ラスダン(アニメ)無料動画配信や見逃しを1話から全話フル視聴する方法・感想まとめ【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】

2021年冬アニメ「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」。
サトウとシオによるライトノベルを原作にアニメ化。
村で最も弱い少年・ロイドは、夢の軍人になるため王都へ旅立ち、士官学校入学試験に備えながら、個性的な人々と出会う日常を送るファンタジーアニメ。

ちょっと緩く、ほのぼのとしたストーリーが面白いです。最近多くのアニメや漫画の定番的な重たいテーマや描写などがなく、アニメのタッチも温かいイラストになっていたから見やすく、ストーリーも主人公のロイドが軍人に憧れ、様々な事件に遭遇するも持ち前の異常な強さによって何事もなかったかのような感じて展開するのがよかったです。さらにロイドが自分に自信がありませんが、素直で正義感が強い可愛らしいキャラクターなのも好感が持つことができ、周りのキャラクターも少し変わっていながらもロイドを中心に段々集まってくるのも楽しめました。中でも最初から登場していた村長と魔女のマリーのやり取りは好きでした。そして、好きなエピソードは、魔王が王様の体を乗っ取っており、王都に襲来したエピソードです。実は魔女のマリーが王女というのもびっくりしましたが、誰もが魔王の強さに苦戦しながらもロイドが魔王と知らずに簡単に倒してしまうのが面白かったです。しかも倒し方が汚れていると勘違いしてルーン文字を書いた布に魔王を拭き、魔王も焦るという意外な倒し方に思わずクスッと笑えました。さらに事件の終わり方も誰もが納得できるような感じになっていたのもよかったです。

タイトル通りという内容で、周囲が実は勇者並みに強い人ばかりの村で、一番弱いと自信喪失している少年ですが、普通の街に出て来てみれば、その謙虚で気弱な態度とは裏腹に恐ろしく強いという設定が見事にはまっています。そんな主人公のロイド少年がいきなり士官学校に落ちるという展開は、主人公無双の内容なのでちょっと意外ですが、それもまたストーリーを盛り上げる小ネタのようなもので、やはり無自覚なままで無双し続けます。それでも謙虚であるのが、痛快だし、笑えるので、肩の力を抜いて見ることが出来るアニメだと思います。ベルト姫ことセレンは原作よりも、呪いによる彼女の苦悩の描かれ方は淡泊ですが、むしろロイド命の暴走ぶりはよりパワーアップしている感じです。そのぶっ飛び方も最高です。ロイドを演じている声優さんは花守ゆみりさんですが、同一クールで「ゆるキャン△」の各務原なでしこ、「裏世界ピクニック」の紙越空魚、「怪物事変」の紺と、なんと4作品ものアニメで主要な役柄を演じています。それを日ごとに比べてみるのも面白いかもしれません。特にマリーを演じている茅野愛衣さんが「裏世界ピクニック」で空魚の相棒である仁科鳥子を演じているので、好対照なお二人の演じ方を楽しむのもありです。

RPGゲームにおいてラスボス前の敵と序盤の敵のレベル差は高い。このアニメはまさにそれを表現している物語で、無自覚な強キャラの天然ドタバタ無双系アニメ。多くの作品がある中であまり注目されない視点で新しい発想の物語。主人公は無双アニメ特有の無自覚強天然キャラなのだが、物語の序盤からの勢いやほかの個性あるキャラたちの絡みが良いためにイライラすることなく24分間を楽しめるところが面白いところの一つ。多くの個性あるキャラのなかで個人的に好きなキャラがベルト姫。主人公に助けられたことがキッカケで運命の王子様と思い込み暴走する人物。とにかく愛が強いというこの手のタイプが好みのため、各話ごとの登場がとても楽しみになっている。コミカライズと比べると展開が早いところが両方見ている立場としては気になるところだが、内容を崩さずに各話をしっかり表現しているところに、安心感と残りの話の期待が込められる。今期も異世界アニメが多いため、その系統が好きな視聴者がどれを見るかを迷っているならば、他の異世界アニメと雰囲気が違う観点からも一度は見てもいいおすすめ作品になるだろう。初めに述べたように今までと違った新しい発想のため、実はおすすめしなくても気になる視聴者は多いだろうが。

