レンは、麻衣子の言葉に苦悩を深めていた。そんな中、レンの前に直輝が現れる…。
9話
佐島(佐藤二朗)は、8年前のコアラ男誘拐事件は自作自演で、哲也(田中圭)を殺したのも自分だと告白する映像を残していた。その映像が報道され、哲也の無実が明らかになったはずだった。直輝(横浜流星)は神代(要潤)から「復讐が終わったらミスパンダの正体を教えてくれる約束だろ?」と言われる。神代に対して「まだ終わってないんです」と答える直輝。彼は、佐島が何かを隠そうとしていたことを見抜いていた。
佐島が自分の命と引き換えにしてまで隠したかったこととは、一体何なのか? 直輝には、まだ解かなければならない大きな謎があった。
その頃、レン(清野菜名)は、コアラ男に連れ去られ、とある場所に運ばれていた――。
そんな中、直輝は、ビデオチャットの着信を受ける。連絡してきたのは、コアラ男だった。直輝は、コアラ男がレンに銃を突き付けている映像を見せられる。コアラ男がレンを監禁している場所は、8年前にあずさ(白石聖)が監禁された場所で、8年前の事件と同じ状況になっていた。
直輝はレンを救うため、あずさに手掛かりを聞きに行く。
命の危険にさらされ、恐怖に震えるレン。彼女は、コアラ男に「どうしてこんなことをするんですか!?」と訴える。すると、コアラ男は「森島直輝を恨むんだな」と告げる。
直輝は、あずさとともに、8年前にあずさが監禁された廃屋へ向かった。2人が廃屋の中へ入ったその時――!
10話
すべての復讐が終わった直輝(横浜流星)は、レン(清野菜名)を利用してしまったことに責任を感じていた。彼は、春男(升毅)と佳恵(椿鬼奴)を訪ねて謝罪する。春男は、レンをミスパンダにした直輝に怒りをぶつける。
直輝は、佐島(佐藤二朗)に会いに行く。あずさ(白石聖)と一郎(きづき)が犯した罪と自分の過ちを背負って生きていくと語る佐島。直輝は佐島に「自分自身に決着を付けようと思います」と告げる。
神代(要潤)は直輝から、ミスパンダの正体を聞き出そうとする。直輝は「ミスパンダは、もう現れません」と答えるのだった。
復讐を遂げたにもかかわらず、直輝の苦しみは深まる。直輝は、自分のしたことが間違っていたのではないかと思い詰める。
そんな中、突然、パンダちゃんねるの配信が始まる。「どうして…!?」と驚く直輝。配信の映像には、拘束された神代とミスパンダらしき人物が映っていた。ミスパンダらしき人物は、飼育員の手を離れてこれからは好きにやると言い「アタシが嫌いなグレーなヤツを片っ端からボコボコにしていきます!」と宣言する――。
「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」キャスト
川田レン/ リコ/ ミスパンダ:清野菜名
囲碁棋士でかつては天才美人棋士と呼ばれていた。しかし、ある事件が原因でネガティブな性格になる。
裏では、『ミスパンダ』となり「クロ」と認定された者を断罪する。
森島直輝:横浜流星
精神医学を学ぶ大学生。別名「メンタリストN」。
裏では『Mr.ノーコンプライアンス』の指示により『ミスパンダ』を操る『飼育員さん』となり「グレーゾーン」を取り締まる。
門田明宏:山崎樹範
大学病院の精神科医。
10年前の事件をきっかけにレンの治療を行う。さらに直樹が所属するゼミの教官。
