キセキあの日のソビト(映画)無料動画配信や見逃しをフル視聴する方法・感想まとめ

仲間と一緒に夢を追いかける青春のストーリー、それだけでは語れない作品です。勉強第一でバンドなんて許さない、そんな家庭で育てられた2人の兄弟それぞれの生き方がとてもリアルに描かれてれています。松坂桃李さん演じる兄は、親に反抗しバンドマンとして生きようとしますが途中で挫折しそれでも夢を忘れられず葛藤しています。一方、菅田将暉さん演じる弟は親の期待に応えるように真面目に勉強し大学へ通い、それなりに友人とお遊びバンドなんかをして暮らしています。ところが弟は音楽を作り出す才能に溢れていて・・・。夢を諦めた兄の悔しさ、嫉妬、葛藤、そして希望を松坂桃李さんが見事に表現していて胸が締め付けられるシーンばかりです。特に、弟になんとか音楽をさせてやってほしい、俺にはなかった才能がこいつにはある！と両親に頭を下げるシーンは、胸が熱くなりました！！今まさに青春の中にいる若者はもちろんですが、大人にもおすすめの作品です。大人になる途中で誰もが経験したであろう挫折や嫉妬や葛藤を思い出し、心が揺さぶられます。、それぞれの想いを抱えながら兄弟が成長していき、そして最後にみせる吹っ切れたようなスッキリとした笑顔。大人になるってこういうことなんだなあ、と感じさせてくれました。

私は、この映画を観て、「音楽を愛する若者たちの姿」と「名曲誕生が迫る展開」が特に印象に残りました。
まず、音楽を愛する若者たちの姿についてです。この映画では、人気アーティストであるGReeeeNの知られざる物語が描かれます。物語のメインとなりGReeeeN結成のきっかけとなる兄弟をはじめ、GReeeeNのメンバーたちは日々がむしゃらに音楽と向き合います。様々な曲を歌い演奏するメンバーたちの姿から、音楽への気持ちの強さが伝わってきて、どうにかこの日々が報われて欲しいと願いながら観ていました。
次に、名曲誕生が迫る展開についてです。GReeeeNのメンバーたちは、人気アーティストの仲間入りを果たすためオリジナル曲の制作にも励んでいました。その中で、聞き覚えのあるメロディーが流れるようになり、徐々に誰もが知る名曲の誕生の瞬間が近づいていきます。メンバーたちの手で少しずつ曲が形になっていく様子に、ワクワクしながら観ていました。また、実際に曲を披露する場面もあり、実際にGReeeeNのメンバーたちと曲を作ったかのような錯覚に陥り、曲作りに奮闘した日々が報われて良かったという感動を覚えながら観ていました。

『キセキ-あの日のソビト-』という映画は実際にあった話です。
歌手のGReeeeNさん達を元に作られた作品です。
GReeeeNさんといえば姿を見せない歌手、声も高いし、誰がこの役をやるのかなど気になることばかりでした。
実際に役を演じるのは実力派俳優の松坂桃李さん、菅田将暉さん、成田凌さん、城田優さん、横浜流星さん達です。
そしてこの映画の見どころはなんといっても菅田将暉さん達の歌声がきけるというところです。
GReeeeNの名曲を歌い、どんな感じになるのかは映画を見る前からすごく楽しみにしていて、実際に映画を見て完璧に聞き惚れてしまったというのが本音です。
ですが映画の中ではそれ程完璧に歌いあげていました。
曲を聞くだけでも一見の価値があります。
もちろんそれ以外にも見どころは沢山ありました。
GReeeeNさんの私生活が描かれたシーン、どの様にGReeeeNが出来上がっていったのかなど本当に楽しかったです。
感動シーンもあって涙あり、笑いありの作品でした。
自分にもこんな青春時代があったらとちょっぴり寂しくもなりましたが、世界観に浸りながら最後まで楽しめたので是非たくさんの方にも見ていただきたい作品でした。

