コウノドリ2015/2017公式動画配信で無料で全話フル視聴する方法【ドラマ】綾野剛主演/あらすじ・キャスト・感想まとめ

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「コウノドリ」とは?

『コウノドリ』は鈴ノ木ユウによる漫画を原作に、2015年・2017年綾野剛さん主演でドラマ化された作品です。
命が生まれる現場・産婦人科で主人公や仲間たちが奮闘する姿や家族の絆、奇跡が描かれています。

天才ピアニストという一面を持つ産婦人科医が”命の誕生する現場”で奮闘する姿を描く、あたたかいヒューマンドラマ。

【コウノドリ2015】
鴻鳥サクラ:綾野剛(幼少期:高村佳偉人)
下屋加江:松岡茉優
小松留美子:吉田羊
白川領:坂口健太郎
四宮春樹:星野源
今橋貴之:大森南朋
角田真弓:清野菜名
加瀬 宏:平山祐介
船越拓也:豊本明長
大澤政信:浅野和之
小野田景子:綾戸智恵
向井祥子:江口のりこ
新井恵美:山口紗弥加

【コウノドリ2017】
鴻鳥サクラ:綾野 剛
下屋加江:松岡茉優
小松留美子:吉田 羊
白川 領:坂口健太郎
大澤政信:浅野和之
向井祥子:江口のりこ
赤西吾郎:宮沢氷魚
倉崎恵美:松本若菜
加瀬 宏:平山祐介
四宮春樹:星野 源
今橋貴之:大森南朋

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「コウノドリ(2015)」あらすじ

都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。客席は一杯なのに、開演10分でライブは終了してしまう。実はBABYの正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。そんなサクラを、救急車から妊婦の受け入れ要請の連絡が入ってとまどう新米産科医の下屋加江(松岡茉優)が電話で呼び出していたのだ。受け入れ要請の妊婦は、産科検診を受けず、妊娠週数も不明の「未受診妊婦」だった。未受診妊婦はリスクが高すぎる。万一、感染症などがあれば、医療スタッフにとっても他の患者にとっても、極めて危険な患者となる。しかし「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、サクラは新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋貴之(大森南朋)が、躊躇する白川領(坂口健太郎)らを抑え、受け入れを決める。さらに、サクラは、未受診妊婦のフォローのために、メディカルソーシャルワーカーの向井祥子(江口のりこ)にも来てもらうように指示。そこへ、ベテラン助産師の小松留美子(吉田羊)も駆けつける。──果たして緊急搬送されて来た未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか。サクラと周産期医療のチームプレーで奇跡を起こすことができるのか──?

産婦人科医の鴻鳥サクラ(綾野剛)、四宮春樹(星野源)、新米産婦人科医の下屋加江(松岡茉優)をはじめ、新生児科医の今橋貴之(大森南朋)、白川領(坂口健太郎)、助産師長の小松留美子(吉田羊)らが参加する周産期母子医療センターの合同カンファレンス中に、救命救急医の加瀬宏(平山祐介)が飛び込んできた。交通事故にあった臨月を間近に控える妊婦が5分後に運ばれてくるという。運ばれてきた妊婦・永井晴美(川村ゆきえ)は、頭部の外傷がひどく意識不明の状態だが、胎児の心音に異常はない。サクラは赤ちゃんが元気なうちに帝王切開に持ち込むことを提案するが、救命救急の加瀬にとって一番に優先すべきことは患者の命を救うこと。出産させることで母体の容態が急変するかもしれないと懸念しサクラの提案を跳ね除ける。そこへ職場から駆けつけた晴美の夫・浩之(小栗旬)は、加瀬から晴美の容態の説明を受けるが、あまりに突然のことで事態が飲みこめない。ICUにいる晴美の姿を見て呆然と立ち尽くす浩之。サクラは晴美とお腹の赤ちゃんの状況を冷静に説明し、浩之にある過酷な選択を迫る。──命の現場で突きつけられる過酷な選択とは?晴美とお腹の赤ちゃんの命は助かるのか?

