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精神状態ボロボロの最中に現れた謎めいた青年 (佐藤大樹) に、「私を愛して」 と思わず呟いてしまう優芽子 (大政絢)。勢いで青年を部屋に連れ込んでしまったが、我に返った優芽子は慌てふためき冗談だと言ってその場を乗り切ろうとする。だが、青年からは 「お金を返すまで優芽子を愛する」 と提案されるのだった。
事情を話した親友・友実 (瀬戸さおり) の後押しもあったが、青年との関係にまだ迷いがあった優芽子が気の抜けた格好で商店街を歩いていると前からやってくる青年…。そのまま公園へとやってきた2人。会話を重ねるうち、青年の笑顔が神宮寺 (佐藤大樹) と重なり、それに抗えなかった優芽子は青年との間に “恋愛契約書” を作ることに。内容を次々と決めていく中、優芽子は青年の名前も年齢も、素性を聞かない代わりに 「神宮寺くん」 と呼ばせて欲しいと言い出すが… !?

突如現れて優芽子 (大政絢) に抱きつく小松原冬馬 (小宮璃央) を前に、青年 (佐藤大樹) は驚きを隠せずにいた。冬馬の正体も分からぬまま、青年は 「優芽子の彼氏だ」 と自己紹介。青年の言葉を聞いて、優芽子は呆気に取られてしまう。そんな矢先、青年に熱があることがわかる。優芽子が家に泊めると言うと、それに対抗するかのように冬馬もいそいそと寝支度を始めてしまうのだった。
一方、仕事では水上 (細田善彦) から少し難しいプロジェクトを任されていた優芽子だったが、青年からの応援もあり順調に事を進めていた。
そんなある日、青年の寝癖に気づいた優芽子は友実 (瀬戸さおり) の 「王子様に育てる」 という言葉を思い出し、青年を美容室に連れ出すことに。青年の王子様化計画を進める優芽子だったが、青年といい雰囲気になったその瞬間、冬馬が現れただけでなく、親しげに青年を下の名前で呼ぶ人気アイドル・葵 (堀未央奈) まで登場し… !?

謎めいた青年改め光琉 (佐藤大樹) の彼女だと名乗ったのは人気アイドルグループ・Be With You の三木葵 (堀未央奈) だった。さらに葵から 「おばさん」 と呼ばれ茫然自失の優芽子 (大政絢) は、冬馬 (小宮璃央) を連れ帰るので精一杯だった。
女子生徒と腕を組んで去っていく初恋の人・神宮寺 (佐藤大樹) の姿と重なり、優芽子は光琉からの連絡を返せずにいた。光琉から電話で 「葵のことを説明させて欲しい」 と言われても、なかなか話を聞く勇気が出ず優芽子はモヤモヤとした時間を過ごすのだった。
そんな中、水上 (細田善彦) から任されていたプロジェクトが上手く行ったという知らせを受ける優芽子。心から喜ぶ優芽子だったが、水上から2人で食事がしたいと誘われ… !?
一方、優芽子を心配した冬馬は、光琉に優芽子の彼氏の座を賭けた勝負を挑むが軽くいなされてしまう。そんな冬馬の前に葵が現れ、ある話を持ちかけるのだった。

優芽子 (大政絢) のマンション前、泥酔した元カレの一太 (生島勇輝) が待っていたことに優芽子は驚きを隠せずにいた。そこへ光琉 (佐藤大樹) が駆けつけ…？
一晩明け、優芽子は改めて自分の理想が一体どんな相手だったかを振り返っていた。初恋の相手によく似た光琉、一途に尽くしてくれる冬馬 (小宮璃央)、包容力があって大人な水上 (細田善彦) … こればかりは心に任せるしかないかと優芽子はぐったりするのだった。
今度はマンション前に葵 (堀未央奈) の姿が。光琉から場所を聞いたとやってきた葵だが、優芽子に対し、将来は光琉のお嫁さんになると宣言。光琉のことをあれこれ話す葵とは対照的に、光琉のことを何も知らない優芽子は口を閉ざすことしかできなかった。
そんな中、やってきた水上との食事デートの日。優芽子が店に向かっている途中、光琉から 「今日、会えませんか」 というメッセージが届き…！

優芽子 (大政絢) のマンション前で鉢合わせしてしまった光琉 (佐藤大樹)、冬馬 (小宮璃央)、水上 (細田善彦)。突然帰ってしまった優芽子を心配して駆けつけてくれた水上にどう説明しようかと言いあぐねる優芽子に代わって口を開いたのは光琉だった。
ある日、優芽子はカフェの新規事業を任されることに。以前、自分が出した企画書が実現するとあって優芽子はやる気十分だった。そんな中、冬馬は優芽子の部屋で優芽子と光琉の “恋愛契約書” を見つけてしまう。それはやがて葵 (堀未央奈) も巻き込み、とんでもない事態へと発展してしまうのだった。
一方、優芽子は新規事業に少し及び腰になっていた。やる気ではあるもののうまくやれるか心配だと水上に胸の内を吐露すると、励ましてくれていた水上の話は思いがけない方向へと進み…！
想像の範疇を超えた出来事が起き優芽子は風邪を引いてしまう。買い出しに出た先でめまいを起こした優芽子を支えたのは、まさかの光琉だった。そのまま優芽子の看病をする光琉。“契約恋愛” の相手であるはずの光琉の優しさに優芽子は思わず酷いことを言ってしまい…。