偉大な誘惑者/無料動画配信や見逃しを1話から全話フル視聴する方法・感想まとめ【韓国ドラマ】

「偉大な誘惑者」を観て、「屈折した部分を持つシヒョン」と「嘘から始まる恋の行方」が特に魅力的だと思いました。
まず、屈折した部分を持つシヒョンについてです。このドラマでは、御曹司のシヒョンの様子が描かれます。シヒョンは、幼い頃から何不自由ない裕福な生活を送っていますが、母親を亡くしたショックで父親を信用することができなくなり、度々問題を起こしたり本気の恋愛ができなかったりしていきます。恵まれた境遇にいるものの、過去を乗り越えることができず、上手く生きられないシヒョンにもやもやしながら観ていました。
次に、嘘から始まる恋の行方についてです。シヒョンは、幼馴染のスジからの提案を受け、テヒという女性を自分のものにしようと動き、距離を縮めていきます。しかし、思いがけずお互いの良さに気づいていき、2人は本当に恋に落ちてしまいます。嘘がきっかけで出会った2人が、恋心を募らせていくところに、新鮮なときめきを感じながら観ていました。また、お互いに恋をしている相手がいるにも関わらず、新たな恋に落ちてしまいどうすべきか悩んでいく2人を心配しながら、このまま2人にくっついて欲しいとも思いながら、複雑な気持ちになって観ていました。

このドラマは、韓国ドラマとしては珍しく視聴率が伸びなっかったですが、私は結構ハマりました。なんといっても、チェ・スジ役のムン・ガヨンさんがとても美して可愛くて彼女をみているだけでも大満足です。そして、キャスト陣が豪華なのも魅力だと思いました。定番ではありますが「愛」がテーマとなっているので、どんな世代の人が見ても楽しめると思います。このドラマでは、この愛が遊びか運命かという興味深いテーマで、主人公たちは高校生から大学生になる年齢を演じていて、見ていると自分の学生時代の思い出なども蘇ってきて胸が高まりました。そして、出演者たちが身につけているファッションもとても魅力的です。韓国ドラマらしく喜怒哀楽が強調されていて、みているとこちらも本気で悲しくなったりムカついたり、笑ったりなど心動かされました。私の一番気に入ったシーンは桜の下でのキスシーンです。ヒロインがちょっと背伸びして口付けするところがとても初々しくて清々しい気持ちで見られました。ちょっとドタバタ的な要素があるのもみていて痛快でした。主人公のウドファンさんもジョイさんも色気があり絵になる二人だったと思います。ウドファンさんは最初はあまり好みのルックスではなかったのですが、ドラマを見ているうちにファンになってしまいました。

偉大な誘惑者は2018年の3月から5月頃に、放送された韓国ドラマなので以前から関心を持っていました。ウ・ドファンやRed Velvetのジョイ、キム・ミンジェなどの、10代、20代から絶大な支持を得ている女優や俳優が出演をしているのが魅力です。ウ・ドファンやRed Velvetのジョイ、キム・ミンジェの3人は、同じ高校に通っていますが、恋愛ゲームを楽しんでいる様子がうまく表現されています。男女が抱き合ったり、キスをするシーンはとても官能的ですが、嫌らしい雰囲気などがないのが魅力です。主人公の二人の両親が結婚を考えているので、それを阻止するために二人が先に結婚をしようと考えています。親が結婚を考えているのは、年頃の男女が複雑な気持ちになるのを、うまく演じていると思います。偉大な誘惑者は恋愛ゲームを楽しんでいる若者が、複雑な心境や苦しさなどをうまく演じていると思います。韓国ドラマの中でも偉大な誘惑者はストーリーが面白く、人気女優や俳優が役柄をうまく演じていると思います。偉大な誘惑者は様々な試練を乗り越えている所も、良い内容だと感じています。偉大な誘惑者は人気の歌手が主題歌を歌っていますが、作品とよく調和していると思います。

「偉大な誘惑者」というとても面白い題名に興味をそそられて実際に見てみることにしましたが、期待していた何倍もドラマ全体のクオリティーが高く内容も面白かったので大満足しました。過去の因縁が複雑に絡み合っていて、それが最高にドラマを面白いものにしていました。最初から最後まで主役を演じたウ・ドファンの色気がムンムンでいい声で、あまりにもカッコ良すぎて見入ってしまいました。人間関係に力を入れすぎてしまう人たち、そして誰もが繊細な心を持っているということ、それでもリスクを冒した恋愛を求めてしまう、というとにかくドロドロな内容に見進めていくにつれてどんどんハマってしまいました。少しだけ日本語のシーンが出てきたときにはテンションが少し上がりました。ストーリーは全体的にテンポ良く進んでいったのですが、後半の方が前半よりも予想外の展開が待っていて作品としての面白味も増していったように感じて最高でした。ドラマを見ているととても悲しい気持ちになったり、キュンキュンしたり、イライラしたり、と様々な感情にさせられるバランスの取れた良い作品だったので、また何度もこれから見返して楽しみたいなと思っています。韓国ドラマ好きの人に特にお勧めしたいです。

ヒロインのテヒを演じたジョイが可愛いかったです。この作品で彼女のことを知りましたが、透明感ある演技とルックス、素敵な笑顔に魅了されてファンになってしまいました。そして、ストーリーに関しても財閥と庶民とのラブロマンスに財閥に関係する様々な登場人物の思惑や陰謀が絡み合う展開が日本にはなじみのない設定だったので、新鮮に感じで面白かったです。さらにストーリーにはラブロマンスだけでなく、サスペンスやミステリー要素も含み、二転三転してハラハラする展開も多くて次のエピソードが気になってしょうがありませんでした。また、終盤が印象的で、王道的なストーリーながらも涙なしでは見れない展開に見ごたえがありました。シヒョンが最初はテヒを誘惑するつもりがミイラ取りがミイラになってしまうもテヒにばれてしまい、これまでやってきたことの報復を受けるという展開ながらテヒを助けるために頭を打って意識不明になってしまう姿に本当にテヒのことを愛しており、テヒもまた愛していることのを見れてグッとくるものがありました。そして、ラストには数年後、再開して幸せそうな二人を見て最後は視聴者側もほっこりした気持ちになれたのがよかったです。

お金持ちは心に余裕があるから、遊ぶのも大胆に行動出来そうな気がします。仲間の金持ち友達と一緒に、いろんな事をしてきた主人公。でも誰でも悩みはあるし、それを隠して行動を演じなければいけないポジションの人もいます。恋をゲームとして楽しもうとする所は金持ちのボンボンにありがちな展開だけど、親の結婚がよっぽど嫌なのかな。ゲームの対象にされてしまった女の子は金持ちの遊びに付き合わされてとんだ災難だけど、騙す方はそこまで悪ではなかったんだね。最後は傷つくほど嫌な男になろうとしたのかもしれないけど、ほんのちょっとした良心が心の片隅にあったのかもしれないですね。キャストは当時の次世代のスターという位置付けで、仲良かったのでやりにくかったんじゃないかな。親に振り回されている状態は、どこか自分らしく生きられていないように感じているんだろうな。でも親にも恋愛をした時代があって、うまくいかなかった事が子供にも影響を与えるのはありえる事だと思う。みんなこれで幸せなんだよなと思って決心したとしても、何かの拍子でいけない恋に向かってしまうのは本当に同感できました。最後に賭けから始まった偽りの恋愛は本物になるのか、ここはこのドラマの見どころです。