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「僕の歩く道」とは?

2006年10月10日から12月19日まで放送されていたドラマ「僕の歩く道」。
このドラマは僕シリーズ3作品目の完結作となっており、草なぎ剛が主演を務めました。
今回のテーマは「純粋」。
この作品の主人公は31歳の自閉症の青年で、知能は10歳程度までしか発達しなかった。
母親と妹の3人暮らしで、二世帯住宅に兄家族も一緒に住んでいた。
そんな時、幼馴染の動物園獣医に動物園の飼育係をやってみないかと勧められ、動物園で働くことになった主人公の純粋かつ前向きに生きる姿が描かれています。

彼はまっすぐに純粋に生きています。
彼はまっすぐにまっすぐに生きています。
だから、たくさんの人にまっすぐに純粋に愛されるのです。
ただそれだけです。
ただそれだけのことが、今の世の中ではとてもとても困難です。
そんな現代を生きる私たちは、知らず知らずのうちに身についた
たくさんの不純なものを取り去るすべを思い出せなくなっているのです。
でも彼の存在がそのすべてを取り去ってくれます。
そしてその奥にあるはずの、昔私たちが一番大切にしていた純粋を思い出させてくれるのです。
その彼、この物語の主人公は、先天的な障害により、
10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の男性です。
彼の言葉、彼の行動、彼の生きる姿がたくさんの周りの人たちを変えていきます。
たくさんの周りの人たちが忘れていた何かを思い出させてくれます。
そして、たくさんの周りの人たちに愛されていきます。
でも彼はそんなことすら知らずに、知ろうともせずに
今日もまっすぐ、まっすぐ歩いていきます。自分の生きる道を。
その彼の生きる姿を、淡々と心に染みるように、響くように奏でるそんなドラマです。

 先天的な障害により、10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年・大竹輝明(草なぎ剛)。主治医の堀田丈二(加藤浩次)は、簡単な言葉を記憶するテストを行っていた。「すずしい」「南極」「あたたかい」…。一分後に記憶の確認をすると、言葉どおりに記憶している輝明。でも「どうですか?」といった抽象的な質問をされると、少し黙り込んでしまう。輝明は職場の人の無理解のため、なかなか定職に就けないでいた。「僕にいやなことを言う人がいたので」と言う輝明に「どんなことを言われたんですか?」と堀田がたずねると、そのことを思い出した輝明は落ち着きをなくし、そわそわと自転車レース、ツール・ド・フランスの歴代優勝者をつぶやき出す。「1903年モーリス・ガラン。1904年アラン・コルネ。1905年…」。
 輝明の家族は、母の里江(長山藍子)と、妹りな(本仮屋ユイカ)。家は二世帯住宅で、もう一方に兄の秀治(佐々木蔵之介)の家族が住んでいる。「就職相談会があるんだけど、行ってみない?」と里江は輝明を誘うが、返事は「…行かない」。そこへやってきた秀治が「もう健常者と一緒の仕事はやめたら?」と言うと「何度言ったらわかるの? 健常者とか障害者っていう言葉、使わないでちょうだい」と里江。
 夕飯を終え、部屋に戻った輝明は、幼なじみの松田都古(香里奈)に葉書を書く。『都古ちゃんへ。今日は、病院に行きました。堀田先生と話しました。ツール・ド・フランスのビデオを見ました』輝明の葉書は、いつも三行だ。
 その都古の勧めで、輝明は彼女が獣医として勤める動物園に、飼育係の面接を受けに行くことになった。園長の久保良介(大杉漣)をまっすぐに見て話せない輝明だったが、都古が事前に話していたこともあり、久保は二週間様子を見て正式に働くかどうかを判断します、と約束してくれた。
 緊張しながらも動物園に出勤する日々が始まった。ベテラン飼育係の古賀年雄(小日向文世)のもとで、テンジクネズミなどのいる“ふれあい広場”の仕事を覚えることになった輝明。しかし先輩飼育係の三浦(田中圭)から「これで、ここの掃除をしてください」とほうきを手渡たされるが、ほうきを持って突っ立ったまま。困って呼ばれた都古は、「どこからどこまでどういう手順で掃くのか具体的に教えてください。どんなことでも、会話は具体的にお願いします。抽象的な会話は、さけてください」と接し方を説明する。その後も輝明は、昼食時にポークカレーを目の前に「チキンカレー」と言い続けて食べなかったり、りんごをだいたい二センチで切ってと言われれば定規を置いてきっちり二センチ幅にしたり。そのたびに都古は、「彼のこだわりです」「自閉症の特徴の一つです」などとフォローを続ける。子供の時から一緒だった都古は、輝明をよく理解していた。そんな毎日を三行の葉書に書き、輝明は都古に送る。
 ある日、都古の部屋に来た親友の大石千晶(MEGUMI)は、都古の彼氏の存在に気づく。しかし相手は妻帯者。都古の恋には寂しさもあった。
 一週間が経ち家族連れやカップルで賑わう日曜日。パフォーマンスをしているピエロが持っていた風船の割れる音に驚いた輝明は、世話をしていたテンジクネズミを逃がしてしまい、パニックに…。

