眉山－びざん－(映画)公式無料動画配信や見逃し・レンタルをフル視聴する方法・感想まとめ

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「眉山－びざん－」とは？

2007年5月12日に公開された映画「眉山－びざん－」。
この作品はさだまさしのベストセラー小説が原作となっており、松嶋菜々子主演で実写映画化されました。
この作品では母の恋と娘の恋が紡ぎ出す奇跡を映像化されており、家族や恋人や友人や故郷について考えさせられる物語となっています。

「眉山－びざん－」あらすじ

残された時間の中で娘は、母の切なく苦しい恋を知った。
東京で旅行代理店に勤めるさきこ咲子（松嶋菜々子）は、故郷の徳島で一人暮らす母・たつこ龍子（宮本信子）が入院したと聞いて、久しぶりに帰郷した。相変わらず気丈な母であったが、担当医よりその母が末期ガンだと知らされ咲子は愕然とする。相談もなく自分一人で物事を決めてしまう身勝手な母、父のことを決して語らない母に、寂しさとわだかまりを抱えてきた咲子。そんな咲子は母を看病する中で、医師・てらさわ寺澤（大沢たかお）と出会う。母という人間を受け入れられずに悩む咲子を寺澤は温かく包んでいく。そんな寺澤に、咲子も自然と惹かれていくのであった。
残された時間の中で咲子は、寺澤に背中を押されるように、いままで知ることのなかった母の人生を知っていく。会ったことのない父のこと、母と父の切なく苦しい恋を―。やがて、母の死期が近いと悟った咲子は、母が父と果たせなかったある願いを叶えるために、母を熱狂の阿波おどりへ連れ出すことに……。

「眉山－びざん－」出演者

河野咲子：松嶋菜々子
寺澤大介：大沢たかお
河野龍子：宮本信子
大谷容子：円城寺あや
森山晴美：松本じゅん
吉野三郎：金子賢
小畠剛：中原丈雄
島田修平：永島敏行
松山賢一：山田辰夫
綿貫秀雄：本田博太郎
篠崎孝次郎：夏八木勲

「眉山－びざん－」配信状況

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感想

この作品は観る年齢によっても感じ方が全然変わってくるんだろうなと思う。
この作品をもし自分が若い時に見ていたら、母親の気持ちは理解不能だったのではないかと思う。
両親に対する感情、幼い頃に持った感情も嘘ではないし、大人になって幼い頃には見えていなかったことが見えてきて持つ感情も本物。
人生には綺麗なことも汚いこともあって、白か黒かで単純に分けられるものではなくいろんな色で構成されていて、カラフルで愛おしいものに思えてきた。

この作品はなぜだか夏になると思い出すように見たくなる。
特にラストのアワード踊りのシーンは見応えがあってとても素晴らしい。
今はコロナの影響でなかなか人が集まることもなくて、なんだか人が集まっているシーンを見るとやたら感動してしまった。

この作品を見ていると母と娘にとって、お互いの存在は永遠の課題なんだろうなぁと思った。
またクライマックスの阿波踊りは圧巻だった。
阿波踊りに限らず伝統芸能は何百年と続いているだけあって、毎年行われて毎年見ていたとしても飽きがくることなく人の心を惹きつける力がある。
踊り天国でひたすら踊り続けてみたいと思った。