漫画『わたしの幸せな結婚』を1巻から全巻無料でお得に安く読む方法！電子書籍サイト最安値は？

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初見シンデレラの要素を感じました。主人公が虐げられている境遇のなか、急に持ち上がった縁談。断る権利もなく、家の都合で結婚します。いじめの描き方で読み手も主人公の将来が不安になり、この結婚は行き場のない主人公にとって最後の綱と共感していきます。主人公は心をがちがちにしながら夫になる人と対峙。夫はイケメンで冷酷で、家・条件のために結婚。お互いの利害が一致している冷めた関係からスタート。生活をはじめるとお互いの印象や境遇に惹かれていき、距離が縮んでいく過程がとても面白いです。マイナスとマイナスが出会って、プラスにじわじわとなっていくようなエピソードが散りばめられていて、読むたびに「良かったね」とココロのなかで主人公を祝福していました。
男女の心境の変化を丁寧に読みたい人におすすめの作品です。

以前から「わたしの幸せな結婚」と言う作品の事は知っていました。王様のブランチで紹介されていてどんな作品なんだろうと思いました。SnowManの目黒くんが実写化すると知り読んでみました。物語は、ヒロインの美世は母の死によって、父と昔恋仲だった女性と再婚し、その継母と異母妹にいじめらて居場所がありませんでした。唯一の味方で初恋の相手・幸次は妹のかよと結婚してしまいます。美世は、冷酷無慈悲で直ぐに妻を離縁してしまうと有名な久堂清露のところに嫁がされることになります。はじめは美世かとても可哀想ですが、シンデレラストーリーで旦那様が少しずつ美世に心を開いていく過程が素敵です。旦那様のデレた時のギャップにキュンとします。

名家・斎森家の長女でありながら継母とその娘である妹の香耶に虐げられてきた美世は、冷酷な名門の当主・久堂家の当主の清霞に差し出されるように嫁がされたのですが、清霞はずっと実家で使用人同然に扱われてきた美世を見て、これまでにあてがわれてきた令嬢とは違うものを悟り、美世をそっと大切に扱うようになります。そして美世もまた、清霞が噂のような酷い男ではないことに気づき、二人は互いに心を寄せていくのです。まず、とても絵が繊細で美しく、それを見ているだけでその物語の世界に入り込めるほどの引力を感じます。そしてそれまで決して幸せではなかった美世と清霞がお互いをみつけたことで初めてささやかな幸福を噛みしめていくような雰囲気がたまりません。誠実だからこそ勝ち得たその”結婚”がとても眩しいのです。

一見普通の大正ロマンスっぽいですが、実はファンタジー要素も盛りだくさんな所が面白いです。主人公が自分に自信を持っていき、幸せになっていく過程も中々気になりますが、なにより異能が存在し、物語の根底に置かれているために、ただの恋愛物ではなく、ファンタジーとしても楽しめる所が魅力的です。とは言っても見所はやはり虐げられてきた主人公が虐げてきた相手に対して勇気を振り絞り立ち向かい、その後ヒーローが助けにくる場面だと思います。自身を根こそぎ奪われた主人公が勇気を振り絞り相手に立ち向かう所もその後ヒーローに愛情と言葉を注がれる所も、今まで読んでいて良かったと感慨深い気分になりました。不器用な二人の少々じれったい恋愛模様と適度に盛り込まれるファンタジー要素が噛み合った素晴らしい作品です。

異能の能力を受け継がなかった為に家族から冷遇され、そんな生活を続ける中で自己肯定感が全くなくただ耐えるだけの日々を過ごす中ある見合い話が舞い込みます。
その相手は高い異能を持つ家系ではあれども冷酷非情無慈悲と噂される久堂清霞のもとでした。
すぐに婚約を破棄され追い出されると覚悟の上で久堂家を訪れる美世でしたが清霞は思っていた人物ではなく…生活をしていく中で清霞は美世の人となりに興味を持っていき、その延長上で美世の今まで過ごしてきた背景を調べる中で美世を守っていきたい気持ちとともに愛しさが芽生えていきます。
今まで辛い思いを多くしてきた美世を初めて強い力で守ることのできる存在として清霞が立ち上がる場面はとても見ごたえがあります。

