SHIROBAKO(シロバコ)見逃し動画配信を無料で1話~全話フル視聴する方法【アニメ・劇場版】

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「SHIROBAKO」とは?

2014年アニメ「SHIROBAKO」は、P.A.WORKS制作、水島努監督によるオリジナルアニメです。
5人の女の子が制作進行・アニメーター・声優・3DCGクリエイター・脚本家としての夢を追って、作品の完成を目指して奮闘するアニメーション業界の日常を描く群像劇!
2020年には劇場版も公開された人気アニメです!

TVアニメ『SHIROBAKO』 C87公開PV

シロバコとは映像業界で使われる白い箱に入ったビデオテープの事でありひとつの作品が完成した際に、制作者が最初に手にする事が出来る成果物である。
イラストや写真等で華やかに作られている販売用パッケージと比べれば、白い箱に入っただけのテープは地味かもしれない。
しかし、そこにはクリエイター達の想いが詰まっている。

この物語は、5人の夢追う女の子を中心に、シロバコの完成を目指し奮闘するアニメ業界にスポットを当て日々起こるトラブルや、クリエイティブな仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこそ起こる結束や衝突といったアニメ業界の日常を描いた群像劇作品である。

そして、5人が共に目指した夢への挑戦。その先に見出す希望へと続くサクセスストーリー。

そう、アニメの今がここにある・・・

第1話
「どんどんドーナツ! どんと行こう!」。上山高校アニメーション同好会のあおい、絵麻、しずか、美沙、みどりは、いつか共に商業アニメーションを作ろうとドーナツに誓った。そして、二年半後。かつて夢を掲げた手には無骨なハンドルが握られている。あおいは、アニメーションの制作進行として今日も精一杯駆け回っていた。回収からスタジオに戻り、見回すと人の気配が消えている。不審に思った彼女が会議室のドアを開くと――。

第2話
4話の制作状況が逼迫し、慌てるあおい。3話作画監督の遠藤にヘルプを直訴し、やり取りの末、なんとか承諾を得る。だが、一難去ってまた一難――。4話のダビングに出向いたあおいは、監督と演出家のリテイクに対する応酬に胸を騒がせることに。声優の演技に触発された監督の注文は、音付けから次第にエスカレートし、絵に対するものへと矛先を変えていく。そしてあおいは、監督から発せられた、信じられない一言を耳にした。

第3話
4話作業に加えて、9話進行も任されているあおい。新人ゆえ慣れない作業に戸惑いつつ、ひとつひとつ整理し進めていく。だが、デスクの本田に状況を問い詰められると、思わずアワアワ。なんとか矢野の助け舟でパニックを脱するも、宅配業者が原画を持ってこなかったり、アニメーターからのカットが上がらなかったりとてんてこ舞い。とはいえここまではどんな新人制作でも経験する、よくあるトラブルだった。そう、ここまでは。

第4話
「ああ〜ん、いいですわ〜!」、電車の中で怪しげなセリフを呟く少女。しずかは人生初オーディションへの道中、小声で練習を重ねていた。緊張の中アフレコスタジオ内で待機していると、超売れっ子声優の姿が見える。同じ役を受けるという事実に、さらなるプレッシャーを感じるしずか。何度も練習してきたというささやかな自負さえも気負いに繋がってしまう。そして、いよいよオーディション本番! しずかは意を決して立ち上がる。

第5話
事件は武蔵野アニメーションで始まった──。太郎は遠藤の怒りの原因を、あおいへと語り出す。作画で描かれるはずの見せ場カットを、監督が「3Dに変更しようか」と言いだしたことが発端だった。その旨は太郎から、該当カットの原画担当だった遠藤へと伝わる。だが伝達の際、口に出た余計な一言が、遠藤をカチンとさせた。遠藤と3D監督の下柳との間を行き来する太郎。伝言ゲームは次第に悪い流れになっていき……。

第6話
遠藤との一件は、あおいの担当話数にまで波及する。手の打ちようがなくなり、ついにデスクの本田へと相談。監督判断となるも、その監督がスタジオを抜け出してしまい、収集がつかない。遠藤本人も捕まらず、太郎が自宅まで赴くことに──。事が大きくなっていく中、あおいは、学生時代一緒にアニメを作り、今は下柳と同じく3DCGを生業とする会社で働く美沙に現状を相談する。そこで美沙から出た言葉は、驚くべきものだった。