 輝明(草なぎ剛)はいつもの手順でふれあい広場の掃除を始めたが、三浦(田中圭)からもうテンジクネズミに触れないように言われてしまう。が、何か輝明に担当させてほしいことを都古(香里奈)に頼まれた三浦は、仕方なく一番おとなしいジンジンの世話を頼むことに。「大竹さんの担当は、ジンジンです」と三浦の言葉を繰り返しながら、輝明はジンジンを抱いた。
 ある日、ジンジンに餌を食べさせていた輝明にお客さんが話しかけてきた。質問の答えが分からず、「わかりません」と答えた輝明に、ムッとしたお客さんが食ってかかった。気づいた三浦はその場をおさめた後、輝明にお客さんと話さないよう指示する。
 言われたとおり輝明は、お客さんからテンジクネズミのふれあいタイムを質問されても一言も話さなかった。今度はそれがトラブルになり、園長の久保(大杉漣)に呼ばれることに。輝明は、ふれあいタイムは一時から二時だとちゃんと知っていた。「知らない人に話しかけられて、緊張しちゃった?」と久保に聞かれて輝明が答えたのは、「お客さんと話さないようにしてください」という三浦の言葉。事務所を出た三浦は「チクッてんじゃねえよ」と輝明に言い捨て歩いていく。
 食欲がない輝明を見て里江(長山藍子)は「今度は辞めないで、続けよ」とやさしく励ます。
 その夜、輝明が都古宛てに書いた、いつもの三行の葉書は『都古ちゃんへ 今日は、動物園に仕事に行きました。大竹さんの担当は、ジンジンですと言われました。チクッてんじゃねえよと言われました』。チクッてんじゃねえよの意味が分からない輝明は三浦にたずねるが、三浦はため息をつくだけだった。
 輝明は夜ベッドに入っても眠れない様子だったが、朝になればきちんと出勤し、動物園では真面目にジンジンを世話していた。主治医の堀田(加藤浩次)は、「感情と表情が一致しないことがよくあります。普通に見えて、我々が想像する以上のストレスを受けている場合があるので、気をつけてください」と里江に助言する。
 古賀(小日向文世)から引き継ぎテンジクネズミの解説をすることになった三浦は、仕事中も練習していたがなかなか覚えきれない。すると、既に解説を覚えている輝明が突然しゃべり始めた。驚いた三浦が振り返った瞬間、輝明はジンジンを抱いたまま倒れてしまう…。