鴻鳥サクラ(綾野剛)は、10年前出産に立ち会った瀬戸加奈子(石田ひかり)と、そのとき生まれた娘・遙香(山田望叶)に再会する。遙香は、ピアノを弾くのが大好きな笑顔の可愛い少女に成長しているが、加奈子が妊娠中にかかった風疹の影響で白内障を患い目が不自由。心臓疾患もあるため、この日も心臓の検査を受けに来ていた。遙香には、風疹の予防接種を啓蒙するためのテレビ出演依頼が来ているが、加奈子は出演するかどうか新生児の頃の担当医・今橋貴之(大森南朋)に相談。テレビに出ることで遥香が好奇の目にさらされるのではと懸念しているという。一方、ペルソナ総合医療センター近くでは、妊婦の木村法子(山田真歩)が喫煙中、激痛に襲われる。通りかかった四宮春樹(星野源)によって救急搬送されるが、子宮から胎盤が剥がれてしまう“胎盤早期剥離”で、母子ともに危険な状態だ。実は、法子は今まで四宮から喫煙が赤ちゃんに悪影響を与えるからと、幾度も禁煙するよう注意されてきた妊婦。緊急の帝王切開が余儀なくされる中、四宮には、法子と重なるある妊婦の手術の記憶が蘇る。四宮の過去を知るサクラは、その手術に立ち会うが…。──法子とお腹の赤ちゃんは助かるのか?そして、四宮に影を落とす過去が明かされる。

妊娠21週1日の妊婦・田中陽子(河井青葉)が、夫の淳(和田正人)に抱きかかえられるようにしてやって来た。異変を感じて病院へ来る途中に破水してしまい、流産しかかっている危険な状態だ。前日の健診でお腹の張りを訴える陽子に、担当医の下屋加江(松岡茉優)は問題ないと帰したばかり。どういうことかと詰め寄る陽子に、下屋は言葉が出ない。鴻鳥サクラ(綾野剛)が切迫流産は予測が難しいこと、そして赤ちゃんがとても危険な状況なことを説明すると、そのあまりの厳しい状況に夫婦は呆然とする。そんなふたりに、サクラはある過酷な選択を委ねる。一方、患者への説明ができなかった下屋は、苦しい決断を迫る役までサクラにさせてしまったと、医師としての自分の不甲斐なさに落ち込んでいた。さらに、新任の新生児科医・新井恵美(山口紗弥加)からは、産科と新生児科の合同カンファレンス中に厳しく反論され、下屋は産婦人科医として壁にぶつかってしまう。──過酷な選択を迫られた田中夫妻が出した決断とは?そして、産婦人科医としての在り方を問われた下屋は壁を越えられるのか?

産科と新生児科をまとめる周産期母子医療センターのセンター長を務める今橋貴之(大森南朋)のもとへ、“NPO法人ツグミの会”の代表者が訪れた。ツグミの会は、親の養育が受けられない子供と、子供が欲しくても授からない夫婦をつなぐ、特別養子縁組をサポートする会。中絶や虐待、産み捨てから、より多くの赤ちゃんを守るため、ペルソナ総合医療センターの協力を得たいという。そんな折、院長・大澤政信(浅野和之)の紹介で、中学2年生の少女・吉沢玲奈(山口まゆ)が、母親の昌美(中島ひろ子)に連れられて鴻鳥サクラ(綾野剛)の診察を受けにきた。玲奈は妊娠8ヶ月。すでに堕胎できない状況の玲奈にサクラは、若い年齢での出産について丁寧に説明しようとするが、本人はまるで他人事。自分が母親になるという覚悟もなければ、新しい命が宿っている自覚すらない様子。お腹の子の父親・元倉亮(望月歩)も同級生で、当事者二人がまだ中学生のため、今後のことを両家の親が話し合ったというが、亮の父親の一方的な発言で話は平行線。赤ちゃんを誰が育てるのか決まらないままだ。一方、サクラは懐かしい人と偶然の再会を果たす。蘇った幼い頃の記憶の中には大切な人たちとの優しい時間があった。──日に日に大きくなっていく玲奈のお腹。幼い2人の赤ちゃんは、どんな運命をたどるのか…。