第7話
郷里から姉がやってくる──そんなバタバタした状況で会社に向かうあおい。そこで待ち受けていたのは、同じ制作進行の先輩である落合が退職するというニュースだった。あおいは少なからずショックを受ける。複雑な気持ちで、絵麻の原画の回収を行っていた彼女だったが、会話の最中、急に絵麻の顔が曇り出す。絵麻は悩んでいた。巧くなろうと丁寧に描くと、量が描けない。だが早く描こうとすると巧く描けないというジレンマに。

第8話
落合の退職をきっかけにして、自分に夢があるのか考え始めるあおい。何はともあれ原画の回収に赴く。立ち寄った瀬川の自宅。その雑談の最中に、あおいは、以前絵麻に対してキツイことを言った瀬川の真意を聞く──。一方その当人である絵麻はスタジオで、イライラの只中にいた。リアルな猫を描くことができない、そんな彼女を見かねて総作画監督補佐の井口が声を掛ける。悩みを明るく受け止める井口は、突然絵麻を散歩に誘い……。

第9話
木下監督のいつまでも上がらないコンテに、業を煮やす武蔵野アニメーションの面々。あおいは納品までの期日を思い、頭を抱える。同じ頃、美沙も悩みを抱えていた。CG会社に務める彼女は、車のパーツばかりをモデリングしている状況にフラストレーションを感じる。「やりたかったのは、キャラクターアニメーションだったはずなのに……」。夢に向かって入ったはずの会社で、現実と折り合いをいかにつけるべきか。美沙は揺れる。

第10話
民族楽器の素材を音響スタジオに届けに行くあおい。そこで彼女は引っ張り込まれ、なぜかハイヒールを履かされるはめに。突然の事態に驚くあおいだったが、効果音を録るために必要なことだという。腑に落ちたあおいは、作業を手伝う。だが、ただ歩くだけでもキャラクターに合わせなくてはならず、上手くいかない。リテイクを重ね、なんとかOKをもらうあおいだが、次に依頼された指示は「吠えてほしい」というもので……。

第11話
タイムリミットが迫る中、最終回の原画をアニメーターに振り分けるあおい。だが難度の高い数カットが撒き切れない。そこであおいは、他の制作会社の前に張って原画マンを捕まえるという手に出る。そこは彼女がかつて面接を受け、落とされた会社だった。思い出される記憶。上手く答えを返すことができず、落ち込んだあの頃−−。肝心の原画マン捕獲も不発に終わり、会社に戻るあおいだが、そこで思いもかけない言葉を掛けられる。

第12話
必死の思いで菅野のもとに赴いたあおい。だがそこで彼女は、自分が菅野のことをほとんど知らないままに、原画を依頼していた失礼に思い至る。謝罪する彼女に、菅野はひとつアドバイスを送った。翌日、武蔵野アニメーションで最終話について会議が行われることに。ナベPは監督にクライマックスであっても、もはや労力のかかるカットはできないと断言。コンテの変更を要求する。

第13話
人気原作『第三飛行少女隊』を手掛けることになった武蔵野アニメーション。ムサニの転機はあおいの転機でもあった。ナベPから言い渡された内容とそのプレッシャーに頭を抱える─。意を決したあおいは、まず監督である木下に『第三飛行少女隊』で、やりたいことを問いただす。意外にもしっかりした答えを返す木下だったが、そこに小笠原から思いもしなかった提案が──。

第14話
その日、武蔵野アニメーション社内では『第三飛行少女隊』のオーディション会議が行われていた。一癖も二癖もある人間が参加し、人気、歌唱、容姿といった芝居とは関係のない部分で、それぞれがゴリ押ししようと躍起になる。会議は大紛糾し、時間が過ぎていく中で、事態を収拾したのは音響監督の一言だった。その後も会議は続き、ようやく最後のキャサリン役検討に至る。そこで木下監督が挙げたのは「坂木しずか」の名前だった。

第15話
新人の入社式を終え、『第三飛行少女隊』も本格的に動き出す。あおいもデスクとして、慣れないながらも立ち回ろうと奮闘。新人の安藤と佐藤もそれに立ち会い、仕事を覚えることになる。制作の仕事は打ち合わせの連続。脚本打ち、演出打ち、作打ちetc。場合によってはロケハンに出向くことも。その合間に新人達は太郎とともに、付き合いの深いアニメーターの家を回る。こうして『第三飛行少女隊』は無事テイクオフしたはずだったが……。