 輝明(草なぎ剛)はいつもの手順でふれあい広場の掃除を始めたが、三浦(田中圭)からもうテンジクネズミに触れないように言われてしまう。が、何か輝明に担当させてほしいことを都古(香里奈)に頼まれた三浦は、仕方なく一番おとなしいジンジンの世話を頼むことに。「大竹さんの担当は、ジンジンです」と三浦の言葉を繰り返しながら、輝明はジンジンを抱いた。
 ある日、ジンジンに餌を食べさせていた輝明にお客さんが話しかけてきた。質問の答えが分からず、「わかりません」と答えた輝明に、ムッとしたお客さんが食ってかかった。気づいた三浦はその場をおさめた後、輝明にお客さんと話さないよう指示する。
 言われたとおり輝明は、お客さんからテンジクネズミのふれあいタイムを質問されても一言も話さなかった。今度はそれがトラブルになり、園長の久保(大杉漣)に呼ばれることに。輝明は、ふれあいタイムは一時から二時だとちゃんと知っていた。「知らない人に話しかけられて、緊張しちゃった?」と久保に聞かれて輝明が答えたのは、「お客さんと話さないようにしてください」という三浦の言葉。事務所を出た三浦は「チクッてんじゃねえよ」と輝明に言い捨て歩いていく。
 食欲がない輝明を見て里江(長山藍子)は「今度は辞めないで、続けよ」とやさしく励ます。
 その夜、輝明が都古宛てに書いた、いつもの三行の葉書は『都古ちゃんへ 今日は、動物園に仕事に行きました。大竹さんの担当は、ジンジンですと言われました。チクッてんじゃねえよと言われました』。チクッてんじゃねえよの意味が分からない輝明は三浦にたずねるが、三浦はため息をつくだけだった。
 輝明は夜ベッドに入っても眠れない様子だったが、朝になればきちんと出勤し、動物園では真面目にジンジンを世話していた。主治医の堀田(加藤浩次)は、「感情と表情が一致しないことがよくあります。普通に見えて、我々が想像する以上のストレスを受けている場合があるので、気をつけてください」と里江に助言する。
 古賀(小日向文世)から引き継ぎテンジクネズミの解説をすることになった三浦は、仕事中も練習していたがなかなか覚えきれない。すると、既に解説を覚えている輝明が突然しゃべり始めた。驚いた三浦が振り返った瞬間、輝明はジンジンを抱いたまま倒れてしまう…。

 テンジクネズミの解説を堀田(加藤浩次)に聞かせる輝明(草なぎ剛)は、自信がついてきたように見えた。反面、初めての給料が振り込まれても、仕事をしてお金がもらえることの関係性は今ひとつわかっていないらしい。初給料日の帰り道、輝明は都古(香里奈)のおごりでやきいもを食べる。
 里江(長山藍子)は、輝明の給料から葉書代や昼食・ジュース代と、必要なお金をそれぞれの封筒にしまった。残金をどうするか輝明に尋ねると、輝明は「これが欲しい」とロードバイクのカタログを見せた。亀田(浅野和之)が乗っているのと同じもので、60万円。里江は「ロードバイク」と書いた封筒を用意し、毎月5万円ずつ積み立てることに。そして幸太郎(須賀健太)は、毎月のこづかいから月300円ずつ輝明に返金することにする。輝明のおこづかい帳には「つみたて 300」と書き加えられた。
 一度は別れを口にした都古の部屋にやってきた河原(葛山信吾)は「冗談だろ」と本気にしない。「冗談じゃなかったら?」「都古がしたいようにすればいいよ」「…え?」。寂しさとイライラが募る都古は河原を帰してしまう。
 動物園での雑談で、ひょんなことから都古の両親が離婚していることを言う輝明。話の延長線上で古賀(小日向文世)がバツイチであることも判明し、本人の前で「バツイチ」と言ってしまった輝明。「空気読めよ」とこぼす三浦(田中圭)。だが、以前のような気まずさは薄れつつあった。
 輝明が動物園で働くことをどう思っているのか——。都古は古賀に尋ねるが、古賀は輝明の父親について逆質問。都古の話を聞くと「どこも同じようなもんだな」とつぶやいた。
 輝明と都古は帰り道でまたやきいも屋を見つけ、今度は輝明が買いに行くが、自分の分しかない。都古はしょうがないなと笑いながら、明日の休日に出かけようと輝明を誘う。河原がドライブに行こうと言っていた日だ。二人は海を見に行き、砂のトンネルを作り、ラーメン屋に寄った。そして翌日、都古は千晶(MEGUMI)と一緒に合コンへ。帰り道、河原のことを「ホントにズルい」と本音で言う千晶に、都古は答えられなかった。
 輝明は、恋愛ドラマを観て泣いているりな(本仮屋ユイカ)をチラと見るが、特に何も感じない様子で、「お湯の温度は、三十九度」と風呂に入る。輝明には、相手のことまで気が回らない特徴もあるのだ。だから、やきいもも、ラーメンを食べる割り箸も、いつも自分の分だけだった。
 ある日、都古は39度の高熱を出して仕事を休んだ。輝明の落ち着きがなくなる場面はあったものの、仕事が終わって暇な時間が長くなったことによる不安が原因だったことを、都古に電話した三浦は知る。帰宅した輝明から都古のことを聞いた里江は、都古を見舞い、一人暮らしを心配した。そんな里江が帰り、さんざん悩んだ都古は河原に電話し、「お願い、今日だけは、どうしても来て」と頼んだ。が、妻の両親に会うからと、河原の電話は切れてしまった。泣き崩れる都古…。
 その日の輝明の葉書は、「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました。都古ちゃんが、来ませんでした。三十九度でした」。