ペルソナ総合医療センターへ腹痛と出血を訴えた妊娠31週の妊婦が運ばれてきた。すぐに緊急開腹手術を行うが、子宮破裂を起こしていたため子宮は全摘、赤ちゃんも助からなかった。妊婦は43歳。2年前に子宮筋腫を切除する手術を受け、不妊治療の上の妊娠だったのだが…。鴻鳥サクラ(綾野剛)が診察する妊婦・竹下敦子(森口瑤子)も43歳。5年間の不妊治療の末、無事に妊娠し臨月を迎えたが、妊娠高血圧症候群が懸念され、大事をみて入院することに。そんなある夜、鴻鳥サクラのもとへ娘の芽依を抱えた永井浩之(小栗旬)が飛び込んでくる。芽依は、健康に生まれ現在6ヶ月になるが、この日、浩之が保育園から芽依を連れて職場に戻って仕事しているうちに様子がおかしくなったと言う…。芽依の母親は臨月で交通事故に合い、サクラが帝王切開手術で芽依を取り上げたのちに亡くなった。浩之は男手一つで芽依を抱え、仕事と子育てに手一杯になりながら懸命に父親になろうと奮闘していた─。そして、管理入院中の敦子が帝王切開で出産の日を迎える。手術には、サクラをはじめ産科医の四宮春樹(星野源)、下屋加江(松岡茉優)、新生児科の新井恵美(山口紗弥加)、白川領(坂口健太郎)が立ち合いバックアップ体制は万全だが、手術中の母体に予期せぬ事態が起こり…。

助産院での自然分娩こそが赤ちゃんにとって一番の幸せだと信じて疑わない妊婦・森亜沙子(南沢奈央)は、バランスの取れた食生活を送り適度な運動を欠かさない、出産への意識がとても高い妊婦。しかし、助産院での出産への思いが強すぎるのか病院の産科を毛嫌いする一面も。通院する助産院のベテラン助産師・野々村秀子(冨士眞奈美)には、理想の出産を満足げに語るが、義務づけられている病院での検診では、担当医の鴻鳥サクラ(綾野剛)と一度も目も合わせないほど、病院での出産を嫌悪している。一方、陣痛の痛みに耐えられない妊婦・山田郁美(足立梨花)は、助産師が主導で進められる正常なお産にも関わらず、サクラに対して、産科医なのに何で何もしてくれないのかと叫ぶ。そんな言いたい放題の郁美に対しても、助産師の小松留美子(吉田羊)は力強く手を握って励まし続ける。初産で不安がいっぱいな妊婦にはもっと寄り添う時間を増やしてあげたいが、病院ではそれが叶わない。実は助産院を開業した同期から引き抜きを受けていると、サクラと下屋加江(松岡茉優)に告げる。そんな折、野々村の発言をきっかけに小松と四宮春樹(星野源)が言い争う事態に。産科医のいない助産院で出産することに否定的な考えを持つ四宮に対して、小松には助産院にある特別な思いがあるようで…。

鴻鳥サクラ(綾野剛)が診察する妊婦・川村実咲(中村ゆり)は、順調に37週を迎えているにもかかわらず、お腹の赤ちゃんが動くたびに苦しいと吐露する。実は、実咲は2年前サクラにとって忘れることのできない悲しい出産を迎えた妊婦だった。今度の妊娠は嬉しいけれど、まだ最初の赤ちゃんのことを乗り越えられないと言う実咲にサクラは…。一方、初めての妊娠で幸せいっぱいの妊婦・土屋マキ(谷村美月)は、四宮春樹(星野源)の診察でお腹の赤ちゃんが口唇口蓋裂であることを告げられる。四宮は手術をすれば治る疾患だと淡々と説明しマキを帰すが、あまりのショックに受け入れられずにいた。夫の昌和(森岡龍)に付き添われて再院したマキに、担当を引き継いだサクラが丁寧に説明するが、やはり受け入れられないマキ…。そんな夫婦に新生児科の白川領(坂口健太郎)は「大袈裟に騒ぎすぎでは?」と言い放つのだった。白川の発言に四宮をはじめサクラと下屋加江(松岡茉優)も白川をたしなめるが、今橋貴之(大森南朋)は黙って白川にある1通の手紙を渡した…。──実咲は、2年前の悲しみを乗り越えて無事に出産を迎えられるのかマキが最後に下した決断とは─