東山楓:吉田美月喜
ミスパンダに憧れを抱き、レンにライバル視する囲碁少女。
小園武史:中田圭祐
直樹のゼミ仲間。
前川雪乃:祷キララ
直樹のゼミ仲間。小園を嫌っている。
川田麻衣子:山口紗弥加
レンを溺愛する母親。10年前の事件により療養施設で治療中。
佐島源造/ Mr.ノーコンプライアンス:佐藤二朗
法務大臣。
裏では直樹に「グレーゾーン」を取り締まるように指示する謎の人物。
森島哲也:田中圭
直樹の父。
その他キャスト
佐島一郎:きづき
山野辺龍彦:高橋ジョージ
神代一樹:要潤
佐島あずさ:白石聖
飯田兼一:福田転球
田中三太:永山たかし
伊藤健人:坂東龍汰
加賀佳恵:椿鬼奴
加賀春男:升毅
菊池勘平:水澤紳吾
中島きよし:松浦祐也
小林孝雄:スチール哲平
並木しげる:浅見小四郎
相関図
みんなの感想
警察の手を借りることなく自らが悪に対する鉄槌をくだすというストーリーでスカッとさせてくれるドラマでした。世の中のグレーな事件に白黒つけるというストーリーはどんでん返しが多発していて読み切れないパターンばかりでした。個人的に気に入っているのが悪事をしている者達の表情、仕草、感情の表し方などで怪しい人間を見極めているという部分です。心理的な面から目星をつけていき、ほんの少しの揺れを察知するというのが印象的でした。そしてMr.ノーコンプライアンスこと佐島を演じる佐藤二朗の好き勝手している演技もたまらなく印象に残りました。こんなむちゃくちゃしてO.Kが出ているのか怒られてないのか心配になるほど自由な演技だったなと感じました。一人、異質を放っていた佐藤二朗が演じる佐島はこのドラマを視聴していない人には是非見てもらいたいなと感じました。森島直樹を演じる横浜流星の運動神経も凄まじかったですが、川田レンを演じる清野菜名の運動神経の良さというのも際立っていました。女優がよく刑事ドラマで犯人を捕まえるような感じのぬるさがなく切れ味抜群の動きには驚かされました。横浜流星と清野菜名の格闘シーンというのは迫力満点で言うことなしでした。
ストーリーがしっかりしている為、ついつい引き込まれる作品となっています。横浜流星さん演じる心理学を学ぶ大学生森島直輝が清野菜名さん演じる気弱な川田レンに催眠をかけ、ミスパンダという人格をつくりだし、世の中のグレーな問題にシロクロつけて行くというストーリー構成が斬新で、正直見る前はもしかしてファンタジー的要素かと思い少し抵抗がありましたが、実際そんなこともなく、無理の無い設定でリアリティもあります。一見すると単純な1話完結っぽい作風でありながらもそれぞれのキャラクターにそれぞれ何かしらの秘密、あるいは謎を抱えており、話が進むにつれて徐々に明らかになっていく過去や関係性も紐解かれていきます。最終回にむけて様々に展開を考察するという楽しみ方も可能でしょう。また、見どころのひとつにアクションシーンが挙げられます。横浜流星さんも清野菜名さんもアクションに定評のある俳優さんですが、その技量が存分に発揮され、ダイナミックなものとなっています。ミスパンダというシロクロつける世間のヒーローに見合った活躍には毎話ワクワクさせられます。そして催眠によって生まれる複数の人格を演じ分ける清野さんの演技力も必見です!