「都古、結婚しよう」。河原(葛山信吾)にプロポーズされて驚いた都古(香里奈)は、アパートの階下に輝明(草なぎ剛)を待たせていたことを思い出し、慌てた。ツール・ド・フランスの歴代優勝者をしゃべり続けていた輝明は、「僕を怒っちゃダメ!」といつになく激しい口調で言い出す。都古は里江(長山藍子)に連絡し、輝明とともに堀田(加藤浩次)の診察室へ。堀田によると、「混乱した時にフラッシュバックを起こして、昔のことを鮮明に思い出し、その時の感情におちいることもある」という。それは、テンジクネズミを輝明が逃がした夜、都古が「テルのせいでしょ!?」と言ったことだ。深く反省する都古に、「輝明さんと話していると、よく都古さんの名前が出ときます」と、堀田は、輝明の都古への信頼を告げた。
輝明に親しみを覚え始めた幸太郎(須賀健太)は、公園で弱った子猫を見つけ、「飼育係でしょ」と輝明に相談する。輝明は子猫を都古の部屋に連れて行き、部屋にいた河原が自分の動物病院で預かってくれることになった。話が済んでも帰ろうとしない輝明を誘い、夕食をとる三人。ところが食事が終わっても「河原さんは?」と輝明は帰ろうとしない。仕方なく河原は輝明と一緒に部屋を出て、別々の方向に帰るふりをしてから、都古の部屋に戻った。
帰ってきた輝明から河原の名前を聞いた里江は、都古に恋人がいることを初めて知ることとなる。後日、里江は都古と会い、いつまでも輝明のことで都古に頼ろうと思っていないことや「都古ちゃんには都古ちゃんの人生がある」と話す。里江は輝明に都古の手を借りなくても生きていって欲しいと思っているのだ…。

 ひとつずつ仕事を覚えていく輝明(草なぎ剛)は、一人で飼育日誌を書くことができた。驚き喜ぶ三浦(田中圭)、「テル、よくがんばったね」と褒める都古(香里奈)。そんな都古が動物園を辞める日も近づき、里江(長山藍子)は輝明に都古が動物園に来なくなることを説明するが、輝明が理解しているかは今ひとつ分からない。都古は退社した後の輝明を古賀(小日向文世)にも頼んだ。古賀が自閉症のことをよく知っているのではないかと、都古は思っていたのだ。すると古賀は自分の息子が自閉症であることを語った。それは、古賀が初めて他人に打ち明けた瞬間だった。
 久保(大杉漣)らに見送られつつ都古は退社し、その後も輝明は特に変わった様子もなく働いていたが、休みになると、「都古ちゃんのところに行ってくる」と言い出した。結婚したから今までのように家には行けないと里江は説明するが、輝明は「どうして?」を繰り返すばかり。輝明はりな(本仮屋ユイカ)に都古の新居への行き方を教わって河原家を訪ねた。驚きながらも都古と帰ってきたばかりの河原(葛山信吾)は輝明を迎え入れるが、2人は昼食を食べ終われば河原の動物病院に行かなくてはならない。「どうして?」を繰り返す輝明に、都古は「約束したから」「結婚っていうのは、ずっと一緒に仲良くしていこうって約束することなの」と説明した。
 輝明が都古の新居に行ったことを聞いた里江が心配しているところへ、輝明は帰宅。手洗いとうがいを二回行う。いつもは一回のはずがどうしたんだろうと顔を見合わせる里江とりな。とはいえ、朝になれば輝明はいつもどおり出勤する。ただ帰りが遅い。秀治(佐々木蔵之介)は理由を聞くが、輝明はハッキリ答えない。輝明は、都古の新居へ行った日から変化していた。食事中に何度も立って洗面所でうがいをしたり、一日一通の都古への葉書が二通に増えるなど、こだわりが以前に増して強くなっているのだ。家族の輝明への心配は深まるが、里江には人間ドックで一泊留守にしなければならない予定があった。輝明のことを気にしながらも里江は人間ドックへ。その日、輝明は出勤時間が来ても玄関で行ったり来たりを繰り返し動物園に遅刻するが、誰も気にとめない。そんな中、古賀だけが、輝明の変化に気づいていた。
 そしてある日、動物園で仕事中に輝明の姿が見えなくなった…。