6年前、四宮春樹(星野源)の患者が出産時に亡くなった。母親を助けられず家族を不幸にしてしまった自分を責め続けていた四宮は、そのとき生まれたつぼみちゃんの病室を毎日訪れ見守ってきた。そんな中、四宮がカイザーの手術中に、つぼみちゃんの容体が急変したという報せが入る…。鴻鳥サクラ(綾野剛)をはじめ同僚たちもつぼみの病室に急いで向かう…。ある日、23週で切迫早産になった妊婦・小泉明子(酒井美紀)が救急搬送されて来る。産科と新生児科のチーム医療の協力で、小さな赤ちゃんが誕生するが、明子も夫の大介(吉沢悠)も、いくつもの管に繋がれた小さなわが子の姿に息をのむ。新生児科医の新井恵美(山口紗弥加)からの説明で、赤ちゃんの状況とこれからのリスクの過酷な状況に、大介はなんで助けたのかと新井を責め立てるのだった。それでも新井は献身的に赤ちゃんの看病を続け、保育器から離れない一途な姿に、新生児科の部長・今橋貴之(大森南朋)は一人で抱え込みすぎだと心配する…。一方、不妊治療の甲斐あって妊娠した相沢美雪(西田尚美)は出生前診断をするか迷っていることをサクラに打ち明ける。妊娠できたことは嬉しいが、38歳という年齢での出産に、生まれてくる赤ちゃんに異常がないか気になっているという…。突然訪れた厳しい現実に打ちのめされる家族。そして、その姿を前に苦悩する医師たちは、試練を乗り越えることができるのか─?

幼少期、養護施設で鴻鳥サクラ(綾野剛)を育ててくれた景子ママ(小野田景子/綾戸智恵)から手紙がくる。そこには、サクラの亡き母について記されていた。そんな折、男手ひとつで芽依を育てるシングルファザーの永井浩之(小栗旬)は、仕事と育児の両立に限界を感じ、芽依を田舎の母親に預け仕事を優先させるつもりだとサクラに打ち明ける。不妊治療を経て無事に妊娠したサクラの患者・相沢美雪(西田尚美)は、出版社で働く記者。周産期医療の密着取材をすることを院長の大澤政信(浅野和之)から許可を得るが、実は別の思惑があるようだ…。一方、先天性の疾患を持って生まれた我が子を受け入れられない母親・森口亮子(奥貫薫)に、今橋貴之(大森南朋)は赤ちゃんに会っていかないかと声をかける。次第に心を開く亮子だったが、夫の武史(戸田昌宏)は頑なに会うことを拒否するのだった。そして美雪の取材中に、出産直前で入院中の妊婦・飯塚律子(木南晴夏)に異変が起こり、産科、新生児科、麻酔科、救命救急科が協力する緊急オペがはじまる。果たして、サクラたちは律子とお腹の赤ちゃんを救うことができるのか…そしてサクラは、胸の奥に刺さったままになっている両親への想いを昇華させることができるのか…?!

「コウノドリ(2017)」あらすじ

あれから時が経ち、産婦人科医としてベテランの域に入った鴻鳥サクラ(綾野剛)はかつての恩師である荻島勝秀(佐々木蔵之介)がいる離島の病院へ行く。島の人たちと近い距離で向き合う荻島の姿を見てサクラはあることを思う。一方、研修医だった下屋(松岡茉優)と新生児科の白川(坂口健太郎)もそれぞれ専門医となりペルソナで精力的に働いている。離島から帰ってきたサクラは助産師の小松(吉田羊)と耳が聞こえない妊婦の早見マナを診察する。夫の健治も付き添いで来ていたが、健治も耳が聞こえない。医療用語は手話や口唇術では伝えるのか難しいため、ホワイトボートを使い筆談で伝えることに。一方、産婦人科医・四宮(星野源)は早く仕事に復帰したいキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加を診察する。予定通りに生まれるのか聞いてくる彩加に耳を貸さず、丹念にエコーをかける四宮。診断の結果、彩加の赤ちゃんは“心室中隔欠損”と呼ばれる心臓に小さな穴が開く疾患にかかっている事が分かる。激しく動揺する彩加に周産期センター長の今橋(大森南朋)も加わり、慎重に彩加と夫の康孝に伝える。彩加は早く仕事に復帰したい気持ちと病気の赤ちゃん。2つの不安に挟まれてしまう。さらにマナも出産を前に、サクラにある不安を打ち明ける…。