このドラマはミステリアスな世界観が、見ていてとても印象的です。レンは大人っぽいところもあるけど、どこか気弱なところが印象的です。囲碁棋士として真剣な姿は、とても凛としていて見どころです。
そして森島はクールで何を考えているのかわからないところが、かっこよかったです。思わずどんな人なんだろうと興味が湧きます。
レンと森島が出会って仲良くなっていくところも見どころです。レンは少しずつ森島に想いを寄せていくのが、見ていて可愛らしかったです。森島はレンにやさしく穏やかなところがキュンとします。
レンがミスパンダになるところは、インパクトが強かったです。レンっぽさが一切なくなって、別人に変わるところが見どころです。身体能力が高くてミスパンダの豪快なところは迫力があります。気持ちいいくらい敵を裁いていくところも良かったです。
いろんな謎がある中で、次はどうなるのかワクワクした気持ちになります。隠された秘密などもあって、白黒ハッキリさせていく瞬間が見どころです。
どこかダークで怪しい雰囲気がある作品だけど、見るたびにハマっていきます。レンとしての姿とミスパンダとしての姿両方が楽しめます。森島の存在感も見どころです。
世の中のグレーな事件にシロクロをつけるミスパンダと飼育員。飼育員の直輝は、横浜流星くんです。催眠術でミスパンダに変身するレンに向けるむける優しい笑顔もありますが、父の死の真実を探ろうとしているときの直輝は、手段を選ばない怖い顔をしていいます。レン・ミスパンダを演じる清野菜名さんの演技も素晴らしく、流星くんと菜名ちゃんのアクションは、かなりのクオリテイーです。レンをミスパンダに変身させるとき、パンケーキに、シロップをぐるぐる廻しながらかけます。ここがまた見ものでした。回が進んでいくと、驚く方法で催眠術をかけることもありました。1話完結となる事件を、Mrノーコンプライスの指示によって解決することと、大きな謎に迫って行く部分があり、次回が待ち遠しくなります。現実離れした話ですが、人間の本質をあらわしているようなところもあり、悲しみが胸に迫ってくることもありました。ちょっと恋愛要素もあったり、正義を考えさせられたり、親子の愛にも触れています。放送当時は、考察で盛り上がりました。SNSで皆でなぞ解きをする楽しさを知ることもできました。「あなたの番です」で共演し、プライベートでも仲の良い田中圭さんが直輝の父親役で出演しているのも素敵です。
最初は闇の仕置人のようなイメージでしたが、レンや直輝の抱えている心の闇が深くて、過去が明らかになればなるほど、切なくなってしまいます。ミスパンダの見た目はかなりインパクトがありますが、直輝がヒーロー像にパンダを選んだことにも大きな意味があるのがまた深いです。
最初は暗示にかかりやすすぎるレンに多少驚きもありましたが、直輝もレンも大切な人を失う痛みを知っているからこそ、同調しやすかったのかなと思います。
この作品の大きなテーマがグレーゾーンに白黒つけることですが、必ずしもそれが幸せにつながるとは限らないところにリアリティを感じました。
人を催眠術で人格を変えてしまうほど操ることができる能力は、悪人が使えば恐ろしいことになりますが、直輝はそういう種類の人間にならなくて本当に良かったです。
横浜流星さんも清野菜名さんも、派手なアクションシーンに目が行きがちですが、微妙な心の変化を声色や表情だけで表現しているところがまた素晴らしいです。
全体的には、親が子供に与える影響は、良くも悪くも計り知れないという部分が一番印象的でした。最初のイメージをここまで変えてしまうストーリー展開は珍しいし、ダークヒーローならではの、ちょっとモヤモヤした気持ちにさせられるところも斬新で面白いです。
横浜流星さん演じる直輝と清野菜名さん演じるレンの飼育員とミスパンダという関係性に面白みを感じ、グレーな事件の真相を暴いていく姿にカッコよさを感じます。しかし、レンがミスパンダになるために直輝が行う催眠はレンを利用しているだけのように見え、最初は直輝の存在に不安を覚えました。徐々に直輝の父親が関わったことにより命を落とした事件の真相を探っていることが明らかになり、直輝に好意を寄せるレンの気持ちを利用している姿に胸が痛みました。しかし、レンが持つ過去のトラウマから直輝が抱える孤独と共鳴し始め、それによって直輝もレンに惹かれている様子が見られました。レンに寄り添うことで見え始めた亡くなったレンの双子の姉・リコという存在、そしてレンとリコの人格が入れ替わっているという事実が発覚します。母親の愛情の歪みからリコが故意にレンと人格を入れ替えており、直輝が催眠をかけて呼び起こしていたミスパンダが消されていたリコの人格となるシーンは驚愕でした。直輝の事件の真相が明らかになると共に再び消してほしいと願うリコの姿は悲しく、自分の未来をレンに託す選択に胸が熱くなりました。記憶を消すと共に直輝自身も自分の記憶を消す姿に二人の抱えていたグレーの終わりを感じ、二人にとってハッピーエンドを願った結末でした。
まとめ
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