 都古(香里奈)と葉書で約束したとおり一生懸命に動物の世話をする輝明(草なぎ剛)は、古賀(小日向文世)の指導でテンジクネズミの爪を切る新しい仕事を覚えた。そして、会話を交わすようになった亀田(浅野和之)と初めて自己紹介をし合う。亀田は自分の店でコーヒーでも飲んでいかないかと輝明を誘った。亀田のロードバイクに続いて輝明も自転車を走らせるが、とある場所で止まってしまう。店に着いた亀田がふと振り返ると、着いて来ていたはずの輝明がいない。輝明の自転車での行動には決まったパターンがあり、知らない道には進めないのだ。輝明はしばらくその場所で亀田の進んだ方向をじっと見ていたが、来た道を引き返した。
 真樹(森口瑤子)のプレッシャーから幸太郎(須賀健太)は塾でカンニングし、それがバレて大目玉を食らった。秀治(佐々木蔵之介)が助け舟を出しても耳を貸さない真樹は、「二度とお母さんに恥をかかせないで」と幸太郎を強く叱る。それ以来、幸太郎は塾に行くふりをしつつ、輝明の動物園に行くようになった。得意の絵で動物のポスターを描き、三浦(田中圭)らに褒められてニッコリ。幸太郎は小学2年生まで絵画教室に通い、絵を描くのが好きなのだ。「絵画教室に行きたい」と、幸太郎は秀治に正直な気持ちを打ち明けた。
 ある日、真樹は塾からの電話で幸太郎が塾に通っていない事を知る。怒り心頭の真樹が待っていたその夜に限って、幸太郎の帰りが遅い。里江(長山藍子)が再検査で病院に外泊していたため、秀治宅で夕食を食べていた輝明は、幸太郎が動物園に来ていたことや、一緒に帰らず一人で遊んでから帰る事などを話した。驚いた真樹は「どうして教えてくれなかったの?」と輝明に詰め寄る。落ち着きをなくしツール・ド・フランス歴代優勝者を言い出した輝明は、リビングを出て行った。
 幸太郎を探しに出かけた秀治やりな(本仮屋ユイカ)と入れ替わりに幸太郎が帰宅したが、眼鏡が壊れていた。真樹は幸太郎を問いただすが、幸太郎は黙ったまま輝明の部屋へ。しかしそこに輝明の姿はなく、自転車も消えていた…。