ある日、診察に来た妊娠19週の妊婦・佐和子(土村芳)は、サクラ(綾野剛)に子宮頸部腺がんと診断される。がんの進行が早く、まだ完全に佐和子のお腹の中で育っていない赤ちゃんをどの段階まで成長させるか、佐和子の治療をどこまで遅らせるのか、非常にシビアな決断が久保夫婦に迫る。今回のがん手術で子宮が全摘出されると聞いた佐和子は、最初で最後のチャンスと知りどうしてもお腹の赤ちゃんを産みたい気持ちが高まる。けれど、がんの進行は待ってくれない。産科医のサクラ、四宮(星野源)、下屋(松岡茉優)、新生児科の今橋(大森南朋)、白川(坂口健太郎)、それぞれの意見は対立し、緊張が走る。果たして久保夫婦2人が出す決断とは──

サクラ(綾野剛)の健診を受ける妊娠39週の妊婦・山崎麗子(川栄李奈)。素直な性格の麗子は、親や友人に言われた迷信をすぐに聞き入れてしまい、いつもサクラを困らせていた。この日、心臓病を抱える麗子に心臓への負担を考え、サクラは無痛分娩を提案するが、それに対しても麗子は周りの意見に左右されてしまい…一方、無事に出産を終えたキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加(高橋メアリージュン)は、生後2ヶ月半を迎える赤ちゃん・みなみの心室中隔欠損の診察の為、新生児科を訪れていた。診察している間も、みなみの顔を見ずに自分の仕事復帰の話をする彩加を見て白川(坂口健太郎)は違和感を感じていた。さらに、サクラと小松(吉田羊)は偶然、診察のあとの彩加と出くわす。そこでも泣いているみなみをあやす事なく歩く彩加。その姿に、サクラはある妊婦の姿を重ね合わせていた。そんな中、みなみを預ける保育園が見つからず、思いつめた彩加は、赤ちゃんを病院の受付に残したまま姿を消す───。

ある日トーラック(帝王切開後の自然分娩)を希望する妊婦の蓮(安めぐみ)がサクラ(綾野剛)の元へ訪れる。我が子を愛せていないのではないか不安になる蓮は、その理由の一つが帝王切開で生んだことにあると考え、次の出産はどうしても産道を通して産みたい気持ちを高めていく。 蓮の希望を優先してあげたいサクラと、ただでさえ人員不足なのに子宮破裂の危険があり、緊急事態を巻き起こしかねないトーラックはリスクが高すぎると考える四宮(星野源)は激しく意見が対立する。一方、産科医にはなりたくないと言っていた研修医の吾郎(宮沢氷魚)はそんな蓮の出産に向き合うことにより、自分の中で何かが変わるのを感じていく。

サクラ(綾野剛)の元に診察に訪れた妊娠27週の妊婦、西山瑞希。診断の結果、切迫早産の可能性があり急遽入院することに。同じく切迫早産で入院している妊婦、七村ひかるの病室に小松(吉田羊)が瑞希を連れてくる。同じ境遇の2人はすぐに意気投合し仲良くなるが、そんな中、瑞希の赤ちゃんに予測できなかった事態が…白川(坂口健太郎)が見ているベビーは下屋(松岡茉優)が3日前に緊急帝王切開した超低出生体重児の翔太くん。翔太くんは早期に手術の必要があるが、両親は帝王切開になった経緯に納得出来ず、今橋(大森南朋)に手術をしないと告げる。赤ちゃんと一緒に生活していく家族のため、下屋はある行動を起こす─