まず綺麗な絵に惹かれて読みはじめました。
終始綺麗な作画で、風景をはじめとして特に着物の柄がとても綺麗で、主人公の美世の気持ちが柄に反映されていくのもとても良いです。メインの二人、美世と清霞は圧倒的に美しいです。見た目もももちろんですが、美世はひどい扱いを受けていたにも関わらずそこまで心がひねくれていませんし、清霞の美世への気持ちも美しいと感じます。中身まで美しい二人と、周りの悪意との対比で美しさ際立ちます。
この世界には「異能」というファンタジー要素もあり、その異能がないために美世は実家で虐げられていました。追い出される形で何人もの女性が逃げ出したという清霞と婚約します。清霞やゆり江の優しさで美世の心がほどけていき、清霞も美世への愛が芽生えていく、そこの繊細な心理描写が見どころです。

主人公の美世

1巻のzはじめは、シンデレラのように虐げられていて、目は死んだようになっている可哀そうな主人公。だけど、人に媚びたりしない芯の強さがあります。着物などの身なりを気にして小綺麗でいようと努力します。使用人への接し方で賢くて相手を思いやる優しさが素敵です。これまで美世が怯えていた瞳が、結婚してから光が生まれて、キラキラしていくところが可愛いです。芯が強そうだけど、守ってあげたくなるような儚さも兼ね備えている魅力的な主人公です。

久堂清露

私が久堂清露の好きなところは、陶器のように白くて美しい見た目にはじめ好きになりました。あと、冷酷無慈悲で直ぐに嫁いだ人を追い返してしまうクールなところにはじめ魅力を感じました。でも物語が進んで行く事に変わってきたところにいいなっと思いました。はじめは毒を盛ったんじゃないかっと疑いをかけたりして冷たい顔ばかりだったのに、美世の性格を知って少しずつ微笑んで甘えてきてくれたりギャップにキュンとしました。

ゆり江

ゆり江は清霞が幼いころから仕えてきた久堂家の女中さんですが、清霞が世間で言われているような酷い男ではないことを誰よりもよく理解しており、だからこそ嫁いできてくれた見世の存在をとても大切に思っている優しい女性です。肉親との縁が薄かっただろう清霞にとっては母親のような存在であり、また同じく孤独だった見世にとっても温かく接してくれる数少ない人でした。彼女がいたからこそ、清霞の心の奥底にはまっすぐな優しさが育ったのではないかと思っています。

斉森美世

主人公である事もありますが、あれだけ虐げられ、それでも優しさを失わなかった所が凄いと思います。自信が根こそぎ削られるのは環境的に仕方のないことです。自己評価が低いのも異能の事を考えればあり得ない話ではないと思います。それでも心に怒りや憎しみを抱いても、相手を害するという思考にいかず、優しい心を持って居る事に驚きと共に羨望すら感じます。細やかな優しさを受け取り自分の中で大事にする事が出来る所も凄いとしか言いようがありません。そんな彼女の心持ちが好きであり羨ましいと思いました。

久堂清霞

今まで家にやってきた見合い候補が傲慢であったり欲深い女性が多かったために見合いを断り続けたため噂で冷酷非情と言われているが、人の見る目はしっかりしていたため美世の控えめながらも優しく人を気遣えるところに惹かれる人間性が好きです。
そしていざとなったら愛する相手の危機を身をもって助けに行き、圧倒的な強さで美世を助け、ことが落ち着いてからちゃんと自分の言葉でプロポーズをできるところが素敵です。
普段感情を表に出さなくてもいざという時に守ってくれるヒーローはかっこいいです。

九堂清霞

初めは美世に対しても冷たく、「かわいい美世ちゃんに何すんねん！」と思っていましたが、美世に対して違和感をおぼえて、ゆり江の話を素直に聞いて、美世に対してちゃんと理解をしようとしてくれるところが好きです。また、美世への愛しさが溢れている顔がたまらないです。その気持ちを伝える方法も美世に似合う着物をたくさん贈るなど、わかりやすく単純でかわいいです。美世の気持ちに寄り添って、美世を第一に考えていることが伝わるところも良いです。

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