第16話
キャラクターデザインに対する原作者からのダメ出しに、少なからずショックを受ける井口。検討会を開くが、原作者の注文は抽象的で分かりづらい。修正作業に入るも、制作作業が止まることへの影響は計り知れず、四苦八苦するあおい。稿を重ねる井口のキャラクターデザインだが、原作者の意見は芳しくなく……。

第17話
『第三飛行少女隊』アニメ化の話も世間に出始め、沸き立つムサニの面々。そこに立ちはだかった新たな課題。それはプロモーションビデオの制作だった。本編の作業と平行して進めなければならず、この非常事態に佐藤、安藤も動く。だが、佐藤は丁寧な言葉ゆえにスタッフを苛立たせ、安藤は考えなしに話をするため、スタッフをやきもきさせる。なかなかうまく進まない状況に悩む佐藤。しかも彼女にはひとつ苦手なことがあって…。

第18話
『第三飛行少女隊』のアフレコが始まった。だが、主人公役の鈴木は、緊張のため自然な芝居ができず居残りに。張り詰めた様子が抜けない鈴木だったが、音響監督・稲浪の巧みな誘導でなんとか乗り切る。無事初回アフレコは終えたものの、息つく間もなく、あおいはベテラン美術の大倉がいるという「バードパーク」というスタジオへ。だが、そこは焼き鳥屋だった。飲んでいた大倉に必死で美術の依頼するあおいだったが…。

第19話
立て続けに起こる問題に、パニック寸前のあおい。そんな彼女に、復帰した矢野が手を差し伸べる。矢野はまず、スタジオタイタニックへ赴くことに。半ば強引にタイタニックのヘルプになった矢野は、さらに奮闘。演出家不在の第5話に、池谷という男を投入する決意をする。実力は一流だが、サボりぐせも一流の彼に、無理やり仕事をねじ込むのだった。その頃、バタバタの真っ最中だったあおいは、丸川社長に声を掛けられる。

第20話
『第三飛行少女隊』最終話の脚本に悩むムサニ一同。原作の展開も見えず、脚本家の舞茸も苛立ちを隠せない。会議の中で、この物語が帰結するテーマは、一同にとっての「なぜアニメを作るのか」ということと同じなのではないかということに行き当たる。それを皆に問うあおいいだったが、答えは千差万別だった。はっきりした解決策を見いだせず自信のなさそうな舞茸。去り際の彼に、みどりが突然「師匠」と声を掛けた。

第21話
『第三飛行少女隊』のあるカットで、美沙の会社が3DCGパートを引き受けることになった。さらにそのカットに絵麻が携わることになり、奇しくも共同作業となる。そこで美沙は該当カットの参考として、絵麻、しずかと共に遊園地に行くことに。だが、果てのない美沙の探究心のため、幾度となくジェットコースターに乗るはめに…。所変わってムサニでは、グロス先会社の社長、磯川がやってきていた。彼は矢野、平岡と専門学校の同期であることを明かす。だが、平岡の態度はトゲを含んだもので―。

第22話
『第三飛行少女隊』も佳境に入り、さらに忙しなくなる武蔵野アニメーション。そんな中であおいは、最終話の作監補を絵麻に任せたいという井口の提案を聞く。喜ぶあおいだが、当人である絵麻は自信の無さから消極的だった。絵麻が作監補を受けなかった場合を考え、憂鬱になるあおい。さらに彼女は瀬川に対しても気を重くしていた。平岡の仕事の仕方を非難した瀬川を、なんとか説得しなければならないのだが…。

第23話
ムサニ史上最悪の緊急事態に、ナベPと葛城が慌てて夜鷹書房へと駆け込む。だが、ふたりの必死の粘りも、編集長と茶沢に届かない。作業をストップせざるを得なくなるムサニの面々。木下も絵コンテを直さざるを得ず、原作者の意向に沿った案で進めていくが、どうしても納得がいかない。そんな時、突如丸川社長から呼び出される木下。「監督とはどういう仕事だと思う?」という丸川からの問いかけに、木下は決意の表情を浮かべる。