下屋(松岡茉優)は、ピンチヒッターとして行ったこはる産婦人科で、切迫早産で入院している神谷カエと出会う。この病院で唯一の入院患者のカエは、不安が募っていた。下屋はカエの不安を少しでも取り去ってあげるため積極的に相談に乗っていた。名前も年齢も同じ2人は意気投合し、次第に仲良くなっていく。患者に首をつっこみすぎじゃないかと言う白川(坂口健太郎)に下屋は、自分で判断する力をつけることも大事、サクラ(綾野剛)や四宮(星野源)に頼ってばかりじゃ、一人前になれないと反論するのだった。そんな中、下屋はカエの様子に違和感を感じ、こはる産婦人科の院長に告げるが、「週明けに検査する」とだけ返されて帰路につく。ペルソナに戻った下屋のもとに、こはる産婦人科からの緊急搬送が。なんと、心肺停止で運ばれて来た妊婦はカエだった──。

突然、倒れた小松(吉田羊)。心配するサクラ(綾野剛)と四宮(星野源)に、心配かけまいと努めて明るく「子宮筋腫があることはわかっていたけど、忙しくて検査に行けないでいた」と言う。しかし、詳しい検査を行うと、子宮腺筋症と卵巣チョコレート嚢胞だということが判明。すでに症状が悪く、ガンになる可能性もあるため、子宮の全摘を薦めるのが本人の為だとサクラたちは考え、本人に伝える。小松自身も全摘した方が良いとは分かっているが、踏み切れずにいた─。そんな小松を支えるペルソナの仲間たち。仲間が見守る中で、小松が出した結論は─

ペルソナで、吸引分娩での出産を控えている風間真帆(芦名 星)。サクラ(綾野剛)や小松(吉田羊)と共に、新生児科医として白川(坂口健太郎)が寄り添っていた。最近、新生児科医として経験が増えてきている白川は、同期の下屋(松岡茉優)に、全ての赤ちゃんを救うためにも、医者としてもっと上を目指すべきだと熱く語る。しかし、そんな白川の最近の様子を見て今橋(大森南朋)は、自信がつき始めたことで周りが見えなくなってしまわないかと心配をしていた。そんな矢先に、白川に重大な出来事が起こる。ある日、四宮(星野 源)の妹の夏実(相楽 樹)から四宮の実家がある石川県の能登の町で、唯一の産科医として働いている四宮の父(塩見三省)が倒れたという連絡が来る。急遽地元に帰ることになる四宮だが─。

過去2回流産をしている妊婦の篠原沙月がサクラ(綾野 剛)の元を訪れた。不安そうに診察を受ける沙月。診断の結果、今回もエコーに映った胎児に心拍はなかった…。3回目となった流産に不育症を自ら疑う沙月。現代医学でも、まだまだわからないことが多いこの病にサクラはどう向き合うのか。一方、父・晃志郎(塩見三省)が再び倒れたと聞いた四宮(星野 源)。石川県能登に帰省した矢先、晃志郎が診察をしていた妊婦に早剥の疑いが。一刻を争う事態の中、自らが執刀するしかないと言う晃志郎を見かねた四宮が、父に代わり緊急カイザーをする。その頃、下屋(松岡茉優)は、救命の忙しない現場で患者の症状に対応できず、悔しい思いをしていた。そんな中、36週の妊婦が緊急搬送される。下屋は産科時代の知識を活用し、緊急カイザーを提案するが…。ペルソナ総合医療センターのサクラ、下屋、小松(吉田羊)、白川(坂口健太郎)、四宮、今橋(大森南朋)がそれぞれの思いを抱え、動き出す第9話─。

別のクリニックで出生前診断を受け、21トリソミー陽性と検査結果が出た妊婦の高山透子(初音映莉子)と夫・光弘(石田卓也)がサクラ(綾野 剛)の元を訪れる。透子と光弘に確定検査である羊水検査について説明するサクラは、お腹の中の赤ちゃんについて「二人で向き合い、決めていくことになる」と告げるが、動揺する透子と光弘に「これからのことを一緒に考えよう」と寄り添い支える。一方で、サクラと今橋(大森南朋)は、出生前診断を受けたもう一組の夫婦、明代(りょう)と夫・信英(近藤公園)のカウンセリングを行う。こちらの夫婦は羊水検査でダウン症候群との診断を受けていたのだ。サクラと今橋を前に明代は“ある決意”を告げる。2組の夫婦の選択に、サクラはどう向き合い、どう寄り添っていくのか。命について、思い悩むペルソナメンバーたちに、サクラは自らの“ある想い”を告げる──。