概ねの社会人の年代であれば聞いたことがあるであろう名曲が題、今最も演技が注目されていると言っても過言ではない菅田将暉さん、安定して映画出演を連続でこなす松坂桃李さんという興味をひく塊のようなラインナップにそのまま釣られ見始めました。
内容としては予告どおりアーティスト:GReeeeNさんの軌跡をたどるお話なのですが、とにかく出演している俳優陣の輝きがすごい。作中の俳優陣のまま楽曲も歌っているわけですが、グループ内の男子特有の仲の良さが非常にきれいに演出されています(むしろ本当に仲が良くてキラキラした青春を映画撮影時に送ったのかもしれないなぁ) 。また、グリーンボーイズとは対照的に孤高に夢を見据える松坂桃李さんのお芝居は実際の実在人物をリアルに現しています。余談ですが、この映画で描かれた皆様のその後が気になり検索し、松坂桃李さん演じるアーティスト:JINさんの活動を知り、映画で落としどころがなかった彼への気持ちがきれいなところに納まりました。
他人物のエピソードも少しずつ色付け程度に描かれるのですが、そこは少し印象が薄いです。あくまでもGReeeeNさんとJINさんの物語を追っています。
総括すると、20代が泥臭くも一生懸命に追いかける夢の輝きを体感する映画です。

菅田将暉さん、松阪桃李さん主演の某有名JPOPグループのサクセスストーリー秘話を描く作品です。この2人は同じ事務所内でも仲が良く、先輩後輩ということで配役に非常にマッチしていてなんともいい関係性で描かれていると思います。
他の重要メンバーも今となっては超ブレイク中の若手俳優が揃い踏み、というかなり心躍るキャストになっています。
ストーリーは歯科医を目指す男子大学生がひょんなことから音楽活動をスタートし、徐々に才能を開花していきます。当方は音楽業界で働いているのですが、ここの流れは非常にリアリティがあり信憑性のあるもので、とてもワクワクさせられました。ここはぜひ画面越しで感じてほしいと思います。
しかし音楽で成功すればするほどに見えてくる現実と、彼らの本来の夢であるはずの歯科医という職業との両立、さらにはメンバー間のギャップなど、様々な想いが交錯していきます。その中で音楽で想いを表現する素晴らしさ、青春の憧憬、夢を託し、託されていく美しさが見事に描かれていて、なんとも心を揺さぶられる作品でした。音楽と一緒に青春を送った方はもちろん、音楽をやったことがない方も背中をぐっと押されるような、でもどこかあの頃の自分を振り返りたくなるような、そんな作品です

「夢を持っている、探している、または現在進行形で取り組んでいる」
そんな方にぜひおすすめしたい作品。松阪桃李演じる兄（ジン）と菅田将暉演じる弟（ヒデ）が、互いに「音楽」という共通の夢に対し葛藤しながら奔走する青春映画。ミュージシャンでありながら、夢に挫折してしまった兄。一方、大学の歯学部に通う傍らやりたかった音楽にも突き進んでいく弟。ただ真っ直ぐ音楽へ熱を注いできた兄だが、ある日弟が持つ音楽の才能を垣間見てしまいます。

時間と労力を割いてきた自分（兄）の前に、才能を持つ身近な人間（弟）の出現。現実社会、また自分だったら嫉妬や妬みを抱きかねない状況でありながらも、この映画では兄が全力で弟の背中を押して協力し、自身の夢や希望を弟に託し重ねていきます。
そんな兄の姿と兄弟のひたむきさに感情移入してしまいます。この映画を通して、自分の青春時代・青年時代を回顧できる、そんな作品です。

この映画は、目標に向かって取り組んでいる人、漠然と自分にできることを模索している人に間違いなくおすすめ。それだけでなく、自分の周りに夢に取り組んでいる人がいるという方にもぜひ観てもらいたい作品。家族、友達など周りの人への関わり方や向ける視線が変わると思います。そして何より、音楽を目指す人には間違いなく見るべき１本。