第24話
ついに終盤を迎えた『第三飛行少女隊』の制作。変わらず頼りになるベテランたち。かつてのあおい同様に、頼もしくなった新人たち。そして、ムサニから浮いていた平岡も…。全員一致団結して、この苦境に立ち向かう。それは、高校時代、いずれ一緒にアニメを作ろうと誓い合った5人も同じだった。あおい、絵麻、しずか、美沙、みどり。それぞれが懸命に夢を追うことで、いつしか彼女達は、少しだけあの時の約束に近づいていた―。

制作進行の宮森あおいはムサニ5年目を迎え、日々の仕事に葛藤しながら過ごしていた。あおいは朝礼後、渡辺に呼ばれ新企画の劇場用アニメーションを任されることになる。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があった。

宮森あおい:木村珠莉

安原絵麻:佳村はるか

坂木しずか:千菅春香

藤堂美沙:高野麻美

今井みどり:大和田仁美

宮井楓:佐倉綾音

矢野エリカ:山岡ゆり

安藤つばき:葉山いくみ

佐藤沙羅:米澤円

久乃木愛:井澤詩織

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感想

アニメ制作会社としての実体が現場レベルで展開されており、リアリティがある作品だと感じる。
主人公の「宮森あおい」は、制作進行係として、様々なメンバーと連絡を取り合う仕事をしており、コミュニケーション能力の高さを感じた。私自身、社会人となって進捗管理やメンバーとの連絡・打合せをする事があるが、彼女の様に明るくコミュニケーションを取れるかというと中々取れない。アニメの人物ではあるものの、リスペクトできる人物であると感じる。
そんな彼女であっても、社内のメンバーが致命的なミスを起こして尻拭いをしたり、協力会社の方が納期ギリギリまで仕事をしなかったり、災難な目に合って苦労している。
その様子を見ると、現実の会社でも似た事があるなぁ…と共感でき、世の中の理不尽さを実感できる。
様々な苦労や協力を経てアニメーション完成(SHIROBAKOの中でのアニメーション作品)に繋げるシーンがある為、現実を知りながら達成感を感じるアニメである。
ご都合主義の展開、綺麗毎や正義がまかり通るアニメよりもSHIROBAKOの様な現実と闘いながら成果を出すというストーリーの方が、人の感情を揺さぶると感じる。
苦労を乗り越え成長を遂げるキャラクターを見て、自分自身も頑張ろうと思うアニメであり、勇気づけられるものであると感じる。

放送当時、毎週リアルタイム視聴しておりました。
ここまでアニメ制作の裏側に特化し、アニメを作る人達の仕事を細かく掘り下げたり、そういう人たちのアニメ制作への情熱が語られたりと、いままでにない、とにかく最初から最後まで熱い作品です。
アニメ制作会社「武蔵野アニメーション」社内のキャラクターだけではなく、外部のアニメーターや脚本家、ひいては声優や音響関係等、数え切れないほどの人数のキャラクター達が登場しますが、皆それぞれにしっかりと個性があり、1話からしばらくは登場毎に名前も字幕で出るので、すぐに推しキャラが決まります。
高校時代、主人公・宮森あおいと共に部活でアニメを作った5人の女の子たちは「また5人でアニメを作りたい!」という誓いを立てます。
それから数年後、それぞれ「こうなりたい!」という気持ちを持って、アニメーターや声優、3DCGや脚本家として、時には壁にぶつかったり、悩んだりしながらもアニメ業界で活躍していきます。
しかし、宮森は「制作進行」というのにとりあえずなったものの、ほかの4人のような具体的な夢が定まっていないまま、アニメ業界で働いています。宮森はどうなりたいのか、最終話までに幾度となく見せる宮森自身の成長も作品のポイントです。

学生時代に将来みんなでアニメを作ろうと約束した仲間たちが大人になってそれぞれの形でアニメの仕事に携わっていく物語。アニメーションが企画されどのように制作が進んでいくのか、またどんな人たちが制作に関わっていくのかが丁寧に描かれています。原画担当、動画担当、声優などいろんな立場の仕事を持った人たちが出てきますが、みんな色んな苦悩があります。求められるものが上手く提供できず何度もダメ出しをくらい心が折れたり、無茶なスケジュールを無理にでもこなさなければならなかったり、そもそも仕事を手に入れることが困難であったりと、それぞれの目線から仕事の動きや悩みを見ることができてわかりやすいです。また常に時間に追われているようなスピード感があり、アニメーション業界の過酷さがよくわかります。登場人物たちもとても魅力的で、みんながみんな才能があったり器用だったりやる気に満ち溢れているわけではないところがリアルでした。そしてそんなキャラクターたちが仕事をこなしていく中で人として成長していく様子が見られるので感情移入しやすく、仕事は違っていても共感できる部分が多くありました。自分も仕事を頑張ろうと思える作品です。