サクラ(綾野 剛)は、出生前診断でお腹の赤ちゃんがダウン症候群と診断を受けるも、産むことを決意した透子(初音映莉子)と向き合っていた。まだ不安が拭えない透子に今橋(大森南朋)はある〝詩〟を教える。一方、父・晃志郎(塩見三省)が亡くなり、「ペルソナを頼む」と告げて、地元に帰った四宮(星野 源)は、自らの今後について悩んでいた。そんな四宮の様子に気付いたサクラはとある人物と会わせることに。そして、学生時代からずっと共に過ごしてきた下屋(松岡茉優)と白川(坂口健太郎)に別れは訪れた。新たな研修先を見つけた白川がついにペルソナを離れることに。「寂しくない」と強がる下屋に白川がかけた思いがけない言葉とは─。そんな中、小松(吉田羊)の同期である武田(須藤理彩)が出産の日を迎える。順調に思えた出産にまさかの出来事が…!?

みんなの感想

このドラマは命の誕生というのは、とても奇跡で素晴らしいことなんだと改めて感じます。妊娠から出産までいろんなことがある中、たくさんの人のサポートが大切になってくることを実感します。みんなで支え合いながら、出産することができることが素敵です。
鴻鳥先生はとにかく穏やかでやさしいところが印象的です。患者にちゃんと寄り添ってあげる姿は、見ていてかっこいいです。どんなことも冷静にしっかり受け止めて、説明していくところが良かったです。患者を安心させようとしているのが伝わってきます。鴻鳥先生の人柄がこの作品の魅力です。
そして医師に助産師や、新生児科などいろんな人との連携が見どころです。みんなの完璧なチームワークだからこそ、何かあった時も万全な対応をできるのが良かったです。お互い信頼し合っているのも安心感があります。初めての出産は心細さや不安があるけど、それを取り除こうとしてくれるところがさすがです。先生たちやプロにしかできないことを、スマートにしていくところがかっこよかったです。鴻鳥先生の存在はとても大きなと感じます。
患者それぞれとしっかり向き合って、無事に出産できるように最善を尽くすところが感動します。

綾野剛さんがとてもハマってる作品だと思います。普段は強面ですが自然と柔らかく優しい表情になっています。キャスティングも良い。漫画原作でそちらの方が結構ガッツリと妊娠出産のことを描いているかと思います。漫画だけでなくて映像、音楽の相乗効果でとても心に残る作品だと思います。これから妊娠出産子育てを控える人よりかは周りの人達、旦那、家族に是非ともみてもらいたい作品です。いや見るべき作品です。大袈裟ではないかと言う表現もありますがそれくらいでいいのです。じゃないと響きませんからね。妊娠出産は奇跡ではない。辛辣な内容も取り上げられているので甘ったるいものではないぞと訴えてくれているので本当に出産育児を経験した女性のわたしとしては本当にありがたいドラマでした。残念な点を挙げるといえばバックミュージックが悲しい音楽を多く流してるところ。泣かせようとしてる、それが邪魔で頭に入ってこない。そんなことしなくてもいいのにと思う演出は余計かなと思います。また星野源さんのファンではない時にみはじめましたが今ではすっかりファンなので性格が違いすぎてちゃんとした気持ちでドラマは見返せなくなってしまいましたがいいキャラだと思います。

綾野剛さんが主演しているコウノドリというドラマは大きな病院の産婦人科を舞台にして、産婦人科の中で起こるさまざまなトラブルや人間模様に注目たドラマとなっています。1話ずつに出てくる患者さんは変わるのですが、それぞれに抱えている悩みやトラブルは違うので飽きることなく見ていくことができます。産婦人科を舞台にしているので、中心となるのは妊娠している妊婦の方と産まれたばかりの新生児で、その中では命の選択をしなければならない場面に出くわしてしまうことがあります。そんな時は見ていて息が詰まってしまうし涙が出てしまうこともありました。病院の先生は、心の中では感情的になって悩んでいるのですが、患者さんを前にする時は冷静になって患者さんに淡々と説明をして選択を決めなければならないという場面が多くあるドラマなのですが、その度に一緒になって悩んでしまいます。このドラマを見るたびにいろいろと悩んで嫌になることはたくさんあるけど、命っていうのはこのドラマのようなことが積み重なっているんだと思うと、一生懸命に生きているということを大切にしようと思わせてくれます。また一緒に生活している子どもにも多くのことを望まず生きていることに感謝しなければならないなと感じました。