 輝明(草なぎ剛)が亀田(浅野和之)のカフェの前に立っていると、りな(本仮屋ユイカ)が通りかかった。ドアが開き、亀田が顔を出して輝明をコーヒーに誘う。兄の代わりに断ろうとするりなをさえぎり、輝明は一人で店に入っていった。里江(長山藍子)は、都古(香里奈)が動物園を辞めてからも、輝明が新しい事に挑戦していることにホッとする一方、動物園の人が戸惑っていないか少しだけ不安を感じていた。
 動物園では、三浦(田中圭)たちが輝明も交え、レッサーパンダの双子の赤ちゃんの名前を一般公募の中から決めようと盛り上がっていた。一方、久保(大杉漣)は本社に呼ばれ、本社の上役から来園者数が減っている理由を問われていた。このままでは本社に戻れないどころか、動物園の園長でいることすら危うい。久保は来園者数アップのために、マスコミ発表を行えるよう、レッサーパンダの名前を早く決めるように古賀(小日向文世)に指示した。
 双子の名前はクッピーとマーボに決定。だが、マスコミ発表の当日、クッピーの元気がない。古賀は久保に延期を求めるが、久保は「別に死ぬわけじゃないだろう」と、古賀たちの意見を無視して無理やりマスコミ取材を行った。その後、クッピーの容態は心配な状態に…。輝明もクッピーを見守るが、勤務終了時間になったため帰宅。先に上がるよう古賀に言われた久保も、心を残しつつ帰宅するが、途中、焼き芋を食べている輝明を見つけ隣に座り、「私達以外は一致団結のようだね」と独り言のようにつぶやく。と、輝明は思いたったように立ち上がった。動物たちが元気でいられるよう一生懸命お世話をしてください、という都古との約束を思い出し、動物園に戻ったのだ。
 そして輝明は帰りが遅くなることを家に電話し、職員たちと一緒にクッピーの回復を見守った。古賀は輝明を家に送り、都古の退職後、動物園に迷惑をかけていないかと心配する里江に「ちゃんとやっていますよ、ウチの飼育係の一人として」と伝えた。
 翌日、レッサーパンダが観覧できないお断りの貼り紙をする久保に、多くの客が文句を言いつつ帰っていった。苛立つ久保は、古賀に「私を責めたきゃ責めればいいだろう!」と声を荒げてしまう。

 幸太郎(須賀健太)は輝明(草なぎ剛)に五百円玉を渡し、五千円全額を返し終えた。ロードバイクを買うために毎月給料を積み立てていた輝明も目標だった60万円が貯まり、りな(本仮屋ユイカ)と一緒に買いに行く。が、輝明が欲しいカタログのロードバイクはなく、在庫を取り寄せることになった。
 久保(大杉漣)は古賀(小日向文世)に、輝明を見ていると息子を思い出さないかと聞く。自閉症の息子にもう一度会いたいと思っていた古賀は、離婚した妻に会いに行くことを決意。久保に勧められたこともあり、動物園の飼育係一日体験に息子を誘う。元妻は、息子は父親が死んだと思っているから混乱するだろうと言いながらも、会いたいかどうか本人に聞いてみると古賀に約束した。
 都古(香里奈)の家に遊びに来ていた千晶(MEGUMI)は、河原(葛山信吾)の顔色を伺うような都古の様子に気づき喧嘩でもしたのかと聞くが、都古の口から出たのは、いい奥さんなら私じゃなくてもよかったんじゃないかという、河原との結婚生活に抱いている辛くて不安な本音だった。都古が親のことで辛い思いをしてきていることを知っている千晶は、都古をなぐさめる。
 里江(長山藍子)は輝明が飼育係として働き始めてから一年が経ったのを機に、久しぶりに都古と会った。そして輝明が安定した毎日を送っていることや、仕事も気に入って頑張っていることを伝えた。「私もがんばらなきゃ」とつぶやく都古は、輝明が頑張っているなら「中途半端に会わない方がいいですよね」と、里江に聞く。
 動物園では飼育係一日体験の日、三人の中学生がやってきたが、古賀の息子の姿はなかった。輝明を見本にして様々な一日体験が終了した後、古賀は輝明の視線の先に立っている息子の姿に気づく。
 里江は、輝明が都古に会うことで再び不安定になったりしないかと堀田(加藤浩次)に相談した。すると、輝明に都古を会わせても大丈夫でしょうとのこと。その夜、里江は都古をご飯に呼ぼうと思うと、輝明に話してみることに。