落ち目のアニメ制作会社「武蔵野アニメーション」に勤める主人公宮森あおいと高校のアニメ同好会であおいと一緒だった女の子4人を中心に、アニメ制作の現場を描くお仕事アニメです。
あおいが担当する制作進行という役職のことはよく知らなかったのですが、スケジュールを管理、調整し、納期を守らせる重要なポジション。自身が作品を描くことはないが、作品を世に出すためには欠かせない仕事です。突然の内容変更だったり、作業の遅れを言い出せず火を噴いたり、人間関係の確執で頓挫したり、アニメ業界に限らず仕事をしていれば「あるある」なトラブルが多発。あおいは「万策尽きたー!」なピンチの連続にパニックになりながらも、先輩達の助言やラッキーにも支えられ、問題を解決していきます。
この作品の男どもは皆いい加減だったり、頼りなかったり、情けなかったり、しょうもない人ばかりですが、それをあおい達女性陣がアメとムチで上手に動かしていくところが面白い。
ラスマイの23話ではこれまでの大問題がスッキリ解決し、その上に感動ものの回です。でも、ちゃんと最初から見ないとその感動は味わえません。あおいの涙の理由はさて何でしょう。
真剣に仕事と向き合う姿が勇気と元気を与えてくれる良作なので、ぜひ多くの人に見てもらいたいです。

このアニメは、アニメを作るためのテクニックが紹介された、これまでにない興味深い作品でした。特に、アニメーターになりたい人にとっては参考になるのではないでしょうか。そして、登場キャラクターたちが、苦悩しながらアニメ作りをして、成功させる様子は、サクセスストーリーで見ていてとても気持ちが良いです。特に、アニメーターの人たちにとって、あるあるな出来事がたくさん紹介されているのが興味深いです。そして、アニメーターたちの日常が紹介されているところも面白いです。「最後に帰る人はちゃんとエアコン切ってください」や「冷蔵庫の中の飲みかけのペットボトルは今日捨てます」など、一見するとどうでもいいような日常生活が描かれているところも、アニメーターってこういう世界なんだと感心させられます。そして、ストーリー構成も良かったと思います。全体で24話の作品だったのですが、前半の12話と後半の12話にて訴求ポイントが異なるところが、見ていて面白かったです。前半では、アニメの世界を全くわからない主人公が必死に働く様子が描かれていて、後半ではみんなをマネージメントしなければいけない立場が描かれている様子が見応えがありました。

水島努監督×横手美智子脚本の黄金コンビの最高傑作なアニメ制作業界内幕物アニメ。どぎつ過ぎない絶望的な現実と希望的活路の塩梅が絶妙。アニメ作りをアニメにするという、非常に危険な哲学の深淵に落ち込みそうなネタなのですが、百戦錬磨の強者コンビは何事もなかったようなド安定さで仕上げ、見るものに無用の不安を抱かせないどころか、見終えると、いままでとは違う、更に一段ステージアップしたアニメの見方が備わってしまうというお得仕様。主役の5人娘のキャラデザが、ちょっと可愛いすぎて作品世界と馴染まないんじゃ?と思わせるギリギリのラインを攻めて来るのも流石です。OP冒頭でこちらに向かって飛び出してくる彼女たちが、毎回眩しくって、それだけで満足してしまいそうに成る程。有名クリエイターにクリソツなキャラをガンガン投入して、「あの人がこんな事をしていたの⁈」とハラハラさせてくれるのも凄いです。中でもうならされたのは、一見、お調子者のアホキャラに見える、制作の「タロー」が実は壮大な野望を本気で実現するべく闘志を密かに?燃やしていることが、下らないと思われるふとした雑談シーンのちょっとした台詞に表されているということ、そこに横手氏の凄さを再発見しましたね。

まとめ

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