涙なしでは絶対に見られないドラマだなというのが、この作品を視聴して率直に思ったことです。綾野剛、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源など豪華なキャストが多く出演していました。綾野剛と星野源の組み合わせはどうかなと思っていましたが、非常にマッチしていて見ていてとても自然な風に感じました。やはりそれは彼らの演技力の高さからくるものだと思います。毎回毎回のお産の状況を大切に丁寧に描いていて、心の底から感動しました。やはり出産時に一緒に頑張ってくれる周りの医療関係者の優秀さというのは大事になってくるんだなと思わされました。自分も出産するような時がきたらこのドラマで携わっていたような優秀な先生たちに囲まれていたら幸せだろうなと思いました。自分が産まれた時のことももっと知りたくなって母に色々聞いてみたくなりました。miwaの歌う主題歌が、ドラマのストックや雰囲気に合っていて良かったです。あの彼女の高音で透き通る声がドラマを見終わったあとでも頭から離れませんでした。医療系ドラマが好きな人はもちろん、感動作品が見たい人には、ぜひ一度は視聴してほしいなと思うドラマです。号泣してしまうこと間違いなしです。

コウノドリは、綾野剛さん演じる鴻鳥サクラ先生が産婦人科で妊婦さんや赤ちゃんと向き合って様々な困難を乗り越えて立ち向かっていくドラマで毎回感動して涙することが多かったです。サクラ先生は優しい口調で本当に赤ちゃんが大好きで赤ちゃんの幸せを考えている人だというところが魅力的でした。もう一つの顔である覆面ピアニストという姿もかっこよくて、病院からお産の連絡が入ったら演奏の途中でも退席してしまうというところがさらにプロ意識がしっかりしていて素敵だと思いました。周りの医師もとても素晴らしくて、一見冷酷に見える星野源さん演じる四宮医師や新人産婦人科医の松岡茉優さん演じる下屋先生、ムードメーカーでみんなを盛り上げているしっかり者の吉田羊さん演じる小松さんなど、チームワークが素晴らしくて見ていて元気が出てきます。出産は予想以上に何が起こるかわからないし、順調に見えていても急変することもあり医師もいつ何時も気が抜けないお仕事だと思います。当然のことながら命が関わっている仕事なので失敗は許されません。鴻鳥先生はその辺りもきちんとしていてプロ意識が高く、一緒に働いていたら刺激をもらえる存在だと思います。たまに見返したいドラマです。

子どもを産む前に、コウノドリを見ました。これから、どんなことが起こりうるのか、どんなことに気をつけたらいいのかを学べると思って見ていました。お腹に人が入っていると考えるだけでも怖いと思っていましたが、コウノドリをみて、親になる自覚が持てました。毎回、一人のお母さんがぶつかる問題に、コウノドリ先生が一個一個解決したってくれる姿に、感動できます。そんな先生にも、辛い過去があったり、趣味で姿をバレないようにピアノをやっていたりと、人生充実してることらが素晴らしいなと思えるドラマです。どんなお産も命がけだし、万が一が常に隣り合わせなんだと、怖くなる部分もありましたが、その先に産んだときの幸せは素晴らしいものなんだろうと期待もできました。是非、お母さんだけではなく、お父さんになる人も見るべきだと思います。お父さんって、子供が生まれても、特に生活にかわりもなく、体に変化もないので父親になったんだという自覚が遅いと思います。そして、母体がどれだけ大変なのかということも、重りを背負っただけではわからないと思うのです。お腹の圧迫感とか、つわりの辛さとか、ホルモンバランスとか、どれだけ命がけで、奥さんがが自分の子孫を産んでくれたのかを自覚するためにも試聴をお勧めしたいです。

まとめ

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※本ページは2022年10月時点の情報になります。
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