無料漫画の広告で目にしてから、早い段階でアニメ化を知って楽しみにしていました。
ロールプレイングゲームをしたことのある人であれば、タイトルを見ただけで、
主人公の強さを容易に想像できちゃいます。
ただ、主人公はあまりにも可愛らしい顔をしていて驚いてしまいます。
本当に強いの？って疑問に思ってしまうほど、可愛い。
アニメを見続けていると、顔だけじゃなくて、性格も普通に可愛い。
主人公の周りにいるキャラクターも非常に魅力的です。
主人公大好きっ子もいれば、少し男勝りな女の子、
実は王女な街の占い師に、ロリ顔ばぁさんと、
特に女性キャラに面白味があるなと感じています。
ストーリーとは関係ない部分で、1番好きなシーンは、
主人公の強烈な強さを表すシーンです。
衛兵として働いていたなど、気配で強さを感じ取れる登場人物もいて、
主人公が近付いてきただけで、ゾゾゾーっと恐怖混じりの衝撃が走るシーン。
ビビり方が見ていて笑えます。
さらに、ビビった後に出てくるのが可愛らしい主人公なので、
「あれ？」「え？」みたいになっているのも好きです。
いつになれば、自分の強さに気付くのかなと思いながらも、
気付いてほしくないなとも思っていて、むしろ、周りのキャラクターが
感化されて、もっと強くなってくれれば、より楽しめるかなと期待しています。

この作品でまず第一に外せない点はやはり、本来のRPG等なら最終決戦の前に出てくるような場所で育った少年が奮闘する事だと思います。
当然、そこでの常識の中で育った為主人公は自分がどこにでもいる普通の少年だと思いながら過ごしています。そして、普通の少年らしく淡い夢を抱き故郷を飛び出す訳ですが育った場所が場所なだけに強さ、という点では周りとは一線を画している状態になっています。
その自覚があればまだ色々と振る舞い方を考える余地がありますが、当人は自分はどこにでもいる普通の少年だと思っている為に万事が本当に普通の方達からすれば色々な意味で規格外です。
性格は良い好青年な為に少年を応援する周囲の人達からすれば普通の日常を過ごせるようにしようとするので、当人の気づかない所でフォローやつじつま合わせに大忙しの展開となっています。なのでこれは一見すると少年の冒険譚のようにも見えますが実際にはその周りの人達のヒューマンドラマや冒険に光を当てた物語ではないかと感じます。
このギャップがあるからこそよくある普通の冒険活劇とは違った要素を持っていて、そこに惹かれて続きがどんどんと読みたくなる作品になっているのではないでしょうか。

アニメ 「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」を観て、「周囲との感覚のズレ」と「自身の能力を開花させていくロイド」が特に魅力的だと思いました。
まず、周囲との感覚のズレについてです。このアニメでは、軍人になる夢を追うロイドの様子が描かれます。ロイドは、自分が暮らしている村では最も力がなく、自分は劣等生だと思って育ってきました。しかし、実際は人並み外れた能力を持つ精鋭たちが集まっている環境の中で成長したため、相対的に弱く見えていただけだったことが判明していきます。新たな街で出会う人々が気づくロイドの持つ類まれな能力と、ロイド自身が思っている自分の能力の差に驚きながら観ていました。
次に自身の能力を開花させていくロイドについてです。軍人になるための学校に通い始めたロイドは、自分の未熟さを感じつつも、学校で出会う仲間たちの手助けを得ながら、これまで秘めていた能力を次々と開花させていき、数々の困難に見舞われながらも、軍人への道を歩んでいきます。これまでと異なる環境で、様々な刺激を受けながら、持ち前の力に加えて、着実に学びによって力をつけていくロイドに勇気をもらって観ていました。

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