 輝明(草なぎ剛)の胸で泣いた都古(香里奈)。河原(葛山信吾)の動物病院に仕事に行くという都古に、輝明は「約束だからね」と言う。その言葉は、都古自身が輝明に教えた、「結婚とはずっと一緒に仲良くすること」という約束を思い出させた。河原の動物病院へ向かった都古を見送った輝明は、いつもと変わりなく帰宅したが、ベッドに入ってから涙をこぼす。
 ロードバイクで走る素晴らしさを語る亀田(浅野和之)の言葉を聞いている輝明。その夜、輝明はレースに出たいと家族にチラシを見せるが、里江(長山藍子)も秀治(佐々木蔵之介)も無理だと言って賛成しない。りな(本仮屋ユイカ)だけは、やってみないと分からないと言う。そんなりなに秀治は、一人暮らしをしたいと言い出している理由を聞き出そうとするが、りなは何も答えない。
 一方、都古は河原の友人を招く準備をしていたが、その様子に元気がない。河原がワインを買いに出た間に、都古もスーパーへ。が、河原が帰宅しても都古は戻ってこない。時間を気にしながらイライラと待つ河原が寝室を覗くと、クローゼットが開けっ放しになっていて、都古の結婚指輪が置かれていた…。
 大竹家では、秀治の家族も一緒に夕飯を食べていると、輝明が食べながら静かに涙をこぼしていた。輝明はたまに突然泣くことがあるし、食欲もあるようだから大丈夫、とりなは言うが、里江は心配だ。朝になり、やはり心配が募る里江は、動物園での輝明の様子を聞きに行こうと出かけるが、わざわざ行くことない、とりなは言う。戻った里江が、特に何もなかったようだと何気なく告げると、「そんなの最初からわかってたじゃん!」と言ってりなは部屋を出て行った。

 輝明(草なぎ剛)が残業する動物園に現れた都古(香里奈)を、輝明の家族たちは温かく迎え入れた。今まで輝明を見守り、支え、必要とされていた都古だが、輝明と離れて寂しさを感じているのは、自分の方だったと気づく。子供の頃から都古が一番安心できたのは、輝明と一緒にいる時だった。
 輝明が自立した生活ができるようになることは、輝明本人にとって、より誇りを持って自分らしく生きていける大きな可能性だ。その可能性を見つけていく一つの方法として、里江(長山藍子)と都古は、堀田(加藤浩次)からグループホームのことを聞く。積極的に調べる都古と、自立を願う反面、輝明と離れて暮らすことにとまどいもある里江。秀治(佐々木蔵之介)や、りな(本仮屋ユイカ)も、みんなそれぞれに輝明のことを思いやりつつ、考えをめぐらせる。
 輝明は、ロードバイクのレースに出場するため、亀田(浅野和之)と共に練習を続けている。都古や家族、そして久保(大杉漣)や古賀(小日向文世)たち動物園の仲間は、それぞれの胸にそれぞれの思いを抱きつつ、輝明の挑戦を見守っていた。人々の精一杯の応援の中、ついに輝明はレースに出場することになる。

大竹 輝明 – 草彅剛
松田 都古 – 香里奈
大竹 秀治 – 佐々木蔵之介
大竹 りな – 本仮屋ユイカ
大竹 真樹 – 森口瑤子
大竹 幸太郎 – 須賀健太
大竹 里江 – 長山藍子
三浦 広之 – 田中圭
古賀 年雄 – 小日向文世
久保 良介 – 大杉漣
青木 大輔 – 澤田俊輔
水野 楓 – 星野奈津子
高野常務 – 山田明郷
大石 千晶 – MEGUMI
河原 雅也 – 葛山信吾
堀田 丈二 – 加藤浩次
亀田 達彦 – 浅野和之
山本 武 – 滝直希

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感想

僕シリーズは全部見てすごく感動したり素敵な作品だったけど、この作品は自閉症が取り扱われているというとこで最初は正直なところ敬遠していた作品だった。
ドラマが放送されていた当時見ることができなかったのだけれど、年数が経って見てみると自閉症の主人公の純粋さや登場人物などに心が洗われてすごく感動させられた。
色々な問題が起こっても周りの理解やサポートで解決することができて、見ていてとても気持ちが良かった。

このドラマは本当に良いドラマだと思う。
この作品はフィクションだからこんな優しくはないと突き放してしまえばそれまで。
田中圭が演じる役柄の対応こそがリアルで、そんな彼も確実に向き合っていてそれだけでわかることがいっぱいあった。

このドラマは自分にとって人生の支えになっている。
このドラマのテルを支えているつもりが本当は都古が頼りにしていたというのがすごく分かった。
日頃いろんなことがあって忙しくて疲れてしんどくなった時に、純粋なテルのような存在がそばにいてくれるだけで心が和らぐ。
またストーリーだけではなく、動物の風景や音楽もゆったりとしていてすごく心地よくて、荒んでいた心がいつのまにかリセットさせられていた。
このようなドラマがどんどんと増えていって欲しいし、今でも何かあるたびにこの作品を観て癒されている。

まとめ

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